2016_01
07
(Thu)23:59

すずな すずしろ これぞななくさ

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ハイ! 毎年恒例、1月7日は七草粥です。
右側が梅干、左側が抹茶塩です。
毎年1月7日の日記は、間違い探しゲームの如く、
デジャヴュな写真でお送りしておりまーす(笑)。


2年前の1月7日のブログタイトルは、
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ」
だったので、
2年を経て、今年のタイトルはその続き。
「すずな すずしろ これぞ七種」
にしました(笑)。
ちなみに、「すずな」は蕪、「すずしろ」は大根です。
どちらも今の季節に美味しくなりますねぇ(じゅるり)。

「春の七草」というと、思い浮かぶのがこの有名な百人一首。

君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ
(光孝天皇『古今集』)

「若菜」とは、春に生えてきた食用や薬用になる草のこと。
つまり、1月7日に食べる七草粥のために、春の七草を摘んでいる図、ですね。

こちら↓のお煎餅専門店さんのサイトに、
現代語訳や歌の背景が詳述されていましたよ。
百人一首講座(長岡京小倉山荘)

現代語訳は、
「あなたのために、まだ寒さの残る春の野原に出かけて、
食べると長生きできるという春の野草を摘みました。
摘んでいると、服の袖にしんしんと雪が降りかかってきましたよ」


この歌を詠んだ光孝天皇がまだ親王だった若い頃に、
大切な方(男性か女性かは不明)の長寿を願って春の野草を贈った際、
それに添えた歌、とのことです。

>とても細やかな心遣いを描いた歌で、
>「春の野」「若菜」「衣手」「雪」と柔らかなイメージを含んだ言葉が並んでおり、
>とても優美な歌です。
>野原や若菜の緑と、雪の白の対比も綺麗ですし、とても清らかな感じが全体から漂ってきます。

と解説されていますが、
仰るとおり、新春に相応しい、穏やかでみやびで清々しい雰囲気を感じますねぇ。
今回、この歌について調べてみて初めて知りましたが、
「若菜」の緑と、「雪」の白と、摘んでいる人の衣装のきらびやかさが、
絵画のごとく鮮やかなコントラストで脳裏に浮かびますね。
改めて、美しい歌だなぁ。

ということで、今年もつつがなく1月7日の年間行事を完遂。
さあ、これで今年も無病息災♪
(↑……と2年前の今日も書いて、その半年後から大病で入院を繰り返した女^^;)
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