自然の猛威

今月1日に、ブログのテンプレートを十五夜モードに模様替えしたんですが、
PC用テンプレートのみ、再び変更しました。

前にお借りしていた月夜のPC用テンプレ、
私のPC(IE9や火狐40)から見ると、輝く銀河と満月が綺麗に見えていたんですが、
先日他のPCから見てみたら、ひたすら真っ暗闇……!
どうやら最新版のIEでは、背景画像が表示されないみたい?
うう~ん……2013年に作成された、「HTML 4.01」ベースのテンプレだったからかな?
そのへん独学なのであまり詳しくなく、正しい理由は解りませんが。
やむを得ず、PC用のテンプレから別の「黒地に満月」のテンプレートをお借りしてみました。
……が、なんとこちらは2006年作成の、CSSではなくTABLEでデザイン構築されている超古いもの!(苦笑)
だ、大丈夫かしら……^^;?
あなたのパソコンからご覧になってみて、
枠が崩れたりせず、背景画像もちゃんと見えていますか?(汗)
一応、自分のPCなどから閲覧確認はしてみたけれど……。
なにか不具合がありましたら、どうぞお教えくださいませ。よろしくお願い申し上げます。


さて閑話休題。

今回の茨城・栃木・宮城の大雨被害、
ただただ驚愕しおそれ慄くばかりです。
被害に遭われた方々、避難中の方々には心よりお見舞い申し上げます……。
「自然の猛威」とよく言われるけれど、ほんとうに怖い……(TДT)!


Yahoo!の特設サイトもできていました。

【大雨被害に遭われた方へ】救助要請や避難時の行動、支援に関する情報まとめ(Yahoo!ニュース)

助けの求め方の項目を改めてじっくり読んでみました。
「NHK生活・防災」のTwitterアカウント(?@nhk_seikatsu )と、
「Yahoo!天気・災害」のTwitterアカウント(?@Yahoo_weather)に
書かれていた内容を箇条書きにまとめると、

・周囲が危険な場合は外に出るのは非常に危険!
 建物の上の階などで身を守る。
電話やネットが繋がれば、119番通報する。
・孤立している場合は、周囲に助けを求めたり目印となるものを振ったりして、諦めずに救助を求め続ける。
・「やむをえず」外に出る場合、棒などで足元を確認しながら歩くなど慎重に。
 冠水した道路では、マンホールの蓋が外れていたり側溝や用水路が隠れていたりする恐れあり。
・電話が使えない時は、ツイッターなどで救助要請する方法も。

ツイッターの公式サイトには、救助要請のやり方について説明がありました。

救助要請 ー 電話が使えない時、Twitterで救助を要請(Twitterヘルプセンター)
救助が必要な場合

1.具体的に状況を説明してツイート(例:場所、氏名、人数、状態、要請内容等)
2.できれば、ハッシュタグ「#救助」をつける。
3.GPSの位置情報をつけるとより正確な通報が可能。
※救助が完了したら、なるべくツイートを削除する。

救助要請を見つけた場合
1.できればTwitterで被災者と連絡をとって状況確認。
2.代理で電話で119などに救助要請をする。
※むやみにリツイートして拡散せず、119番や地域の対策室などに連絡する。


このツイッター公式の他にも、こちらのネット記事では、
ツイッターの救助要請、正しいやり方は? ハッシュタグ「#救助」、助かったら結果報告も(withnews 9月11日)

・住所を明記したり、写真や動画をつけて、情報の「確からしさ」を説明する。
・救助後は「助かりました」などと投稿をするか、元のツイートを削除する。
・コピペの拡散は厳禁。
・公式リツイートで拡散する。
・元のツイートの本文をコピペして自分の投稿として発信しない。
という注意点も挙げられていましたよ。

……と書いてみたはいいけれど、私はツイッターやっていないから活用できない^^;。


今回の水害報道で、私が初めて知ったキーワードが、
「線上降水帯」と「バックウォーター現象」です。

一つめの「線上降水帯」とは、
線状の降水帯が数時間停滞し、 集中豪雨をもたらす状態、のことらしいです。

なぜ大雨…南北に帯状の雨雲が停滞(YOMIURI ONLINE 9月10日)

今回の大雨被害は、
日本海側に抜けた台風18号(が弱まった温帯低気圧)に流れ込む空気と、
太平洋側にある台風17号に流れ込む空気、
この二つに挟まれた関東地方上空で、湿った空気の流れがぶつかって、
雨雲が帯状に伸び、強い雨が連続する「線状降水帯」ができた。
しかも、台風17号と偏西風の関係から、雨雲が停滞したまま動かず、
長い時間、鬼怒川の上流から下流まで広範囲に大雨を降らせた。
ということが原因のようです。

二つめの「バックウォーター現象」とは、
本流(太い河)に流れ込む支流(やや細い川)がある地形において、
本流の水位が大雨で高くなって、いわば壁のようになり、
支流の水が本流に流れ込みにくくなってしまう現象、とのこと。

渋井川決壊 専門家「バックウォーター」現象か(NHK9月11日)

今回堤防が決壊して大きな被害が出た
茨城県常総市の鬼怒川は、利根川の支流、
宮城県大崎市の渋井川は、多田川の支流、なんですよね。

上記のNHKニュースつの中でも、専門家がこう言っています。
「支流と本流の合流地点で水位が高くなりやすいという現象は日本のどこでも起こりうる。
施設の整備には限界があるので小規模な河川であっても油断せずに早めの避難をしてほしい」



ほんとに仰る通り……。
「台風が離れていって温帯低気圧に変わったから、もう安心」
「次の台風も上陸しないみたいだから安心」
と思いがちだけれど、直接影響しなかった台風の、間接的な影響で、
とんでもない大雨が自分の住む町に降り続けることもある。

「我が家は川から○km離れているから大丈夫」
「マンションの上階だから浸水はしないだろう」
と思っていても、約10kmも離れた場所で堤防決壊して流れ込んだ泥水が、
1日程経って徐々に低い土地に流れてきて浸水し、
膝や腰まで水に浸かって、自宅に取り残され孤立することだってある。

私も以前から、自治体ホームページからプリントアウトして、自宅周辺の、
・地震マップ
・液状化危険度マップ
・建物全壊率マップ
・洪水ハザードマップ
を常備してたまに目を通してはいますが、
地震の時はどの避難所に行くべきか? 洪水の場合は? 大規模火災だったら?
……正直、スムーズに避難行動できる自信はありません。
非常用持ち出し袋だって、非常食だって、備えは万全とはいえません。

自宅のハザードマップは一応形ばかり常備しているとしても、
街で買い物中に浸水被害に直面したら?
通勤中の列車の中で地震に遭ったら?
旅行中だったら?

自然災害が頻発する国、ニッポン。
「地震」や「津波」や「台風」や「噴火」などの恐ろしさは、
何度も報道で見てわかったような気持ちになっていたけれど、
「堤防が決壊して、大規模浸水」という被害の恐ろしさを、
改めてまざまざと知って、背筋が凍る思いです。

「まさかここまでは来ないだろう」「我が家は大丈夫だろう」という先入観に捕らわれず、
いま一度“自分にも起こりうる”災害として、
どう備えるべきかシュミレーションしてみなくては、と身につまされました。

最後に、被災地の皆さんの生活が少しでも早く再建されるよう心から願っています……!
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