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月刊アフタヌーン4月号
昨日、月刊アフタヌーン4月号を読んできました。
またも、曖昧な記憶に基づく、杏月的萌え視点のおお振り感想です^^。
今回は(も?)異常に長いっス(苦笑)。

(ちなみに前回(アフタヌーン3月号)の感想はこちらです。)


※以下、「おおきく振りかぶって」の腐女子視点ネタバレです。ご注意ください。
はあ~~~。

喪失感と寂寥感と未来への期待と萌えとが渾然一体となった、いいお話でした、今月号。


ついに終わりましたね。
長かった試合が。
西浦高校は県大会5回戦で敗退。

実は、ネタバレスレで既に試合結果を知っていたんで、私は予備知識をもった上で本誌を読んだわけですが(苦笑)。

私の個人的な感想としては、ここで負けて良かったのかもね、と思います。

「1年生だけのチームが勝ち進む」という魅力的なシチュエーションは、この敗戦で終わってしまうので、
ここで負けてしまうのはもったいないんじゃないか? という意見もあって、
それにも確かに頷けるんですけどね。

少年or青年漫画の場合、主人公のチームが勝つのが不文律のお約束です。
読者は通常、主人公に感情移入して同化して、そのチームの勝利を応援するんですから。
絶望的な展開でも奇跡の連続で逆転勝ちするのは、漫画ではよくあること。
(……と言いつつ、「事実は小説より奇なり」で現実の甲子園でも信じられない奇跡が起こったりしますが。)
もし万が一負けるとしても、全ての力を出し切って、両者実力拮抗のシーソーゲームの結果、
1つの悔いもなく、晴々と負ける、というのが漫画でよく描かれる「負け」です。
そういうストーリーが読者にカタルシスを与え、人気を保つ原動力になるわけですから。

でも、この「おおきく振りかぶって」は、現実と同じ「容赦ない絶望」が描かれていて、
それが私にとってはすごく魅力的でもあります。

確かに、負けた西浦ナインは今持っている力を最大限に発揮して、
負けても爽やかにグラウンドで礼をし、スタンドの応援団に頭を下げ、
涙をこぼす者も10名中3名だけ、
それすらも監督に「この悔しさは成長の糧になる。泣いたら悔しさを忘れるからダメ!」と喝を入れられて、
今日からでもさらに成長しようと、元気よく前向きに球場を去っていきました。
長期連載の間ずっと応援してきた読者としては、少しばかり肩すかしな程に、
あっさりとした、清々しい負けです。
(いや、私はつい3ヶ月前からの応援だけど・苦笑)

でもね。きっと西浦ナインはみんな悔しくて悔しくて今夜眠れないかも。
布団の中で1つ1つのプレーを思い出して、モモカンが言った通り
「もっと速く走れれば、もっと力があれば、もっと技があれば」云々、と悔しさに歯軋りするはず。
(それこそが、モモカンの言う「悔しさを成長の糧にする」ってことなんだけどね)
力が足りなかったんです。
絶望的に。
終わりがあっさりしすぎるくらいに。
まだ1年生なんだから、当り前ではあるけれども。

例えば、西広くん。
野球を始めてまだ3~4ヶ月です。
公式戦出場も、この試合が初めてです。
交替で途中出場した試合中に「今まで控えだってことに甘えていた」と初めて自覚した西広くん。
その彼が、ラストバッターに。
「当たれ! 当たってくれ!」と西広くん本人も西浦ナインも応援団もみんな切実に祈っていたけれど。
空振りの3球三振。
しかも全てど真ん中のストレート。
美丞大狭山高校の捕手・倉田くんがラスト1球、ミットをど真ん中に構えたコマを見た時。
私は泣きたくなるような切ない気持になりました。
現実ってのは容赦ない。
どんなに頑張れ頑張れと祈ってみても、力のない者はあっけなく負ける。
西広くんにとっては、トラウマになってもおかしくない結果です。
これから新人戦や秋季大会もあるけれど、来年新入生が入ってくれば野球経験者もいることでしょう。
もしかしたら、西広くんにとってはこれが「最後の夏」になる可能性もある。
どんだけ悔いが残って仕方がないことか。
唯一泣き崩れた西広くんの背中を見て、とても切ない気持になりました。

そしてその西広くんを両脇から支え起こした沖くんと花井くん。
沖くんは、西広くんの前の打者でした。
「俺が打って、塁に出なきゃ、次は……」と西広くんのプレッシャーを案じて打席に立ちました。
しかし、1塁にヘッスラしたものの、進塁打に終わり2アウト目。
野球初心者・西広くんを最終打席に立たせる結果になってしまいました。

花井くんはその前の5番打者。
4番の田島くんが2ベースヒットで1点取って、ノーアウト2塁。
最終回で5点差とはいえ、まだ何が起こるかわからない展開です。
流れがこちらにある今、一気に逆転する可能性がないわけでもない。
その流れを切ったのが、3球三振した花井くんでした。
それも全球ストレート。(結果だけ見ると初心者・西広くんと同じ)
好打者としては屈辱的な結果じゃないでしょうか?

彼らだけでなく、西浦ナインの誰も彼もが、自分の力のなさが悔しくて悔しくて仕方ないだろうなー。
……とそれぞれの心中を想像するだけで愉しくてにやける私w(サド?)

西浦の子達だけじゃないです。
田島くんの打席での選球眼を見て「宝石」と称し、その才能を羨む美丞の捕手・倉田くん。
美丞のコーチ(自分の先輩)呂佳さんが何か反則行為をしたのでは? と疑い、それを暴こうとする桐青の河合くん。
そんな河合くんの後ろ姿を「マジでウゼエな……」と睨みつける呂佳さん。
彼らは「きらきらして爽やか」な高校野球の印象ではなく、皆どこか後ろ暗い感情が見え隠れしています。
でも、それがふつーの人間だと思うんだよね。

作者のひぐちアサさんは、こういった「頑張っても叶わない、実力・才能のない者の絶望」とか、陰謀画策や暗躍といった
人間の暗部の感情も、容赦なく前面に出して描いているように感じるんですよ、私は。
それが惹きつけられるし、おもしろい。
ただ単に、羨望・嫉妬・絶望・後悔、で終わるんじゃなく、それでも成長しようという前向きな姿勢も見られるから。


とまぁ、長ったらしく欝なことを書きましたが、萌えもてんこ盛りでした!!
杏月が萌えたポイントを箇条書きで記しますv

●(目(フィジカル)も心(メンタル)もいいもんもらってんのか。宝石みたいでやんなっちゃうね)
 そうかぁ~、田島くんは宝石かぁ~www うふふふふwwとなぜか嬉しくなる杏月。

●2塁上の田島くんの心の声(花井! 打てよ!)
 いや、花井くんが次の打者なんで田島くんがそう思うのは当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。
 なんか田島くんは花井くんのこと考えてること、多くないですか?vvv

●泣き崩れる西広くんを両脇から支える花井くん、沖くん。
 項垂れ涙を拭う栄口くんの肩を抱く泉くん。
 ……すまん、西浦ーぜよ。こんなシーンで萌えちゃいかんのに、ボク、脳が腐ってて……。

●「おにーちゃん負けちゃったねー」「もっと応援したかったねー」って言う花井くんの双子の妹sが可愛かったw

●三橋くんと阿部くん。

三橋くんと阿部くん。
もう、これに尽きます。
なんだ、この萌えは……!!!
負けた直後からどこか呆然としている三橋くん。
ベンチ前で松葉杖で佇み、自分を待っている阿部くんの姿を見た瞬間。
「あし……」
そして、ぽろっと涙が。
でもその涙を見せまいと下を向いて顔を伏せる三橋くん。
いつもいつもビービー泣いてた彼が、涙を見せまいと、ですよ?
その間の阿部くんの表情も、何かを堪えているようなとても切ない顔で。
そして三橋くんが震える声で「……ま……け…た……」
思わず、三橋くんの頭を片腕で抱えて自分の肩口に押し付ける阿部くん。

あああ、なんだろう、この二人の関係。
なんといえばいいんでしょう?
友達ではないんだよな。まともなコミュニケーションは未だ成立していないから。
とてもイビツ。
でも、他の誰よりも、チームメートや親よりも、深い心の結びつきがあるんですよ。
なんだろね? なんなんでしょう、この二人の関係って。
「バッテリー」としか、言い表わしようがないけれど(苦笑)。

あと、「涙にはストレス物質が含まれる」と聞いて、ストレス物質減ったら悔しさが薄れる→成長の糧にできない、
とばかりに、ほっぺたの涙を慌ててすくってベロベロ舐める三橋くんが。
な ん だ こ の 萌 え の 塊 の 小 動 物 は……!
隣で呆れる阿部くんとセットで萌えましたw


来月号は、どんな展開になるのかなぁ?
美丞の方に何か展開があるのか?
それとも西浦ナインのこれからについて、心境の描写や新展開があるのかしらん?
特に、三橋くんと阿部くんの語り合いはひじょーーに楽しみだ!
そして西浦ーぜが枕を噛み締める夜をひとりひとり描いてくれたらひぐちさんは神!(笑)
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