露と答へて 消えなましものを
おお振りキャラ阿部くんの誕生日(12月11日)祝いに書いた二次創作SS、
本日、完結しました。
3つに分割したので、3日連続でアップしようと思っていたのに、
最終話の校正に取り掛かるのが遅くなって、14日にずれ込んでしまいました。
もしかして万が一、13日に更新を待っていてくださった方がいらっしゃいましたら、
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
作中に登場したこの和歌、
白玉か 何ぞと人の 問ひしとき 露と答へて 消えなましものを
これは、伊勢物語の芥川というお話の一部です。
このストーリーを(曲解と比喩を交えつつ)現代語訳しますと……
本日、完結しました。
3つに分割したので、3日連続でアップしようと思っていたのに、
最終話の校正に取り掛かるのが遅くなって、14日にずれ込んでしまいました。
もしかして万が一、13日に更新を待っていてくださった方がいらっしゃいましたら、
お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
作中に登場したこの和歌、
白玉か 何ぞと人の 問ひしとき 露と答へて 消えなましものを
これは、伊勢物語の芥川というお話の一部です。
このストーリーを(曲解と比喩を交えつつ)現代語訳しますと……
昔、ある男がいた。
某私立学園経営者の孫という高嶺の花にマジ惚れして
何年もアタックし続け、やっとのことで掻っ攫って駆け落ちして、深夜の逃避行。
芥川という川のほとりまで来た時に、連れてきたM(仮名)が、
草の上に付いている(光る)露を見て、
「あれ、は、ナニ……?」と訊いた。
先は長いし、夜は更けたし、雷まで鳴って雨もかなり降ってたので、
男は荒れ果てた蔵の奥にMを押し入れ、自分は入り口で見張りをしていた。
そこが鬼の住処とも知らずに……。
早く夜が明けねーかなー、と思っている間に、鬼はMを一口で食ってしまった。
「あ、あれ~っ!」とMは叫んだが、雷がうるさくて男は聞こえなかった。
次第に夜が明けてきて、(蔵の奥を)見てみると、連れてきたMがいない。
地団駄踏んで悔し泣きしたが、もはやどーにもならない。
実はこの「鬼」というのは、Mの祖父宅の向こう隣りに住む幼馴染みで(嘘)、
泣き声を聞きつけて、足止めし、取り返してしまったということだ。
それを「鬼(の仕業)」と言ったのだ。
とゆーことで、冒頭の和歌は、
「あれ、は白玉(真珠)、か、な……?」 とMが尋ねた時に、
「ありゃー露だよ」と答えて、
オレの方が露のように儚く消えてしまえばよかったのに……
という意味ですね。
このお話、古典文法的に要チェキポイントが盛り沢山だそうで、
古文の教科書によく載っているようです。
そーいや、私も高校時代に古文の授業で学んだような記憶が。
で、なんでこんな話をSSに取り入れたかと申しますと、
モデル校の1年2学期の学習内容にあったから^^。
あとは、埼玉の日の出・日の入り時刻を調べてみたりもしました(苦笑)。
ちなみに、2008年12月11日の埼玉、日の出は6:41で、日の入りは16:28だそーです。
それから、「bad」の最上級は「worst」です、よー。(三橋風口調で)
その他、作中ツッコミどころは満載ですが、
(朝練はやるでしょ、とか、そんな時期に先生の研究会なんてないんじゃね? とか)
ゆる~く半目でお目こぼしいただければ幸いです(汗)。
なにより、阿部くんの性格が女々しくてかなり捏造入ってて「アンタ誰?」状態ですが、
どうか平に、平にご容赦を……m(_ _)m
ところで阿部さん。
いつでもどこでもおんなじヤツのことばっか考えてて、
ノートの端にも気ィつけさしてる男は、
キメーしウゼーしメンドクセー、んじゃないかと思います(笑)。
某私立学園経営者の孫という高嶺の花にマジ惚れして
何年もアタックし続け、やっとのことで掻っ攫って駆け落ちして、深夜の逃避行。
芥川という川のほとりまで来た時に、連れてきたM(仮名)が、
草の上に付いている(光る)露を見て、
「あれ、は、ナニ……?」と訊いた。
先は長いし、夜は更けたし、雷まで鳴って雨もかなり降ってたので、
男は荒れ果てた蔵の奥にMを押し入れ、自分は入り口で見張りをしていた。
そこが鬼の住処とも知らずに……。
早く夜が明けねーかなー、と思っている間に、鬼はMを一口で食ってしまった。
「あ、あれ~っ!」とMは叫んだが、雷がうるさくて男は聞こえなかった。
次第に夜が明けてきて、(蔵の奥を)見てみると、連れてきたMがいない。
地団駄踏んで悔し泣きしたが、もはやどーにもならない。
実はこの「鬼」というのは、Mの祖父宅の向こう隣りに住む幼馴染みで(嘘)、
泣き声を聞きつけて、足止めし、取り返してしまったということだ。
それを「鬼(の仕業)」と言ったのだ。
とゆーことで、冒頭の和歌は、
「あれ、は白玉(真珠)、か、な……?」 とMが尋ねた時に、
「ありゃー露だよ」と答えて、
オレの方が露のように儚く消えてしまえばよかったのに……
という意味ですね。
このお話、古典文法的に要チェキポイントが盛り沢山だそうで、
古文の教科書によく載っているようです。
そーいや、私も高校時代に古文の授業で学んだような記憶が。
で、なんでこんな話をSSに取り入れたかと申しますと、
モデル校の1年2学期の学習内容にあったから^^。
あとは、埼玉の日の出・日の入り時刻を調べてみたりもしました(苦笑)。
ちなみに、2008年12月11日の埼玉、日の出は6:41で、日の入りは16:28だそーです。
それから、「bad」の最上級は「worst」です、よー。(三橋風口調で)
その他、作中ツッコミどころは満載ですが、
(朝練はやるでしょ、とか、そんな時期に先生の研究会なんてないんじゃね? とか)
ゆる~く半目でお目こぼしいただければ幸いです(汗)。
なにより、阿部くんの性格が女々しくてかなり捏造入ってて「アンタ誰?」状態ですが、
どうか平に、平にご容赦を……m(_ _)m
ところで阿部さん。
いつでもどこでもおんなじヤツのことばっか考えてて、
ノートの端にも気ィつけさしてる男は、
キメーしウゼーしメンドクセー、んじゃないかと思います(笑)。
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