本日のお題は第13話「顔 MAKE UP」です。
9課一の寡黙な男・パズが主役の、いぶし銀のような渋い大人の回です^^。
※以下、ネタバレありますのでご注意下さい。
●冒頭は、個別の11人の愉快な仲間達in電波塔。
代表者の約1名が朗々とアジテーションしていらっしゃいますw
この声……大塚さん?いや、山寺さんっぽいかな?
●開始から1分10秒程で、みんなで自決。
……初見の時から疑問だったけど、この方々ってみんな義体だよね?
ウィルス発症するのは「義体化する前に童○だった人」だから。
義体化の程度は人それぞれだろうけど……首を斬っただけでみんなホントに死んじゃったの?
SAC第1話の、芸者ガイノイドに襲われた外務大臣のように、脳殻だけ生身って人はいないの?
それなら首斬っただけでは死なないような……げふんげふん。
すみません。余計なこと気にして(苦笑)。
●9課のミーティングルーム。
ボーマ「俺も危なかったってワケか」
その禿げ頭にペタペタくっつけられた謎のコード類がなんともキュートww
●
自らの専門分野の話になるとやたら得意げに立て板に水でとうとうと語る辺りが(笑)。
ちょっとアキバ系?
●マツイ「奴(クゼ)の顔を見てくれ。随分といい顔をしているだろう」
バトー「そんなことはどーでもいいだろーが」←いらつきながら
そのバトーさんのアップの奥には少佐が。
この構図に妙に可笑しさがこみ上げてきました。
バトーさんのイライラはクゼへの対抗心?みたいなw
●パズ&サイトー、キターーーーーーーwwww
●「なんか思い当たることあれば、少佐に言いづらいんなら俺でもいいぞ」と
さりげなく声をかけるバトーさんに、パズ「わかった」の一言で立ち去る。
大人同士のクールで干渉しすぎない、しかし仲間を思いやる関係……なんでしょーけど、
世話焼きオカンとまーくんコント(@ダウンタウン)みたいに見えるのは
私の頭がヘンだからですかそうですか(笑)。
●一人で心当たりの場所へ向かうパズ。渋いっすww
●自室マンションでパズの義体を愛おしそうに抱き締めるバーのママ(本当はカオリ)。
ところで、義体の換装って、どー考えても自分一人じゃ出来ないと思うんだけど、
カオリさんはどーやってパズの義体とママの義体とを何度も換装してたのかしらん??
……また重箱の隅を突つくようなこと言ってスンマセン(笑)。
●船で川を下るパズを尾行して、タチコマのポッドから顔だけ出して見守るバトーさん。
いや、笑うところじゃないんだけど……(笑)。
●「俺は同じ女と2度寝ることはない」
キメ台詞キターーーーーーーーーーーwwwwww
●カオリさん、パズの義体だから声帯も同じはずなのに、声はバーのママ!?
●「私は私の中にあなたのゴーストを手に入れたから。本当のあなたはいらない」
狂気に満ちた愛憎の行き着く先は、自分の思い通りにならない相手と向かい合うより、
愛する相手を滅して自分の中だけに閉じ込める、ってことですかね……。
「ゴーストって脳殻の中じゃなくて皮膚、特にその顔に刻まれた皴に宿るんじゃないかしら」
というカオリさんのセリフ。
う~ん。なるほどね……。
ゴーストって考え出すと奥が深いテーマだなぁ。
確かに「ゴースト=脳」って概念が一般的な気がするけれど、
それじゃあ脳以外の体の部位にはゴーストは宿っていないのか?
腕を失ってしまった人が体験すると言われる「幻肢」。
それは脳が引き起こす症状なのだろうけど、
もしかしたらその腕に宿っていたゴーストがなくなった状態に、
体全体が不自然を感じて生じた感覚、と考えることもできないだろうか?
例えば体のどこか一部を義体に換えた後に、脳殻はそのままなのだからゴーストは微塵も変容していない、と言いきれるのか?
もしかしたら義体に換えたその部位にもなにかしらのゴーストが宿っていて、
僅かながらゴーストの一部を失ってしまった可能性はないのだろうか……?
てなことを徒然に考えされられました。
笑止千万な浅い考察でスミマセン。
ところで、この回のお話、最初は
「バトーを軍時代に慕っていた男が愛憎極まれり、となってバトーを殺そうとする」設定だったそうですね。
つまり、バトー→パズ、男→女、に変更になったと。
……バトーさんの場合は「女」とならない辺りが、切ないとゆーか説得力あるとゆーか(笑)。
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