はやぶさ帰還カプセルを見てきました!

先日、小惑星探査機「はやぶさ」の宇宙からの帰還カプセルを見てきました!
それと、プラネタリウム「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」も再び見てきましたっ!
昨年9月に引き続き、2度目のプラネタリウム鑑賞でっす♪←

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「はやぶさ」たんの健気さ・愛おしさについては、
下記の過去日記でアホかっちゅーほど熱~く語っておりますので、どうぞご覧くださいませvv
はやぶさの星(2010年6月14日の日記)
はやぶさ@プラネタリウム(2010年10月3日の日記)
はやぶさのおつかい成功(2010年11月18日の日記)



●「はやぶさ」帰還カプセルとは?(展示会場で渡されたチラシより)
小惑星探査機「はやぶさ」は、3億キロ離れた小惑星「イトカワ」の表面から
物質のサンプルを持ち帰るという世界初の使命を背負い、2003年5月9日に打ちあげられました。
2005年にイトカワ到着後、観測、サンプル採取を行い、2010年6月13日に地球に帰還。
サンプル収納容器内から見つかった約1,500個の微粒子は、分析の結果、
ほぼ全てが地球外物質の岩石質と同定、イトカワ由来であると判断され、
今後の研究成果が注目されています。


帰還カプセルは、日本各地を巡って展示されているので、既にご覧になった方も多いでしょうね。
「はやぶさ」本体は、6月13日に地球の大気圏に突入し、燃え尽きました。
なので、この帰還カプセルは「はやぶさ」の形見とでもいいますか、
波瀾万丈かつ貴重な宇宙の旅を終えて、地球へ届けられた贈り物です。

今回展示されていたのは、下記の部分でした。
・背面ヒートシールド(カプセル本体を保護する熱防護材。傷だらけになってました)
・パラシュート
・インスツルメントモジュール(カプセル本体部分)
・搭載電子機器部(地球からの指令を受診、パラシュートを開くなど心臓部)
以上は全て実物で、以下はレプリカ。
・前面ヒートシールド(大気圏突入時3000度の高温に曝された)
・帰還カプセルのカットモデル模型(構造を実物大で断面図的に見せるため)
・「はやぶさ」1/8スケール模型

も~私、ワックワクしながら列に並んで見てまいりましたよ~♪
残念ながら写真撮影は禁止なので、ガン見してこの目にしかと焼きつけました(笑)。

以前、夏休み頃に”東京で「はやぶさ」帰還カプセル展示開始。長蛇の列”というニュースを見て、
いいなあああ! 私もお江戸に見に行きたいよー! と指を咥えていたんですが、
そのニュースの中で、40代ぐらいの男性が、帰還カプセルの実物を前に号泣…して…いまして……(汗)。
取材カメラとマイクを向けられた彼は、
「実はリストラされて……でも、はやぶさは身を挺して使命をやり遂げて、
そのことにすごく勇気づけられて、涙が……」
というような内容を、しゃくり上げボロボロ泣きながら語っておられた覚えがあります。
その時は、す、スゴイ思い入れだな~……と呆然と感心したんですが。
……私も今回実物を目の当たりにして、思わず目頭が熱くなりました^^;。
「いろんな不測の困難に遭遇しながら、何とか乗り越えて、
こんな広い宇宙を旅してちゃんと地球まで帰ってきて、
でも「はやぶさ」は燃え尽きちゃったんだな~……」
と思いを巡らすと、胸が熱くなってしまってww

その勢いのままに展示会場を出たところ、
まるで罠のよーにすぐ目の前に「はやぶさ」グッズ即売特設会場があったので、
まんまと踊らされて買ってしまいました(笑)。
「はやぶさ」大気圏突入時の、燃え尽きる最後の光を撮影したクリアファイル。

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そんでもってもう一つの目的、2度目のプラネタリウムも見てきましたよん♪(どんだけ)
だってぇ~! 前回と全く同じではなくて、「はやぶさ」帰還の部分が約2分間追加された
HAYABUSA帰還バージョン ロング版(約47分間)だったんですもの~!

なにしろ、迫力満点な全天周映像+ナレーション篠田三郎+郷愁に満ちたBGMにやられて、
大 号 泣させられた名作ですからねぇ~。
今回は、黒い涙予防でマスカラをせず、ハンドタオルも予め握って、
泣く気満々の準備万端でプラネタリウムに臨みましたよ!

プラネタリウムの席は満員御礼。
私の両隣には、それぞれ知らない男性が座っておられました。
左隣はカップル連れ。右隣は家族連れ。
右隣の男性のさらに向こう隣に座った幼稚園児ぐらいの女の子は、
上映前から隣のお父さんに一生懸命コソコソと質問していて可愛らしいw
でも、やっぱり内容が幼児には難しいので、もはやつまらなさそう。
一方、そのお父さんは娘に「シーッ」と注意しつつも……
始まってほんの3分ぐらいで、目元を擦る動きと、鼻水を啜る音がwwww
え、ちょ、お、お父さん!? まだタイトルも出てきてないですよ^^;?

やがて頭上に描かれた「はやぶさ」が地球スイングバイで地球を離れようとしている頃、
……右のほうから、幼女のいびきの音が……wwwww
いやまぁ、しゃーないよね^^;。
「つまんな~い!」とか騒ぎ出すよりも、ずっとえらい。
というか、結構家族連れが多い日でしたが、プラネタリウム上映中は基本的に静かで良かったv

そしていよいよ「はやぶさ」はイトカワに到着……!
準備段階を経て、前人未到の重要なミッション、イトカワ着陸・試料採取・即座に離陸、
という離れ業をやってのけなければなりません……!
がんばれ「はやぶさ」!! この場にいるみんながキミを応援しているぞ!
という手に汗握る最高潮のシーンで……
……私のすぐ右隣から、男性のいびきの音が……wwwwwwww
ちょwwwwww
おとーさん、一番イイところ、思いっきり見逃してるよ!!(苦笑)
そうこうするうちに、おとーさんのいびきをバックに「はやぶさ」は音信不通の行方不明に……ww

そんなこんなで(映像に集中してんだかしてないんだか)じっくり堪能していました。
前回は号泣しすぎて、しゃくり上げそうになるのを抑えるのに必死でしたが、
今回はここまでまったく同じ2度目の鑑賞なので、少し心の余裕をもって、
両目尻からダラダラ涙を流しっぱなしなだけでした^^(やっぱ泣いてんのかい)

ついに迎えたクライマックスシーン、地球大気圏突入の場面に……。
実際のそのシーンは、もう何度も何度も動画で見ているんですが、
CG映像もこれまた感動的で、案の定”卑怯”な映像でしたわ~……。
火の玉のようになって超高速で地上へ落ちていく「カプセル」と、
そのすぐ後ろを、高熱に耐えきれず、徐々にバラバラになって燃え上がり、壊れながら落ちていく「はやぶさ」。
最後には(上記のクリアファイルの写真のように)流れ星のような一筋の光になって、
カプセルの後ろに長い尾を引いていく。
実際の映像では、その姿がほんとうにフェニックスみたいに見えました。
NASAの撮影スタッフが「Holy travelers……(聖なる旅人よ)」って呟いてるんですよねー。
その言葉を思い出して、さらに涙腺決壊(T-T)
そして、地上数千mでカプセルのパラシュートが開き、ゆっくりと舞い落ちていると、
そのカプセルの周りを、まるで守るようにゆったりと円を描いて飛び回っている隼の幻が……。
あんま大人を泣かすなよぉ~……(´;ω;`)ブワッ

とゆーことで、やっぱり感動的な素晴らしい映画でした。
いっぱい泣いて、凝り固まった心が癒されました(*^-^*)
皆様も機会があれば是非ご覧になってみてくださいませvv
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