第85回全国高校サッカー選手権大会は、
盛岡商(岩手県代表)が2-1で作陽(岡山県代表)に逆転勝ちし、初優勝を果たしました。

おめでと~~!!!


全国高校サッカー選手権大会の特集記事:
スポーツナビ
日刊スポーツ

私の場合、決勝戦は試合全部を通して見たわけではなくて、スポーツニュースでハイライトを見ただけだったけど(苦笑)。

前半は0-0で互いに譲らず。
後半11分に作陽・桑元くんがクロスバーに当たって跳ね返ったボールをヘッドで押し込み先制点。
後半19分に盛岡商がPKの絶好のチャンスを得るも、2年生の林くんが外してしまう。
しかしその7分後に林くんが汚名返上の同点ゴール(一度空振りしたけど見事にシュートw)。
そして後半40分に盛岡商・千葉くんが勝ち越しの2点目を上げ、見事優勝!!


ええっと……私、サッカーをとやかく評せる程の知識もないし、
今年の全国高校サッカーも準決勝のごく一部と、決勝のハイライトしか見ていないんだけど、
一応、高校の時(※ジュラ紀)はサッカー部のマネージャーだったんですよね……。

野球部が「甲子園」を、ラグビー部が「花園」を合言葉にするように、
サッカー部はやっぱり「国立競技場」が憧れだったなぁ~(遠い目……)。
ま、うちの高校は県大会2~3回戦止まりの、県内で中の下ぐらいのレベルだったけど(苦笑)。

そんなほぼサッカーど素人の杏月が、久々に高校サッカーを見た感想は
いや~、昔に比べてレベルが上がったねぇ。
……まぁ、見る人によっては
「個人技もシステムもまだ未熟で穴だらけ。もっとトラップやパスの正確性を上げないと」
てな評価になるのかもしれないけど。
でも私の目から見ると、ドリブルもパスもシュートも、それらしい形になっていて、
少なくとも私が高校生の頃の「わーわーサッカー」とは全く別物!
(そんなこと言ったら当時の部員達に怒られるかもしれないけど・苦笑)。


盛岡商の優勝は、岩手勢として初の全国制覇。
東北勢では1966(昭和41)年度の第45回大会に、秋田商が優勝して以来、
なんと40年ぶりの3度目の栄冠だそうな。

私はどちらかのチームを応援してるわけでもなかったけど、
東北代表校ということで、やっぱりちょっぴり盛岡商贔屓だった……かな?

北国の学校は、冬期間の積雪のせいでどうしても練習が制限されるんで
野球でもサッカーでも強豪校は出にくい……
な~んてのは一昔前の言い訳(実際、私達もそれを言い訳にしてた)。
今じゃ冬に雪上で練習は当たり前?
盛岡商は、夏は連日20~25kmの走り込み、冬も体育館が空くまでの約2時間を走っているとか。
決勝の試合終盤でも足が止まっている印象はなく、スタミナあるなぁ~と舌を巻きました。


偶然目にした準決勝後の勝利インタビューで、盛岡商の斎藤監督が声を嗄らして喉を押さえていたので
「叫び過ぎて声が嗄れたのかな?」とか、のんきに思ってました。
でも実は、斎藤監督は14年前に喉頭がんを患って声帯の1つを切除。
話す時は喉元を手で押して声を絞り出していたんだとか。
(本当に何も知らない俄か視聴者だということがバレバレで、いやはやお恥ずかしい……)
しかも、昨年11月には心臓の大手術をしたばかりで今大会に臨んだというから驚きました。
監督が声を嗄らして話される様は見ていて痛々しくて、インタビュアーに「もう聞かないであげて……」と思ってしまった。
来年には定年となる斎藤監督、全国優勝、本当におめでとうございます。

それにしても、国立競技場でプレーできた選手達がとても羨ましい。
プロの試合とは違い、「負けたら最後」という必死さがプレーの一つ一つに漲っていて
見ていて心が熱くなるような感動と清々しさがありました。
頂点目指して頑張った全ての高校サッカー部のみんな、お疲れ様でした!


最後に一つ。
日本テレビの応援歌、絢香の「Start to O(Love)」もとてもいい曲だと思います。ええ。
でもやっぱし高校サッカーと言えば
♪うーつー向くなよー 振り向くなよーーーーーーー
 (うーつー向くなよー 振り向くなよーーーーーーー)♪

                     (全国高校サッカーテーマソング「ふり向くな君は美しい」)
是非ともこちらでお願い致します(笑)!
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