秋の七草
今日は秋分の日。
萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
(山上憶良 万葉集・巻八 1538)
萩の花(はぎのはな)

尾花(おばな)=ススキ

葛花(くずはな)
瞿麦の花(なでしこのはな)
女郎花(おみなえし)

また 藤袴(ふじばかま)
朝貌の花(あさがおのはな)=朝顔(アサガオ)or木槿(ムクゲ)or桔梗(キキョウ)

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
(山上憶良 万葉集・巻八 1538)
萩の花(はぎのはな)

尾花(おばな)=ススキ

葛花(くずはな)
瞿麦の花(なでしこのはな)
女郎花(おみなえし)

また 藤袴(ふじばかま)
朝貌の花(あさがおのはな)=朝顔(アサガオ)or木槿(ムクゲ)or桔梗(キキョウ)

「せり なづな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ これぞ七種(ななくさ)」
七草といえば、この句で詠まれている春の七草が有名ですが、
秋にも七草があります。
こよみのページ様によれば、
春の七草はすべて食用になりますが(七草粥)、
秋の七草は観賞用として美しい野の花を選んだものだとか。
古来より様々な人が様々な秋の花々を「七草」として数え上げているけれど、
この山上憶良の詠んだ花が最も親しまれているようですね。
冒頭に載せた4種の花の写真は、自分で過去に撮影した中から選び出してきましたが、
葛と撫子と藤袴は、残念ながら私の写真フォルダにはない、と思います多分。
それと、女郎花が正しいかどうかちょっと自信ない、かな……。
秋分の日は、春分の日と同様、昼と夜の長さが同じ日。
そして、太陽が真東から昇って真西に沈む日。
真西に沈む太陽が、仏教の極楽である西方浄土への道しるべとなる、という信仰が元となり、
春分・秋分の日が「彼岸の中日」となったそうです。
(その他彼岸の理由はいろいろあるらしいので、こよみのページ様をご参照ください)
この二つの祝日の主旨について、日本の法令にはこう書かれているとか。
春分の日=「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
秋分の日=「祖先をうやまい、無くなった人々をしのぶ」
ちょうど数日前に「おくりびと」という名作を見たばかりで、
懐かしい人にしんみりと思いを馳せました。
暑さ寒さも彼岸まで。
これから日に日に涼しくなっていきそうですね。
すずな すずしろ これぞ七種(ななくさ)」
七草といえば、この句で詠まれている春の七草が有名ですが、
秋にも七草があります。
こよみのページ様によれば、
春の七草はすべて食用になりますが(七草粥)、
秋の七草は観賞用として美しい野の花を選んだものだとか。
古来より様々な人が様々な秋の花々を「七草」として数え上げているけれど、
この山上憶良の詠んだ花が最も親しまれているようですね。
冒頭に載せた4種の花の写真は、自分で過去に撮影した中から選び出してきましたが、
葛と撫子と藤袴は、残念ながら私の写真フォルダにはない、と思います多分。
それと、女郎花が正しいかどうかちょっと自信ない、かな……。
秋分の日は、春分の日と同様、昼と夜の長さが同じ日。
そして、太陽が真東から昇って真西に沈む日。
真西に沈む太陽が、仏教の極楽である西方浄土への道しるべとなる、という信仰が元となり、
春分・秋分の日が「彼岸の中日」となったそうです。
(その他彼岸の理由はいろいろあるらしいので、こよみのページ様をご参照ください)
この二つの祝日の主旨について、日本の法令にはこう書かれているとか。
春分の日=「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
秋分の日=「祖先をうやまい、無くなった人々をしのぶ」
ちょうど数日前に「おくりびと」という名作を見たばかりで、
懐かしい人にしんみりと思いを馳せました。
暑さ寒さも彼岸まで。
これから日に日に涼しくなっていきそうですね。
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