2009_03
01
(Sun)23:59

見つめ愛萌え

まずは、今週の天地人情~報~。
兼続&景勝(大人バージョン)、与六&喜平次(子供バージョン)に続き、
今度は景勝の家臣・上田衆のキャストのトークショーがあるそうですよ。

トークショー:大河ドラマ「天地人」出演者が参加予定 東さんら舞台裏を披露 /新潟(毎日新聞2月27日付)

3月21日午後2~4時に、新潟市で「天地人トークショー」が開かれます。
ゲストは、東幹久さん(泉沢久秀役)と葛山信吾さん(安部政吉役)。
ドラマ製作の舞台裏について話すほか、事前に寄せられた質問にも答えるそうです。
応募締め切りは3月9日必着。応募多数の場合は抽選。1枚で2人入場可。
ってことで、また高い競争率になるのでしょうか?
参加できる方はレポお願いします!(笑)


それでは、大河ドラマ天地人、第9話「謙信死す」の感想を。

※以下、腐女子が腐った目線でネタバレ感想を書いていますので、お嫌いな方はご覧になりませぬよう。




「夜空の王、北辰の星は、ただ一つでございますれば、
我が殿こそ、この上杉の御大将でございます!


謙信公が急逝した翌日、兼続から力強く言われて、思わず振り返り、
兼続とじっと見つめ合いながらウルウルと目を潤ませる殿(景勝)。
夕焼けに赤く染まった主従の熱い見つめ愛が、じ――んと胸に迫りました。

ナレーション「この時より、二人の病める時も健やかなる時もあi
 …長く厳しい戦いの人生が幕を開けようとしていたのでございました」

景勝様が、今一番欲しかった言葉を、兼続は言ってくれたのでしょうね、きっと。

景勝の義父・上杉謙信はまさしくカリスマ戦国武将。
本人も、家臣も、領民も、敵ですら、「毘沙門天の生まれ変わり」と称し、神様扱いされる程に。
「義とは何か?」と悩む兼続とは違って、二人の養子・景勝も景虎も、
「お屋形様の義のために喜んで命を捧げる」と、盲目的に崇拝しきっていました。
その絶対的な精神的支柱を、ある日突然、何の前触れもなく失ったのですから、
景勝・景虎にとっては青天の霹靂。
依って立つべき足元の大地がいきなり崩れ去ったような、ものすごいショックだったと思います。

それでも、「お屋形様! 今一度、景虎と呼んでくださいませ!」と泣いて縋る景虎と違って、
景勝は感情を露わにすることはありません。
ずっと無言のまま、お屋形様の顔から目を離さずに見つめ、内心の激情を抑えていました。

口に出しては何も言わないけれど、自分の館で、本丸(謙信公)の方角に向かって
一心不乱に祈りを捧げている殿が、なんとも切なく……萌えました!
そのお姿を、おいたわしや……という表情で見守り、そっと席を外す兼続にも萌えたw

看病の甲斐なく、謙信公が急逝した翌日、上杉家家臣は家督を巡って大混乱に。
醜く言い争う家臣達を目の当たりにして、
上座に並んだ景勝・景虎の困惑顔がなんとも気の毒だった……。
妙椿尼が「家督は、景勝に」という謙信公の遺言を宣言し、
それを聞いて、幾人かの家臣達は不満げに席を立って出ていってしまった。
これで事態が丸く収まるとも思えない。
後継者に決まってもなお、今後の波乱を予感して、厳しい表情の景勝、そして兼続。

前途多難ながらも、殿は一人夕焼け空を見つめながら、幼少の頃を思い出していました。
「わしとともに毘沙門天に恥じぬ、清い国を築いていこうではないか」
謙信公にそう口説かれて…言われて、養子となったことを。
「お屋形様の心、お屋形様の義とともに生きる」と跡取りとしてのこれからを決意した殿。

自分は謙信公のようなカリスマ性も、景虎殿のような華やかさや雄弁さも備えていない。
自分よりも景虎殿の方が当主の器に相応しい、と推す者が多いことも知っている。
不穏な家中の混乱、迫る外敵の脅威。
なのに、頼るべき偉大なお屋形様はもういない。
だが、自分が泣き事を言うわけにはいかぬのだ。
だって、お殿さまだもん☆!(アタックNo.1の口調で)

第2話で、雲洞庵から逃げ出した与六を、背中におぶって帰る道すがら、
当時10歳の喜平次様は言いました。
「わしは泣かぬ。上に立つ者はみだりに泣いてはならぬのじゃ」
自分の感情を厳しく律して、「よき殿」であろうと必死に努める景勝は、
まさに生まれついての「お屋形様」の気質だと思います。

だけど周囲の反対や不満を突き付けられて、
これから自分が上杉の当主としてやっていけるのか、
きっと本当の胸のうちは、不安と心細さとでいっぱいでしょう。
そんな時に、冒頭の兼続の言葉ですよ!
あなたこそ、上杉家当主となる星の下に生まれたのです!
周りの人達に否定されて心が少し弱っている時に、
強い口調で全身全霊で励まされたら、そりゃもー殿も感極まりますよ……。


ああ、兼続。ついこの前まではとんだドジっ子わんこだったのに、
随分大人になったなぁ~……としみじみ。

仙桃院様から、遺言は妙椿尼のついた嘘と真実を聞かされ、
それでも上杉の混乱を収めるために、4人だけの秘密として、
嘘を「まこと」とすることを決意した、兼続の顔。
もし上杉家中の争いが収まらず、内乱が起きたとしても、
景勝様を支えよう、と覚悟を決めた兼続の顔。
おお! キリッと引き締まった大人のわんこだ~!(わんこ言うな)
後々の「切れ者宰相・直江山城守」の片鱗がようやく見えた、ってことかしらん?

「くれぐれも景勝には知られるではないぞ」と仙桃院様に言われるまでもなく、
実直で不器用な殿が「遺言は嘘」と知ったら、
落胆し悩み、あるいは怒り、胸を張って家督を継ぐことはないかもしれません。
(もしかして内乱が終わって後、実はすべてお見通しだった、ならそれはそれで素敵だけどw)
自分が泥をすすり嘘を呑み込んで、殿をお守りしよう!
その兼続の強い決意が頼もしいです!
とのーが笑ってくーれるーならー 僕ーはあーくにーでもーなるぅ~♪


あと、細かいところですが、主従萌えしたところ。

・お屋形様が倒れた、と聞いて、急ぎ謙信公の寝所へとやってきた殿と兼続。
病床に座り看病している仙桃院様が一声、「景勝殿、こちらへ」
そして続けて、「兼続も中に入りなさい」
見えてなくても、やっぱりいつだって兼続は殿といっしょ、って解ってるのね、仙桃院様ww

・さらに、「(跡目争いがおこった時には)兼続、そたなが、景勝を守るのじゃ……!」
兼続「この命に代えても、必ず……!」
最強貴腐人・仙桃院様のお陰で、毎回兼続の萌えセリフが聞けます、ありがたやありがたや……(春日山の方角に向かって深々と合掌)


それ以外の感想も。

・「どうか目を開けてください」という仙桃院様の一言で、ホントに目を開けたお屋形様。
せんとーいんさまマジすげー! と一瞬思いましたw

・お屋形様の病状に合わせて、一時止まってしまう春日山の湧水。
そして死去と同時に湧き返す湧水。
けんしん公まじっく、スッゲー!

・謙信公臨終の、阿部寛さんの演技に目を引き付けられましたl。
脳卒中で倒れた病状(寄り目になったり、口元が引き攣ったり、言葉にならなかったり)がリアルで。
志半ばでこの世を後にしなければならない謙信公の無念はいかばかりだったか。
一生かけてようやくまとめあげてきた越後、そして上杉家。
なのに、自分が世継ぎを決めずに急逝したことで、養子二人の跡目争いの元となり、
ひいては上杉家弱体化へ繋がるとは……。
「そなたの……義……」と言い遺し、息を引き取った謙信公に、
兼続と一緒に私も涙。(何度目だ杏月・呆)

・景虎は、家督云々よりも謙信公の容体が心配。
そして、遺言で家督は景勝へ、と決まっても、
「わしはお屋形様のお心に、従うだけじゃ」と穏やかな表情。
景勝・景虎の本人同士はいがみ合ってはおらず、
「家臣が動揺しないように」と協力体制でやっていこうとしているのに、
家臣達の思惑で、別の方向へ担ぎ出されていくのが、何とも哀れですね……。
(この二人の関係は原作と違うし、史実でも解釈はいろいろあるようですが)

景勝が次期上杉家当主となれば、上田衆の力が強まる。
そうすると古豪の家臣である北条(きたじょう)や柿崎は既得権力を奪われ、
上田衆の下座に座らされるのが我慢ならない。
また、小田原北条(ほうじょう)から来た景虎の家臣・遠山康光も不穏な動きをしている。

性格の違いとは言え、上杉家臣団を前に号令する景虎に対して、
一方、景勝は無言。
また、関東出陣に参じた家臣への当面の処遇を、景勝抜きで決めてしまった景虎。
そんなふうに景虎が謙信の代理として、景勝をないがしろにすることが気に入らない上田衆。
上田衆(坂戸城)は小田原北条からの攻撃にいつも曝されてきた上杉家の防衛最前線。
そりゃ、北条からの養子・景虎を「お屋形様」と呼んでお仕えするのには強い抵抗もあるでしょうね。

「一枚岩であった上杉がのぅ」と遠山さんは言ってたけど、
……う~ん、謙信公の時代も越後は”一枚岩”ではなかったけどねぇ。
家臣達がいざこざやってるもんで、あったま来た謙信公の出奔騒ぎもあったし、
上田長尾の長尾政景(景勝の実父)も謙信公と戦ってたし。
謙信さんの超強力カリスマ性でもってなんとか一つにまとめてたって感じじゃないでしょうか?


・「事が起きた時、最悪の成り行きを考え、然るべき手を打っておくのが政(まつりごと)というもの」
まだ若い兼続は、情に流され、謙信公の死後に何が起こるか、と考えることを拒みますが、
仙桃院様は、肉親かつ女ながら冷静にこれからを見つめています。
この教えが、後々兼続がお家の大事に遭遇した時、行動規範となっていくのでしょう。
つーか、マジで仙桃院様、最強! さすがは姐さん!

・「何かあったら、そなたを頼ります」
……お船さん、よその男より旦那様の信綱さん(山下真司さん)を頼ろうよ(苦笑)。


さあ、風雲急を告げる!
謙信公の葬儀の前夜、景虎派の柿崎晴家(元K-1戦士)が景勝邸に夜討ちに……!!
今まで、景勝・景虎、そして兼続はお屋形様の酒席でともに盃を傾けたりと、
謙信公という大きな傘の下、ひとときの平和の中におりましたが、
これからはお味方同士が血で血を洗う、乱世の激流に呑まれてしまうことに。
主従を待ち受ける過酷な展開を思うと、腐女子の私は切なさも感じますが(それすら萌えますがw)、
大河ファンの私としては、いよいよ盛り上がってキタ―――――www
とこれからが楽しみです。
だから、兼続、「殿を!」って久秀に言われてんのに、
屋敷に押し入ってくる柿崎さんをあっけにとられて見てたらダメよw
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