安樂打法

昨日、北海道根室市に「全国で最も遅い開花宣言」が出たようです。
根室市での開花は去年より1日遅く、平年より8日早いそうですよ。

北海道 根室でチシマザクラ開花 全国で最も遅い“開花宣言”(NHKニュース5月10日)

なので、このブログの桜模様テンプレートもそろそろお終いにします(笑)。
コロナ禍の重苦しい空気を、せめてブログを見ている間ぐらいは晴らしたくて、
ポップで明るいテンプレートにしてみました♪


ところで。

本日の楽天イーグルスは、西武ライオンズ戦。
惜しくも3-3の引き分けでしたが、
両先発がダーモディvs岸で、
ネット上で「ティモンディ高岸?」と呟かれたりする素敵な対戦でした(笑)。

1回裏に同点タイムリー二塁打を打った島内選手。
そのインタビューが秀逸!(笑)
「打ったのはスライダー。
今日、投手が打撃練習をしていて、安樂が1.5倍飛ばしていたので
(投手だから普段は)練習していないのに打球を飛ばしていたので腹が立ちました。
その悔しさを試合にぶつけていけたのかなと思います。
安樂腹が立つけど、でもありがとう。
安樂打法です。(真顔)」




↓こちらが、その「安樂打法」を披露した、楽天投手陣の打撃練習(萌)。
マー君は相変わらず叫びながら(笑)、駒苫5番打者時代を思い出させるバッティングフォームvv
そして、安樂投手が映るのは3:40頃から。



さっすがは済美の4番やでぇえええ!!
代打・安樂、待ったなし!!!!




島内さんのインタビュー後、
「安樂打撃コーチ」という言葉がネット上を賑わしたりしましたが(笑)、
済美高校(上甲監督)の打撃練習を鑑みれば、それも頷けます。

安樂投手の高校の4年先輩、
ティモンディの前田さんと高岸さんも、パワーヒッターです。
(ちなみに、高岸さんのほうが先輩なのに、
東洋大学時代に「安樂2世」って渾名されてた話が大好き・笑)

下記の動画↓では、たった5球の間に、
前田さんは1本、高岸さんは2本、
推定飛距離90m越えのホームランを放ってます。
しかも、軟球で。しかも、トスされた球で。(※反発力が小さいから飛ばしにくい)



前田さん「ずっと高校時代、パワーをつけるために、
  ロングティみたいなの、めっちゃやったもんね」

高岸さん「そうね。全身を使って、より遠くに、ホームランを打つ感覚を掴むトレーニング」
「済美高校の、僕らの代の上甲監督の教えとしては、
  1球でも多く、少しでも多く打って、体に遠くへ飛ばす感覚を掴ませるのと、体を鍛える。
  この2つをメインにロンティはたっくさん数を打ってきたんで。
  多分僕らの代のロンティ、数でいったら、
  全国でほんと1、2を争うんじゃないかくらい打ってるんで」

体が小さくても、1番~9番、済美は全員が努力をして、
  ホームラン打てるようになったんで

  みんな練習をすれば、(フェンスを)越えます!
  塵も積もれば、甲子園です!!

<ロンティ対決後>
「やっぱり(上甲)監督さんの指導のお蔭で、今ブランクがあっても、なんとか越えたね」
「そうだね。そういう意味では、ずっとやってきたフォームも含めて、
  いまだに済美高校の練習っていうのは僕らの体の中に染みついているみたいなところあるね」
「僕らの代でいったら、170㎝とか168㎝の奴でもホームラン打ってたんで


ええっ!?
身長170cm以下でも、1番~9番まで全員ホームラン打てるようになったの!?
す、すげえ……!
そんだけ厳しい練習を重ねて、飛ばすコツを掴んだったってことですね。


安樂投手、打撃がスゴイのはもちろんのこと、
今シーズンはピッチングもの安定していて、
リリーフ登板でもいい結果を残しているので、安心して見ていられます♪



高校時のケガとか、不遇な時代とか、プロ入り後の苦労も見てきて、
いつか復活して花開いてくれる日をず――――っと待ち詫びていたので、
今年はほんとうに嬉しい♪♪
念ずれば花開く! 夢叶うまで挑戦! ですね。
この調子で安樂投手には楽天イーグルスの勝ちパターン投手陣になってほしいな。
そして、近い将来、ティモンディ先輩とイーグルス始球式で共演してくれたら……と期待!
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