俳優ヒース・レジャーが急死(Variety Japan1月23日付)

米人気俳優ヒース・レジャーさん、死体で発見 アカデミー賞作品に主演(MNS産経ニュース1月23日付)


ハリウッドの人気俳優、ヒース・レジャーが、自宅で死亡していたそうです。
まだ28歳の若さ。
驚きました。

私は特別、ヒース・レジャーのファンというわけではないんですが、
以前の日記にもかいた、映画「ROCK YOU!」の主演は、
生き生きとして感情豊かで、その主人公にとても好感を抱きました。

それと、彼がアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた代表作、
「ブロークバック・マウンテン」
DVDを借りて家で見たんですが、もう、ね。
泣きました。
ぼろぼろ。

保守的な時代の、なかでも保守的なカウボーイの同性愛を描いた作品で、
アカデミー賞にも複数部門でノミネートされた、アン・リー監督の話題作。
「そりゃあ腐女子の端くれとして鑑賞せねばなるまい?」と見たんですが。
これはもう、ホモ映画だとか、ハリウッド人気俳優の男同士の濡れ場もあるとか、
奇異なモノを面白半分や恐いもの見たさで見るような、そんな姿勢は失礼千万!
(私はもちろん最初から、面白半分で手に取ったわけではないんですが。)
人が、真剣に人を愛して、傷ついて、失って、それでも変わらず愛し続ける、
胸を抉るように切ない悲恋物語でした。
誰かを好きになって、儘ならない、つらい、苦しい、切ない想いを感じたことがある人なら、
これを見て、共感に胸締め付けられるんじゃないかなあ?

「ブロークバック・マウンテン」はDVD化されてすぐの頃見て、
感動の激流渦巻くままにブログに感想書こうとしてたんだけど、
その感情に私の文章力が追い付かなくて(涙)、
そうこうするうち、忙しさに紛れて頓挫して、映画の細部の記憶が曖昧になってしまい、
まだ下書き状態で置かれてるんだった……。
でも、ほんとうにほんとうに良い映画なんで、いずれ必ず感想を書き上げてアップしたい!
もっかいDVD借りて見たいなあ!
でも私にとっては「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と同様、
「この映画はいいっ! スゴイ! 感動したっ!」と文句なしに言えるけど、
感情を激しく揺さ振られ過ぎて、しばし茫然とゆーか、うまく言葉にできないとゆーか、
見るのにパワーが要るんで、事前に気合が必要なんですよね~(なにそれ・苦笑)。

ラストのヒース・レジャーの表情。
今思い出しても、涙出そうになるよ……。
すごくセンシティブで、いい演技だった。
才能ある俳優さんが若くして亡くなり、残念です。
ご冥福をお祈りします。
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