夏が終わった……

なんと!1週間もブログを更新してなかったのか……!orz
いや~、この1週間はモロモロの事情で多忙を極めて、ブログを書く余裕がなかったっす。
というわけで「モロモロの事情」ってのがコレ。↓

9月30日に開幕した「のじぎく兵庫国体」。
その公開競技の1つである高校野球硬式は、9月30日から1回戦が始まり、昨日10月4日に決勝戦を迎え、早稲田実業学校の優勝で終了しました。
……なんてこたぁ、ふつーに新聞・テレビ・ネットでニュースを見ている日本人なら誰もが知っていること。
国体の、「公開競技」の1つに過ぎない高校野球硬式が、
ニュースやスポーツ新聞のトップを飾り、ワイドショーや情報番組でも報道されて、嫌でもその情報が目に入ってくる日々でしたからね。
特にワイドショーは「徹夜組○千人」だの「ハンカチ」だの「弁当」だのと、
野球となんら関係ない報道にやたら力を入れていて、見ていてほとほと呆れましたよ、まったく=3
……と言いつつ、漏らさず見ている人間がここに約1名……orz
あ!
1週間もブログ放置してたからといって、高砂市野球場前で連日徹夜していたワケではないです。念のため。
いや、行けるもんなら行きたかったけどさ(苦笑)。
生で試合を見られた人達がホントに羨ましい。
全試合見たかったのに、テレビ中継とかないんだもん。
辛うじて私が見れたのは、ネット中継で、準決勝・駒大苫小牧vs東洋大姫路の8回以降と、決勝のみ。
例年の国体高校野球は、正式競技でもないので、お祭り気分のまったりモードらしいですね。
自チームのベンチからヤジが飛んだり、ホームインした選手が敵チームの捕手とハイタッチしちゃうようなお遊びも見られるとか(笑)。
それが今年はガチ勝負。
みんな甲子園の時よりは伸び伸びと楽しんでいて、随所に「ファンサービス」は見られたけどね。
駒苫・本間君が鹿児島工業・今吉君の真似して「ヨッシャー!!」と咆哮 → デッドボール。とか、
準決勝9回裏マウンドでハンカチ王子がおもむろに汗を拭く。とか。
でも、どのチームも「勝ちたい」と思って、本気モードで戦いに臨んでいたように感じました。
私がほんの僅かだけ見れた駒苫vs東洋大姫路の準決勝も、震えが走るほど感動した……!
甲子園ではホームランを打たれた東洋大姫路・林崎君に、速球で真剣勝負を挑む駒苫・田中君(この二人は全日本選抜ではチームメイト)。
1球目、ストライクが決まった瞬間、二人とも視線を合わせてニヤリと嬉しそうに笑ってました。
それから東洋大姫路のエース、乾君。
駒苫に打ち込まれながらも、粘り強いピッチングで要所要所を抑えて後続を断ったりと、立派な完投。
思ってた以上に優秀なピッチャーだと心の中で拍手を贈りました。
テレビ等では連日、早実・斎藤君と駒苫・田中君ばかりが取り上げられて、他の選手の活躍がわからないけど、
みんな優れた選手達で、一生懸命頑張ってて、好プレイも続出だったんだろうなぁ。
1回戦から全部見たかったなぁ、つくづく。
ホント、せっかくTVカメラが現地に行ってるんだから、
人混みとかハンカチとか弁当とかの分の時間、僅かでも試合の模様を流して欲しかった……orz
そして決勝戦は甲子園決勝と同じカード、早稲田実業vs駒大苫小牧。
「野球の神様」ってのは、すごいなぁと言うか、粋な計らいをするなぁと言うか。素直に感嘆してしまいました。
甲子園決勝再試合の歴史的な熱闘を再現するかのような、本当に素晴らしい試合でした。
試合結果は、1-0。
斎藤君の完封&タイムリーヒットで勝ち越しと、まさに「アイツ一人にやられた(by田中君)」試合でしたが、
内容を見れば、斎藤君の104球9安打6奪三振無失点に対して、田中君は115球4安打9奪三振1失点。
むしろ田中君の方がよい出来だったとも言えるけど、ピンチに併殺を3回もやった斎藤君の、ここぞという時の集中力というか勝負強さが勝ったのかな、と思いました。
2回裏、打者田中君への初球で斎藤君が意表を突くスローボールを投げて、
これまた二人視線を合わせてニヤリと笑うシーンは見てる私まで嬉しかったな。
8回裏、斎藤君の投げた2塁牽制球が駒苫・三木君の顔面に当たり負傷退場した後、打席の本間君がこっそりピンクのハンカチで汗を拭いてるのも、ちょっとじんときた。
あれは重い雰囲気を払拭し、斎藤君の気を紛らわせるための本間君の優しい気遣いだと、私は思ってるんですが。
何はともあれ、(これ以上語るとにわか知識が露呈するので・苦笑)一瞬たりと目の離せない、ものすごくイイ試合でした!
……私個人の本音を言えば、同校引分け優勝して欲しかったかな。
どっちも応援してて、どっちにも負けて欲しくなかったから。
それにしても、ほぼ互角の力をもつライバルと本気で投げ合って力比べをするって、
どれほどワクワクして、どれほど楽しいものなんだろう?
そんな相手がいる彼らが、羨ましくすら感じます。
奇しくも、二人とも試合後のインタビューで異口同音に言った言葉が「幸せでした」。
この決勝戦はどうしても見たくて、
知人の知人(つまり知らない人)にスカイA(ケーブルテレビ)の生中継のビデオ録画を依頼し、
当日の試合1時間後にローカル局で放映された録画中継をデジタル録画し、
さらにリアルタイムでネット中継(ミラー)を見てました(苦笑)。
それにしても国体ホームページの動画中継サイト「はばタンTV」は、何度繋いでも一度たりと見れなかったよ……はばタン(怒)。
そんなこんなの狂騒の果てに、国体も幕を閉じました……。(いや国体自体は10月10日までやってますヨ)
これで高校3年生の公式戦は全て終了。引退です。
斎藤君「田中を尊敬して、これからも目標にして頑張っていきたい。
いままでありがとう。ライバルとして、いい仲間として、
また彼と勝負ができて、プロ野球を二人で盛り上げられるようになったらいい」
田中君「また対戦したい。プロで? そこしかないでしょう」
彼らの願いが叶って、再び同じマウンドに立つ日が4年後に来ることを祈っています。
さて、連日の睡眠不足(毎日3時間ほど)と眼精疲労に悩まされたヒキコモリの日々ともこれでお別れね。
しばらくは録画した大量の映像を整理してDVDに落とすかな……。
ああ……なんだろう、この胸の隙間に吹き込む秋風は……
ひゅるり~~……(T_T)

9月30日に開幕した「のじぎく兵庫国体」。
その公開競技の1つである高校野球硬式は、9月30日から1回戦が始まり、昨日10月4日に決勝戦を迎え、早稲田実業学校の優勝で終了しました。
……なんてこたぁ、ふつーに新聞・テレビ・ネットでニュースを見ている日本人なら誰もが知っていること。
国体の、「公開競技」の1つに過ぎない高校野球硬式が、
ニュースやスポーツ新聞のトップを飾り、ワイドショーや情報番組でも報道されて、嫌でもその情報が目に入ってくる日々でしたからね。
特にワイドショーは「徹夜組○千人」だの「ハンカチ」だの「弁当」だのと、
野球となんら関係ない報道にやたら力を入れていて、見ていてほとほと呆れましたよ、まったく=3
……と言いつつ、漏らさず見ている人間がここに約1名……orz
あ!
1週間もブログ放置してたからといって、高砂市野球場前で連日徹夜していたワケではないです。念のため。
いや、行けるもんなら行きたかったけどさ(苦笑)。
生で試合を見られた人達がホントに羨ましい。
全試合見たかったのに、テレビ中継とかないんだもん。
辛うじて私が見れたのは、ネット中継で、準決勝・駒大苫小牧vs東洋大姫路の8回以降と、決勝のみ。
例年の国体高校野球は、正式競技でもないので、お祭り気分のまったりモードらしいですね。
自チームのベンチからヤジが飛んだり、ホームインした選手が敵チームの捕手とハイタッチしちゃうようなお遊びも見られるとか(笑)。
それが今年はガチ勝負。
みんな甲子園の時よりは伸び伸びと楽しんでいて、随所に「ファンサービス」は見られたけどね。
駒苫・本間君が鹿児島工業・今吉君の真似して「ヨッシャー!!」と咆哮 → デッドボール。とか、
準決勝9回裏マウンドでハンカチ王子がおもむろに汗を拭く。とか。
でも、どのチームも「勝ちたい」と思って、本気モードで戦いに臨んでいたように感じました。
私がほんの僅かだけ見れた駒苫vs東洋大姫路の準決勝も、震えが走るほど感動した……!
甲子園ではホームランを打たれた東洋大姫路・林崎君に、速球で真剣勝負を挑む駒苫・田中君(この二人は全日本選抜ではチームメイト)。
1球目、ストライクが決まった瞬間、二人とも視線を合わせてニヤリと嬉しそうに笑ってました。
それから東洋大姫路のエース、乾君。
駒苫に打ち込まれながらも、粘り強いピッチングで要所要所を抑えて後続を断ったりと、立派な完投。
思ってた以上に優秀なピッチャーだと心の中で拍手を贈りました。
テレビ等では連日、早実・斎藤君と駒苫・田中君ばかりが取り上げられて、他の選手の活躍がわからないけど、
みんな優れた選手達で、一生懸命頑張ってて、好プレイも続出だったんだろうなぁ。
1回戦から全部見たかったなぁ、つくづく。
ホント、せっかくTVカメラが現地に行ってるんだから、
人混みとかハンカチとか弁当とかの分の時間、僅かでも試合の模様を流して欲しかった……orz
そして決勝戦は甲子園決勝と同じカード、早稲田実業vs駒大苫小牧。
「野球の神様」ってのは、すごいなぁと言うか、粋な計らいをするなぁと言うか。素直に感嘆してしまいました。
甲子園決勝再試合の歴史的な熱闘を再現するかのような、本当に素晴らしい試合でした。
試合結果は、1-0。
斎藤君の完封&タイムリーヒットで勝ち越しと、まさに「アイツ一人にやられた(by田中君)」試合でしたが、
内容を見れば、斎藤君の104球9安打6奪三振無失点に対して、田中君は115球4安打9奪三振1失点。
むしろ田中君の方がよい出来だったとも言えるけど、ピンチに併殺を3回もやった斎藤君の、ここぞという時の集中力というか勝負強さが勝ったのかな、と思いました。
2回裏、打者田中君への初球で斎藤君が意表を突くスローボールを投げて、
これまた二人視線を合わせてニヤリと笑うシーンは見てる私まで嬉しかったな。
8回裏、斎藤君の投げた2塁牽制球が駒苫・三木君の顔面に当たり負傷退場した後、打席の本間君がこっそりピンクのハンカチで汗を拭いてるのも、ちょっとじんときた。
あれは重い雰囲気を払拭し、斎藤君の気を紛らわせるための本間君の優しい気遣いだと、私は思ってるんですが。
何はともあれ、(これ以上語るとにわか知識が露呈するので・苦笑)一瞬たりと目の離せない、ものすごくイイ試合でした!
……私個人の本音を言えば、同校引分け優勝して欲しかったかな。
どっちも応援してて、どっちにも負けて欲しくなかったから。
それにしても、ほぼ互角の力をもつライバルと本気で投げ合って力比べをするって、
どれほどワクワクして、どれほど楽しいものなんだろう?
そんな相手がいる彼らが、羨ましくすら感じます。
奇しくも、二人とも試合後のインタビューで異口同音に言った言葉が「幸せでした」。
この決勝戦はどうしても見たくて、
知人の知人(つまり知らない人)にスカイA(ケーブルテレビ)の生中継のビデオ録画を依頼し、
当日の試合1時間後にローカル局で放映された録画中継をデジタル録画し、
さらにリアルタイムでネット中継(ミラー)を見てました(苦笑)。
それにしても国体ホームページの動画中継サイト「はばタンTV」は、何度繋いでも一度たりと見れなかったよ……はばタン(怒)。
そんなこんなの狂騒の果てに、国体も幕を閉じました……。(いや国体自体は10月10日までやってますヨ)
これで高校3年生の公式戦は全て終了。引退です。
斎藤君「田中を尊敬して、これからも目標にして頑張っていきたい。
いままでありがとう。ライバルとして、いい仲間として、
また彼と勝負ができて、プロ野球を二人で盛り上げられるようになったらいい」
田中君「また対戦したい。プロで? そこしかないでしょう」
彼らの願いが叶って、再び同じマウンドに立つ日が4年後に来ることを祈っています。
さて、連日の睡眠不足(毎日3時間ほど)と眼精疲労に悩まされたヒキコモリの日々ともこれでお別れね。
しばらくは録画した大量の映像を整理してDVDに落とすかな……。
ああ……なんだろう、この胸の隙間に吹き込む秋風は……
ひゅるり~~……(T_T)
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