写真で振り返る「米沢上杉まつり」シリーズ。
今日は、5月3日の午後に行われた、「川中島合戦」をご紹介。
戦国史上最大の死闘といわれた上杉・武田両軍の激突、
その中でも、永禄4年(1561)秋の川中島合戦を再現。
米沢駅から市の中心部へ向かう途中にある最上川上流の「松川」、
その河川敷で合戦絵巻が繰り広げられます。
「川中島合戦保存会」さんが主体となって、
シナリオに沿って戦の流れを演じているし、
合戦に参加している人数も約800名と結構多いので、
テレビドラマの合戦ロケを生で見ているかのような気分を味わえました。


では、米沢上杉まつりのメインイベント「川中島合戦」をご紹介してまいりましょう。
松川の河畔に集結した武者軍団。
南側には、「越後の龍」上杉謙信。

北側には、「甲斐の虎」武田信玄が陣取ります。

川中島合戦が始まる前に、開会式がありました。
姉妹都市から来たミス・モーゼスレイクさんがお馬に乗って、お客さん達にご挨拶。
ゆっくりと河川敷を回り、にこやかに手を振りながら

北村さんと比嘉さんキタ―――――!!

↑南と北に分かれて陣取る上杉軍、武田軍を見ながら、
「すごいスケールですね~! ここでロケやりたくなりますね」と仰っていました。
北村さんの米沢来訪は1月の主従トークショー以来。
比嘉さんは「初めての米沢、すごく楽しみにしてました」と可愛らしい笑顔。
米沢市長から米沢牛1頭(たしか)を贈呈されて、北村さんは「米沢牛大好きです」と喜んでました。
どちらの軍を応援しますか? と司会者に訊かれて、
殿 「もちろん、上杉をw」
菊姫「じゃあ私は、実家の武田をw」
とユーモアたっぷりに答えてらっしゃったような。
(写真撮るのに必死で、話はうろ覚えです^^;。
しかも、ひっじょーに遠い場所から撮ったので、望遠もこれが限界……)

北村さん、カッコイー……!!(惚れぼれ)
比嘉さん、細くって綺麗……(ぽわわん)
でも、どちらも花束が異様に似合ってて、可憐なお二人に見えましたww
「川中島合戦、見てみたかったですねー」との言葉を残して、
お二人は「かねたんカー」に乗って、会場を去ってしまわれました……。
この2時間後にトークショーが行われる「伝国の杜」へ移動されたのです。
(その前に、上杉家御廟所と春日山林泉寺へ行って、景勝公、菊姫の墓所にお参りしたそう)
是非とも天地人の役者さん(北村さんと比嘉さん)に、
いやそれよりもむしろ、天地人のチーフプロデューサーさん(トークショーに出席)に、
この川中島合戦を見て欲しかったわー……orz
そしたら、ドラマ天地人もなにか少しは変わったかな?
さて、ここからいよいよ川中島合戦の再現が始まります。
まず、武田信玄が出陣の前に、武田家の戦勝祈願儀式「三献の儀」を執り行います。

三献の儀とは、武田信玄が一献目に「うち鮑」、二献目に「勝栗」、三献目に「よろ昆布」を口にし、
最後に盃を地に叩きつけて割り、再び帰らぬ覚悟で戦に赴くという決意を表す儀式、だそうです。
ささ、お屋形様、うち鮑をどうぞ。

ささ、お神酒を召されい。

お風邪ひかないようにカツラもね☆(違)

信玄公「えい、えい、おう!」
武田軍の皆さん「えい、えい、おう!」

いざ、出陣!
……ええっと、私、「川中島合戦シナリオ」(¥1000で販売)を入手していないので、
戦の流れの詳細はかなりうろ覚えですが、ご容赦ください(土下座)。
お祭りの無料チラシと、こちら↓のサイト様を参考にしながら進めます。
◆「直江兼続・米沢.com」2009年5月3日上杉まつり 川中島合戦
まず、信濃と越後の国境辺りに攻め入った武田騎馬隊。

騎馬隊を本格的に再現すると大変なので、代表で2名のみw
ぱからん、ぱからん! と蹄の音も高らかに、広い河川敷を駆け回ります。
武田の侵攻にあった村上氏(たぶん)は、春日山の上杉謙信に援兵を請う伝令を遣わします。

そこで「義」に則り出陣を決意した上杉謙信は、
上杉家の戦勝祈願儀式「武禘式(ぶていしき)」を執り行います。
以前の日記でもご紹介した本格的な武禘式は、この日の前夜(5/2)にやっているので、
ここでは簡略版をやっていました。武禘式の詳細は過去日記をご参照ください。

景気付けに華々しく火縄銃ぶっぱなして、

謙信公「えい、えい、おう!」
上杉軍の皆さん「えい、えい、おう!」

(武田と上杉で勝鬨の上げ方がちょっと違ってたような気もするけれど、忘れちゃいました^^;)
さあ! いよいよ次回は両軍あいまみえますよ!
(……って肝心の合戦はまだかい! ひっぱってスミマセン……滝汗)
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