平成最後のお正月

謹賀新年

2019-01-01shimekazari.jpg

あけましておめでとうございます。
謹んで新年の寿ぎを申し上げます。

2019-01-01flowers.jpg

旧年中、開店休業中のこのあばら屋を覗いてくださった皆様、
大変お世話になり、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。



2019-01-01sunrise.jpg

今年の初日の出も、雲居隠れでした。残念。
……このボケボケ写真だと、一見、
もっとも明るく朱い中央部分がお日様のように見えますが、
雲に日光が反射しているだけです(苦笑)。

2019-01-01osechi.jpg

今年も例年どおり、ナンチャッテお節を用意しました。
ご覧のとおり、数の子、田作り、海老や魚の焼き物などなど、
大事な構成食材が欠けていますが、
自分が食べたいものだけ詰めました!(笑)
あと、写真にはないけど、大好きなお雑煮もいっぱい食べました♪
(だから例年正月太りが……orz)


さてさて、近頃なにかと耳にする「平成最後の」という枕詞。
そろそろ耳タコ気味ではありますが、
このフレーズが使えるのもあと4ヶ月間。
せっかくですので、ここぞとばかりに私も本日のブログタイトルに冠しましょう。

「平成」という元号の由来は、

『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、
『書経(偽古文尚書)』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からで
「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味

だそうです。

今上天皇が昨年末のお誕生日の記者会見で仰られたように、
日本では「平成が戦争のない時代として終わろうとしている」ことは、
「平成」の名が体を表したとホッと安堵しています。
一方で、天皇陛下のお言葉にもあるとおり、
「国の内外」の外のほうでは、宗教対立や民族紛争やテロが尽きることはなかったし、
国内でも、大地震や豪雨災害など天災が多発した時代でもあったなぁ。

私個人としても、嬉しいこともつらいことも、願ったり叶ったりなことも、予想外なことも、
悲喜こもごも、「禍福は糾える縄の如し」な時代だったなぁ。
……って私の人生における最重要期が「平成」になるでしょうから、そりゃそうでしょうけどね。
けれど、振り返ってみて、もしも神様に「遡って人生をやり直したいか?」と訊かれたら……
その一瞬一瞬の小さな小さな選択の積み重ねで、なにかしらのミスやエラーはあったにせよ、
これもまた私の人生。
「これでいいのだ」と、粛々と受け入れることでしょう。
これから先の人生も、最善の選択を目指しながら、粛々と生きます。

皆様にとっては「平成」はどんな時代でしたか?


管理人・杏月の無精により、この「善哉庵」は、今やまさしく
「殊に見る人なき所」に成り果ててしまいましたが、
それでも「心のうちは、なほいとをかし」。
萌えでドキドキうきうき楽しく感じたことを、時折ボソリとのんびり書き散らかしてまいります。

平成最後の、そして新元号最初のこの1年が、皆様にとって良い年となりますように。
「亥年は無病息災の年」ともいわれるそうです。
皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
本年も御用とお急ぎでない方は、お気が向かれた時にでも、ゆうるりと訪うていただければ幸いです。
関連記事