伝説の私

人の世の潮騒のなかに生まれ、去りゆく時の流れも消しえぬ、ひとすじの足跡がある……。
人に
ネットの海で、こんなものを見つけました。
伝説の私
誰にでも、いまだに人に知られていない伝説がある。
世界のどこかに残されたあなたの伝説を、
今こそ人々に知ってもらうときが来たのではないだろうか。
そうですか……とうとう私の伝説を皆様に知っていただく日が来たようですね……。
世界伝説全集を紐解くと、「杏月」の伝説に関する記述を5箇所ほど見つけることができる。
以下は「杏月」に関する当該文献からの引用である。
◆伝説1
杏月は、家にあるカーテンと同じ柄の服をときどき着ているようだ。
(249ページ 24行目)
◆伝説2
杏月は、「ぼくの顔をお食べ」とアンパンをもらったが、もどしてしまった。
(849ページ 15行目)
◆伝説3
地球が何回まわった日かを正確に答えられるのは、杏月をおいて他にいない。
(849ページ 21行目)
◆伝説4
どんなに景気が良くなっても、杏月だけは「庶民は苦しいままですよ」と言う。
(849ページ 5行目)
◆伝説5
杏月の部屋は、人が想像できる汚さをとうに超えている。
(249ページ 18行目)
伝説1と3は「あるあるあr…ねーよwww」だけれど、
他の3つは、否定できない……!
特に伝説5が。
「さては、き、貴様……俺の目を盗んだなぁっ!!?」(ペットボトルキャップを両目に嵌めながら)
- 関連記事