昨日の日記「月刊アフタヌーン8月号(1)」の続きです。

1回流し読みしただけの曖昧な記憶で書いているので、 文中のセリフは全てうろ覚えです。
お見苦しい間違い等があればご容赦ください。


※以下、腐女子による「おおきく振りかぶって」のネタバレ感想です。
相当腐っていますので、原作が純粋にお好きな方はご覧にならないでくださいませ。






「今月号のおお振りで、杏月が萌えたセリフ2つ」ということで、
まず昨日の日記では、一つ目、

「お前と阿部の二人で野球やってんじゃねーぞ」
by田島
を挙げました。

てなわけで、二つ目の今月号で萌えたセリフはこちら!


「田島君を独りにしないであげてね、キャプテンッ」
これまた、なんというハナタジ萌えセリフ……!!

4番と捕手を兼任していては、田島の負担が大きすぎてツライだろう、と花井くんは心配し、
阿部くん不在の間は自分が正捕手に、とモモカンに申し出ます。
ほんの3ヶ月半前の入部当初は「別にオレ野球じゃなくてもいいしー」と言ってたあの子が、
誰よりも熱心に真剣にモモカンの説明聞いて、捕手まで積極的にやろうとしたりして……。
おかーさんは感慨深いよ……(ほろり)
モモカンによる捕手の詳しい解説、個人的にすごく興味深かったです。
知らないこともあったから勉強になりました!

……それにしても、「無垢なキャッチャー・花井」がホントに誕生することになろうとは……!!
(※こちらの「ポジション:西浦高校野球部の場合」を参照)
フォーメーションジェネレータ、恐い子……!!

「オレが4番やります、って言うかと思ってた」とモモカンにズバッと斬り込まれちゃった花井くん。
花井くんが田島じゃなくてオレを4番に! と考えなかったのは、
モモカンが言う通り、最初から自分を田島くんの下に置いちゃっている=田島には敵わないと思い込んでいる、
のが一番の理由でしょうね。
それは田島くんにとっては一番哀しいことだろうな……。
5月号の感想でも、6月号の感想でも、繰り返し言ってきたことですが、
>才能に秀でて群を抜いている、って恵まれているけど、同時に孤高で孤独だと思うんですよ。
>一緒に試合をしていても、見ているものが違うというか、仲間と共有できないというか。
>そんな中で、田島くんにとって花井くんは同じものを共有できそうな近しい存在なんだろうな

と私は思います。
モモカンも、やっぱり田島くんの「孤独」を心配していたんだなぁ、と思いました。
原作3巻収録の「基本のキホン!」の中で、
加具山くんが榛名さんに「――お前、浮いてるよ」って言ったことがありましたが、
そんな風に田島くん一人が高みに孤立してしまわず、
チーム全体が引っ張られて底上げされるような方向にモモカンは持っていきたいんでしょうね。
その鍵になるのは、田島くんに一番近しい存在の、花井くんなんだろうなぁ。

でも、花井くんが「オレが4番に」と考えなかった理由は、
田島には敵わない、という思い込みの他にもいくつかあるんじゃないかと私は思います。

まず、キャプテンとして。
チーム全体を客観的に見た時に、西浦で一番バッティングのいい田島くんが、
ハンデを背負って打撃の調子を落とすのは、チームにとって明らかにマイナスです。
田島の負担を少しでも減らして、田島の力を最大限に生かしたい、という考え方は、
自分の損得勘定を抜きにして、主将らしい目でチーム全体を見れているんじゃないかな。

それから、花井くんの生来の性格。
花井くんは中学でも野球部主将を務めてて、4番打者もやってましたが、
オレがオレが! と傲慢に目立ちたいタイプとは違って、
縁の下の力持ちとゆーか、困ってる奴を放っておけないとゆーか、貧乏クジばっかり引いているとゆーか、
とにかく、もともと犠牲的精神旺盛で、献身的な性格なんですよね。
だから「4番兼捕手じゃ田島がツライだろう」→「オレがツライ部分を代わってやろう」→「オレが捕手やります」
って思考回路に自然になってるんだろうな~。

あと、いかにも長男的な思考回路だなぁ、とも思いました。長女の私は(苦笑)。
なんか、諦めることに慣らされてるんですよね、幼い頃からw
下に妹・弟がいると、我を張りたくても「お兄ちゃんなんだから」と最後は我慢して譲ることが多いような……。
ま、ただのイメージで、根拠は何もないんですけどね(笑)。

でも、深層心理の理由は、
捕手やらせても運動神経抜群ですぐこなせて、試合を俯瞰で見れる脳があって、度胸もあって、面倒な投手も扱えちゃう、
そんな田島様のスゴさに、花井くんは心酔して憧れて惚れ込んじゃってる部分もどこかあるから、
田島様が打撃で活躍するカッチョイー姿が見たいんじゃないかなー?
な~んだ。梓も私と同じ、ただの田島様ファン?w
だって、今月キミが考えてたことって「田島」「田島」ってそればっかなんだもん。
(あ、それはいつものことかww)
花井くんってば、どんだけ田島様が好きなんだよ、とハナタジスキーの杏月は(ry


その他、杏月が今月号で萌えたところを簡単に。

●公式戦敗退の翌日から、1日約12時間の練習……!
す、すごいハードだ……。
でもお昼寝とお勉強の時間が各1時間ずつ組み込まれているところが、
高校生らしくって微笑ましいw

●タタミアトをほっぺたにつけた栄口くん、三橋くん。
おまいら……! これ以上可愛らしさをアピールしないでくれ……!ハァハァ

●二塁送球が100km/hと130km/hの場合のタイムを、瞬時に暗算しちゃう西広先生。
か、か、カッチョイー……!(目がハートマーク)

●部活帰り、腹ペコでコンビニ行って食料調達して、一口齧りついた途端に、
食欲→睡眠欲にスイッチ切り替わって、ぼんやりしている西浦ーぜ達がカワイ(ry
動きの鈍っているところを一網打尽にしてお持ち帰りしてもいいですか?(←犯罪です。)
パン(?)に齧りつく三橋くんの顔がケロロ軍曹にしか見えませんでした(笑)。

●巣山くんの私服、やっぱり拘ってる感じで、おっしゃれ~vv

●阿部家のおかーさんも、三橋家のおかーさんも、もちろん他のみんなのおかーさんも、
息子のために栄養バランス考えたご飯を一生懸命考えて作ってくれて、ホントにエライよ!!
みんな親に深~く感謝しろよ~!!
さらに、マネジの千代ちゃんも、部員のために頑張ってるシーンがいくつも出てきて、エライ!
おお振りは、こういった親や応援団のサポートがしっかり描かれていて、
女子マネージャーも少年漫画にありがちなただの「恋愛対象」じゃなくて、しっかりお仕事こなしてて、
頑張る女性陣が等身大で描かれてるところが好感持てます。
その辺は、やっぱり作者様が女性だからかな?
……余談ながら、自分の高校時代、サッカー部マネジだった時の、
夏合宿5日間、3食ご飯作った時を思い出しちゃって、目頭が熱くなったよ……(軽くトラウマ)。


さて。
いよいよ始まりましたよ! 夏合宿!
今回の合宿は、GW合宿とは違って、西浦高校敷地内の宿泊施設でやるみたいですね。
多分そうだろうと予想してました。
西浦高校のモデルになった浦和西高校にも、「合宿所兼格技場」があるみたいですし。


そして。
モモカンは、阿部&三橋に一緒に行動するように命令しました……!
阿部くんが通う病院へ、三橋くんはロードを兼ねて自転車を押してゆき、お医者さんの話も一緒に聞いて。
つまり、同伴……。
合宿中の毎日の朝ご飯も、阿部くんと三橋くんの二人で作る……。

も、妄想が……妄想が無限大にひろがりまくりんぐ……。
おかずは最低2品、ってモモカンは言ってたけど、
アベミハが二人してアタフタと朝食作ってる図を想像するだけで、
おかずなんかなくてもどんぶり飯5杯は朝から軽くペロリです!! あざーーっす!!


先月「花井君は、田島君がいて幸せだね」も、
今月の「田島君を独りにしないであげてね、キャプテンッ」も、
モモカンありがとうありがとうっ!! って思ったけど。
そもそも、アニメ第2話で阿部くんの手をぎゅっと握りしめながら、
「私のしたことを三橋くんにしてごらん」 「うん、してみて。いろいろなことがわかるよ」
ってのたまった時も、
「みんな! 三橋君が欲しい!?って掛け声かけた時も、
>迷える性少年になんちゅー指導しとるんだこの大人はGJGJ!ww
って思ったけど。
また今回も、やってみればイロイロと「わかる」んですね? まりあ様!

……なんとゆーか……モモカンは強力な「アベミハ」「ハナタジ」推奨派で、
積極的に囲い込みをしているよーに見えるのは私だけですか……?
もう、これからはモモカン姐さんと呼ばせてください!!!

さあ!
7月25日発売予定の月刊アフタヌーン9月号は……
夏コミ合わせ新刊・アベミハ新婚パラレル書き下ろし48Pですよ! 待て次号!!
(嘘です、すみませんすみませんほんとうにすみません……m(_ _;)m)
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