地上波で放送中の、攻殻機動隊GIGの極私的感想。
第11話「草迷宮 affection」について。

この回は私にとってGIG全26話の中でも3指に入る好きなお話です。


※以下、ネタバレありますのでご注意下さい。



●少佐がターゲットになって追跡の訓練。
 カフェにいた訓練生の一人が、アズマっぽい髪型だけど、これアズマなのかな?

●車の中でバトーさんとトグサのツーショット。
 「お土産v」って缶コーヒー持ってくるトグサがわんこみたいで可愛いvv
 (三十路のおじさんに毎回可愛いって連呼してる私もどうかと思うが・苦笑)

●少佐が迷い込んだ路地裏の背景がとっても好きvv
 色合いが微妙にセピアがかっていて、昭和(んなわけないけど)っぽい古びた建物や小物がいい味出してる。
 特に、外部記憶を預かる「牢記物店」がノスタルジックで居心地いい雰囲気。

●何度も言ってることだけど、中村作監の描く少佐はどことなく可憐なイメージが漂って好きvv

●「俺だって9課に来る前だったら少佐には5分で撒かれてた」とトグサは言うけど、
 たぶん今でも5分で撒かれるんじゃ……ゲフンゲフン!

●らんちゃんとカフェでお茶する少佐。
 「寝返りうった時に幽体離脱」のくだりは原作1巻のセリフだけど、
 押井監督の映画版、そしてこの神山監督のTV版と、同じセリフなのに
 三者三様で全然雰囲気が違うところが面白い。
 これが「攻殻機動隊」の魅力だなぁ、と個人的には感じています^^。

●バトーさん……ターゲット追跡、とゆーより完全に素子様のストーカーっぽい……orz

●たった6~7歳で全身義体になって、思い通りにならない体を一生懸命操るって本当に辛かっただろうなー。

少佐の初恋の思い出話、胸の奥が切なくなるような、いい話でした。
「難民」とか「他国の侵攻」とかマクロ規模な重苦しい話が多いGIGの中で
心休まる回だったなー。
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