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2009_10
26
(Mon)17:15

アフタヌーン09年12月号 おお振り感想(2)

昨日に引き続き、月刊アフタヌーン2009年12月号掲載「おおきく振りかぶって」の感想、後編です。

今月の感想前編はこちら→アフタヌーン09年12月号 おお振り感想(1)
過去のおお振り感想はこちら→カテゴリー「おお振り感想」


※以下、野球素人の腐女子によるネタバレ感想です。
 腐った妄言を含みますので、お嫌いな方はご注意ください。
 野球に関する勘違いなどありましたらお気づきの方はご指摘いただけると勉強になります!







●本日のメインエベント~、アベミハvsハルアキ、スペシャルタッグマッチ10分1本勝負~!
いきなりクライマックスに突入です!
話題はついに禁断の遺恨試合、シニアの関東大会ベスト16の試合へと……。

阿部「元希さんが本気で投げてりゃ勝てたかもしんないスよ」
  「満塁にしたとこで降りなくてもいーじゃないスか!」
  「エースが全力でチーム引っぱってくれりゃあ、流れなんか変えられます」

榛名「―――お前、それをずーっと怒ってんのか?」
ぐっ! 図星☆!!
榛名「成長したとかチームのために投げてんならとか言っちゃって!
 ホントはずーっと怒ってんだ! 2年も前の話だぞ!」

あ~あ、言っちゃった榛名さん^^;。図星すぎて阿部くんも逆上するわw
つーか、2年も前の話って、ついさっきアンタも小5の時やら中学の家族旅行やらで秋丸くんを詰ってたでしょ(苦笑)。
阿部「言わされただけっす! ほとんど忘れてましたよ!」(←う そ を つ けwww

榛名「もしかして”最低”扱いもそれで?」
阿部「そうですよ。てめーの判断で試合の手ェ抜くやつなんか最低でしょうが。
 周りを完全に無視してますよ。オレ達に恨まれたって当然と思いますね」

榛名「……そりゃあ。あン頃オレ、性格悪かったんだよ」
阿部くんは、自分の怪我した左膝を思いながら(それは今なら、少しわかる)
そうなんだよね……それは私も解ります。
怪我して思い通り動けなくなって、信じてた大人(監督)にも裏切られ見捨てられて、
自分にとって何より大事なもの(野球)がもうできないかもしれないと八方塞がりに思ったこともあったでしょう。
そんな真っ暗闇のどん底に沈んでいたら、他人のこととか、優しいイイ人になろうとか、考えられない。
自己防衛で、(三橋くんのように)小さくなって固い殻に閉じ籠るか、
周囲全てに対して攻撃的になるか……。
怪我をした榛名さんの絶望(あるいは今怪我している阿部くんの焦燥)に痛いほど共感できます。

榛名「いろんな人にあン頃のこと今だに怒らえっからさ。きっとオレがわりーんだ。
 おめーにも悪かったな

――榛名さん、素直に謝った。
ちょっとビックリ。
えらいな。
と感心したら、すぐさま「でーもーさーっ」と捲し立てて反論するのが、いかにも俺様榛名さんwww

でも、今までは阿部くんサイドから見た「シニアの関東大会の試合」の情報しかなかったから、
榛名さんは「1球も全力投球しなかった」「四球で満塁にしたのに80球でマウンド降りた」という
極悪非道で、手を抜くサイテーの投手、という第一印象が私の中に植え付けられていたんですよ。
だけど、榛名さんサイドの主張では「コントロール気ィつけた」
「あの試合で投げた投手陣の中では一番長く投げたうえに、一番点取られなかった」
「80球は中坊にとっちゃ当然の制限」(まぁ、確かにその通り)と、
榛名さんなりに「真剣に」試合をやっていた、ということが判明。
う~ん、なるほど。
物事って、双方の意見を聞いてみないと真実が見えない、というか、
お互いに自分の価値観を相手に押しつけて期待して、叶わないと不満が残るんだなぁ、というか。
対人コミュニケーションの難しさを、この会話に垣間見た気がします。

榛名「まァでも。練習相手になってくれたことはありがてーと思ってンよ。
 一人でもぜってー立ち直ったけど、おめーが捕ったり捕れなかったりしてくれたおかげで、
 イヤな時間が1年で済んだっつーかな。
 ありがとうそしてごめんなさい!

がばっと榛名さんが阿部くんに頭を下げて謝罪。そしてぱっと顔を上げて明るく、「もー恨むな!」

●この一連の榛名さんと阿部くんの会話で、私、涙目になりました。
榛名さんにとって阿部くんは、自分が一番つらい時期に真正面から向き合ってくれた、
”同志”のような存在だったろうと思います。
だから阿部くんにサイテー呼ばわりされても、「シニアにオモロイ1年がいるって自慢ゲに」秋丸くんに語ったり、
春季大会(原作3巻)で再会した時も気楽に声を掛けてきたり。
ナマイキでオモロイ可愛い後輩、なんだろうな、彼にとってはきっと。

阿部くんファンの方で「榛名は大っ嫌い」という声はよく聞きますし、
「そんなんじゃお前だけスッキリしちゃうだろ!」という秋丸くんのツッコミ通り、
一人でカラッと謝罪したつもりになって自分勝手、とも言えるかもしれません。
理由はどうあれ、シニアの頃の榛名さんはやっぱり責められるべき言動をしていたし。
でも私は、最もつらい時期に過剰な自己防衛で攻撃的になっていた榛名さん、そして、
幼くて純粋だからこそ、チームを省みない自己中心的な榛名さんを許せず憎んだ阿部くん、
そのどちらの気持ちにも共感を抱きます。
今回、阿部くんが今まで悶々と抱えていた恨み言を榛名さんにぶつけられたこと。
そして、榛名さんが素直に自分の非を認めて阿部くんに謝ったこと、
それ以上に、阿部くんにずっと感謝していたと言えたこと。
どちらもお互いに気持ちを直接伝えることができて、良かったなぁ。

GW合宿の翌日(榛名さんの春季大会を見た後)、阿部くんが三橋くんにこう言ったことがありました。
「……あのさ、しゃべんなきゃわかんねェかんな」
そのセリフ、そのまま今の阿部くんに。
つらい過去の記憶を引きずって、てめえにとってオレや戸田北のチームメイトはなんだったんだよ! と煩悶し続けるより、
直接話して、自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを知ることで、
心にわだかまったオリが溶かされることもあるんだよ、と。

シニアの関東大会で、80球でマウンドを降りていく榛名さんの背を見つめながら、阿部くんは
「オレ、なんのために、あいつの球捕ってたんだ?」と茫然自失で立ち尽くしていました。
だけど阿部くん、榛名さんはキミに感謝していたし、キミを必要としていたんだよ。

今回のやりとりが、阿部くんが過去のトラウマから脱して、一皮剥けて成長するきっかけとなると期待しています。


●さて今度は三橋くんのターン。
本来の目的は「三橋くんが榛名さんに聞きたいことある」だったね、そーいえば。
三橋「あ、あの、あ、きっ、きっ、筋肉、さわっ、触っても、いーですか
おさわりおねだりktkr!!(笑)
ほとんど見知らぬ三橋くんに「いーけど」と了承する榛名さんに、秋丸くんも意外そう。
そんでもって左肩を触った瞬間「ふわっ」とした柔らかさにうぞぞぞうっと興奮して、2度もおねだりする三橋くんww
榛名さんも「何コレ骨? これで9回もつか?」と三橋くんの両肩を撫でくりまわす。
おさわりハッスルタイムktkr!!!(違)
筋肉フェチ!? マッソーフェチだったの、三橋くん!?
一方の榛名さんも筋肉自慢のナルちゃん!?
ボディビルダーのポージング決めるハルナサンダーと
「ナイスバルクでーす! キレてるッ!」って声援送るミハの図が脳内を過ったよ……(幻覚)。
(え――と。なんだコレ)って汗ダラダラ垂らして見守る阿部くんに爆笑ww 私の代弁者かw

●戸田北監督と後輩クン達登場。
「あの頃は、ホント勝手して……」と謝る榛名さんに戸田北監督は、
「何言ってんだ。それ承知で引き受けてんだから」
「お前を特別扱いしてたのは、球速かったからじゃないぞ」
「途中入部で、やけに球速くて、そいで性格ねじれてる1番だもんな。
中坊の精神力じゃ正直おもしろくねェと思ったヤツもいただろうが、もう今頃は納得してるだろ」

原作3巻の阿部くん回想シーンでは、いい加減な監督、と思ってたけど、実はいい指導者だなぁ。
でも、リアルで榛名さんみたいな俺様がもしいたら、周囲がみんな度量のある人ばかりなんて、
漫画みたいに都合よくはいかないかもしれないけど^^;。

●こちらは秋丸くんのターン。
「お前は、もっと榛名のスゴさわかれよな」「あいつといりゃお前が上を目指せるってことだよ」
と先輩達に言われて、「骨の髄までわかってますが――」とまるで解っていない秋丸くん^^;。
カグヤン「お前自分に夢見てっか?」
榛名といたら、自分の夢がスゲーでかくなる。どこまで行けちゃうんだろうって。
妄想すっと、案外行動がついてくる。
自信がついて、今の自分をいいなァって思う。しらんうちに顔が上向く。
大河「知ってっか? 自分のための練習は、ちっとも辛くねーんだぞ!」
秋丸「まさかそんな…辛くない練習なんか、ありませんよ…」
そっかー、やっぱり今まで秋丸くんは”自分のため”に野球したことなかったんだなぁ。
”練習を頑張る””試合に勝つ”これが他人のためじゃなくて自分の夢になった時、
秋丸くんも必死になれるのでしょうね。
秋丸(オレのやる気を、なんでこんなにみんなが気にすんの?
 まさか……オレのすることで榛名に影響あるとか、考えられないよ)


この部分でまた涙目になりました。(スミマセン、涙腺と心が今弱ってるもんで;;)
秋丸くんのことを先輩達がみんな親身になって、「自分に夢をもて」「自信をもて」と言ってくれる。
そう言ってもらえる秋丸くんは幸せ者だ。ホントにいいチームだったな……。
秋丸くんは、三橋くんとはまた違った意味で、自己評価が低すぎるよ。
自分が榛名さんにすごく影響与えているってこと、自覚してもっと自信をもつべきだと思う。
こんな草食系の秋丸くんがギラギラと勝利を追い求める肉食系に変われるのか!?
「あとはオレがなんとかします!
武蔵野第一(ウチ)はこいつをやる気にさせねーといけないんだってオレもわかりました」

と鬼軍曹(笑)・榛名さんが高らかに宣言してるから、
これから血を見るよーなシゴキで秋丸くんを改造してくれることでしょうwww
てゆーか、秋丸くんだけでなく榛名さんも、
8回でKOされないように、9回完投できるぐらいの投球スタミナ身につけないとね(苦笑)。
そんで、武蔵野監督! やる気になんの3年遅いよ!(苦笑)

●帰りの武蔵野バスの中。
大河くんがおっとこまえ過ぎて、マジ惚れしそうになりました……!
嫁に行きて―――!!(涼音ちゃんがいるから却下)
涼音ちゃん、男見る目あるなぁ! 幸せなマネージャーだよvv
らぶらぶの二人が微笑ましいw 嗚呼、青春だぬぁあ~vv
大河くんは涼音ちゃんの豊満な胸で圧死しそうになってますがww
そんで後部座席からそれを見ている、点呼番号「10」の人が顔面蒼白に(笑)。

●最後、アベミハのターンvv
三橋くんが榛名さんに聞きたかったこと。それは、「速い球の、秘密」
さっき聞いた=榛名さんの肩を触ってその筋肉でわかった。ということですね。
三橋「だから、オレ、阿部君、オレは、振りかぶって投げる!

ここでゾクゾクゾクッと震えが走りました……!
そうか、だから漫画のタイトルが「おおきく振りかぶって」なのか!
以前、アニメ4話(三星戦)の感想で、
>ところで、前々からずっと気になっていたことなんですが……
>三橋くんって「おおきく振りかぶって」……ないよね?(笑)
>「看板に偽りあり」って気がするんですが……なんちて(笑)。

と書いたことがあったんですが、ここに来て、
速い球を投げたい→筋肉ない分、振りかぶって球速を少しでも補いたい、という流れが来るとは。
「おおきく振りかぶって」とは、漫画のタイトルになるほど重要な、
三橋の成長を表すキーワードだったというわけなんですね。

振りかぶる=ワインドアップでピッチングすると、
身体重心位置が高くなり、そこから投げ下ろした時の位置エネルギーが
ノーワインドアップより大きくなるので、球速も増す、と言われているようです。
ただし、ワインドアップにすると重心位置が高くなる分、安定性が低くなり軸がブレやすくなるので、
コントロールがつかなかったりすることも。
なので、コントロール重視のピッチャーにはノーワインドアップが多いと言われます。

ちなみに例えば、楽天イーグルスの田中将大投手(マー君)は、高校時代から今年の初めまで
ずっとワインドアップで投げていましたが、夏頃から投球フォームを試行錯誤して、
今年の後半からは、制球重視のためノーワインドアップで投げています。

……でも、「振りかぶる」効果については、
>結論から言うと、このワインドアップという動作は理論的には直接球威や制球には影響しません
と仰るサイト様もあったりして、実際のところホントに球速が増すのかどうか、私にはよく解りません^^;。
(例えばマー君はノーワインドアップでも自己ベストに近い153km/h投げますw)
野球経験者の方、是非お教えください!

「は、榛名さん、スゴイ、から、筋肉、オレ、ふりかぶる…」
この単語の羅列の三橋語を見事に解読して、(おし!)と握り拳握る阿部くんに萌え~vv
そして、「阿部君、あっ、ありがとうっ」ってモノスゲ可愛い満面の笑みの三橋くんに萌え萌え~vvv
阿部さん、心のファインダーにしっかり焼き付けとけよ!(笑)
「別に当たり前のことしか言ってないし」と阿部くんは言うけれど、三橋くんにとっては、
「お前の目指す方向考えたら、オレもそれがいいと思うよ」「慎重にフォーム変えていくんだぞ!」
って、自分の希望を尊重して、自分のことを親身に考えてくれていることが、とても嬉しいんだよね。
しかもそれが「あたり前」って言ってくれるんだから、すっごく嬉しいんだろうなぁ。

そしてついに、今まで謎だった三橋くんの「4つ目の変化球」がキタ――――!!!!
ひぐち先生、連載開始から6年目にしてどんどん伏線を回収してってるなぁ。
いったい、どんな球種なんだろ? うはvv今から投球練習がすっごく楽しみ~vvv

(速い球、投げるぞ。変化球も、がんばる。オレは、榛名さんにも、誰にも、負けない!
ラストの三橋くんの決意に胸が熱くなりました!
「オレなんて……ダメピーだから……」と下ばっかり向いていたあの三橋くんが……。
頑張れ! これからの三橋くん、阿部くん、西浦ナイン、そして秋丸くん。
みんなの成長がとてもとても楽しみでワクワクします!!


……と盛り上がってたら、来月は休載~!?
orz
でも「単行本作業で1回お休み」という理由ならばやむを得ない。
単行本がどんどん出ることを期待して2ヶ月我慢します……。
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