明後日8月18日の金曜ロードショーは、「ROCK YOU!」
2001年製作、ヒース・レジャー主演のアメリカ映画です。
これについて語りたかったけど、金曜当日その時間はTVを見れそうにない(涙)ので、今日のうちに語っちゃいます。
この映画、私は試写会で見ました。
タイトルなど気にもせず当たり構わず試写会応募のハガキを送りまくって、偶然当選した映画の中の1作でした。
だから、あまり期待してませんでした。
だってストーリーは「14世紀フランス・イギリスの馬上槍試合が舞台」という、なんとも私には馴染みのない世界なんですもの。
それに事前のチラシか何かで、原題が「A Knight's Tale」と知り、それがなんでロッキュー?と、やや苦笑してしまいました。
もちろん「ROCK YOU!」と聞けば真っ先に、QUEENの「We will rock you」が私の脳内をエンドレスリピートです。
洋楽ファンというよりは、むしろ寡聞な私ですが、この名曲くらいは当然知っています。大好きです!
どうやら中世ヨーロッパを舞台に、現代ロックに乗せて語られる斬新なミュージカルらしい。
……ソレって、どんなん??
映画が始まって数分。
冒頭部から「We will rock you」が流れ、その曲に合わせて中世衣装を纏ったご婦人方が
クラップでリズムを取ります。
……鳥肌たっちゃいました。
すっごいハマッてる。ビックリ!
曲の盛り上がりに合わせて、馬上槍試合に挑む主人公が描かれているし、それ以外の場面で流れるロックも効果的に使われてるなぁ~と感心しました。
全体的にノリがいいんです!勢いがあります!
特に、試合前に主人公を紹介する前口上(?)を大観衆に向かって詩人が朗じ上げるんですが、これがまた高揚を煽る効果があって試合前の緊迫感が高まります。
スタジアムの熱狂感が画面を通して迫ってきて、見ている私もワクワク引き込まれる感覚を味わいました。
勢いがあって展開が強引すぎるくらい?(笑)
確かにありがちなサクセスストーリーだし、ちょっとご都合主義感も否めませんが、この映画はそれでいいんでしょう。
ヒース・レジャー演じる主人公も、脱力すら感じさせるお間抜け青年だったので、あっけらかんと楽しめました。
エンターテイメントとして難しいことは考えずに、若々しい爽快感を味わうことが、この映画の楽しみ方なんだと思います。
試写会が終わって、同行した友人と「思ったよりずっと面白かったね!」と語りながら帰路につきました。
試写会見たのも随分前だし、映画の詳細もだいぶ忘れちゃってるから、また見たいなぁ~。
あ、今チェックしてて気づいたけど、あの詩人ってポール・ベタニーが演じてたのか。
どおりで「演技うまいな」と思った。
微笑みつつ見てたけど、当時はあまり興味なかったから気付いてなかったな(笑)。
その部分ももう一度チェックしたいv
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