2021_12
31
(Fri)19:19

来年の事を言えば鬼が笑う

ブログのテンプレートを1日早くお正月に模様替えしました。
気が早すぎて、鬼に大爆笑されそうですが。

来年の事を言えば鬼が笑う(故事ことわざ辞典)

将来のことなど前もって知ることはできないのだから、あれこれ言っても仕方がない。
予測できるはずのない未来のことを言うと、鬼でさえおかしくてせせら笑うという意味から。



来年の事を言えば鬼が笑う(コトバンク)

来年のことは、どうなるかわからないから、めったなことで口にするものではないというたとえ。
[使用例]
諺にいう、来年の事を言えば、鬼の為に笑わる。
諸君独り来年の事を言うのみならず、また十余年後の事を言う。
人生は泡沫(ほうまつ)、風前の灯の如し。
朝(あした)有りて而して夕べ無し。
奚なんぞ来年を約せん。
矧いわんや数年の後をや。
(原文は漢文)[石川鴻斎*夜窓鬼談|1889~94]



こちらの永六輔さんの回答も、身に沁みます。
全国こども電話相談室

Q. 諺で「来年のことを言うと鬼が笑う」と言うのはなぜですか? (小3・おんな)
A. 鬼っていつもコワイ顔をしてるでしょ、笑ってる鬼なんて見たことないよね。
 あのいつだってコワイ顔をしている鬼が、ウッカリ笑ってしまうということは、どういうことかっていうと、
 あんまり先のことを言うと、あのコワイ顔をしている鬼も笑ってしまうから、
 まず今日のこと、まず今日ですよということなんですよ。
 そんなに先の予定を決めたって世の中、そうはいかないよっていう意味なんです。
(タレント・永 六輔 先生)




さて、毎年大晦日には、なんとなく1年を振り返ってみたりしていますが。
今年もブログの更新が停滞しまくって、
「殊に見る人なき所」そのものだったなぁ……。
東京五輪の野球金メダルとか、夏の甲子園とか、V6解散ライブとか、
途中まで書いたものの纏めあげられずに下書き状態の記事も多々あったり。
気が向いたら忘れた頃に書き上げてアップするかもしれません。(今更…)

2020年大晦日の日記には、2021年の抱負として、
>今年よりももっと向上心と積極性をもって、
>2021年は思い出いっぱいの充実した年だった♪
>と振り返れるような、実りある一年にしたいです。

と書いていました。

そして、2021年の元日に書いた目標は、大きく2つ。
●無病息災!
●日常の些細なことにも積極的に萌えを見出だしていく


その後、2021年に日々書いた日記を読み返してみると、具体的な目標としては、
①新型コロナウイルスに感染しない。
②がん再発しない。
③ティモンディのプロ野球始球式を生で見る。
④マー君の投球を8年ぶりに生で見る。
⑤V6の最後のライブを生で見る。

このうち、①と③と⑤は嬉しいことに達成できたけど、
達成度は5分の3だったなぁ。
なかなか儘ならないものです。

かの椎名林檎さんも
「明日のことは判らない だからぎゅっとしていてね」
と歌っておられたように、
来年のことはおろか、明日のことさえどうなるか、わからない。
人生は泡沫、風前の灯の如し。
朝を迎えたからといって夕方を迎えられるとは限らない。
予測してみたって、そんなに先の予定や目標を決めてみたって、
そりゃ鬼も笑い転げるよ。
世の中、そうはいかないよ。
ってことですね。

かといって、私は悲観的になっているワケでもなく、
今の自分にできる範囲内で、日々をがんばって、しぶとく、生きてます。
どっこい生きてる萌の中!(笑)
「まず今日のこと、まず今日ですよ」って考えが大事ですよね。

つまりは、今年の元日の日記にも書いた、このブログの頻出単語(笑)、
カルペ・ディエムCarpe diem その日を掴め/今を生きる)」
であり、
メメント・モリmemento mori 死を忘れるな)」
ってことですね。
後者はイヤっちゅーほど思い出させてもらってますがw

一日早いけど、2022年の目標もまた、この頻出単語になりそうかなぁ。
……アレ? 毎年無限ループ^^;?
(鬼、抱腹絶倒中)
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック