流通経大柏(千葉代表)が4-0で藤枝東(静岡代表)を下し、初優勝。
全国4119校の頂点に立ち、全日本ユース選手権に続く2冠達成となりました。
◆流通経大柏が初優勝 全国高校サッカー決勝(スポーツナビ・1月14日付)
◆攻守にすきなし=流通経大柏、堂々の2冠-高校サッカー(時事ドットコム・1月14日付)
◆中盤封じられ、藤枝東完敗=37年ぶり頂点に届かず-高校サッカー(時事ドットコム・1月14日付)
◆大前、感謝の得点王=高校サッカー(時事ドットコム・1月14日付)
東京・国立競技場は約4万9000人の大観衆だったそうですね。
私は、またまたテレビの試合中継を見れなかった……orz。
夜のスポーツニュースを各局はしごして、試合のダイジェストだけ見ました。
注目のエース・流通経大柏のFW大前元紀くんは、2得点の他、全4ゴールに絡む大活躍。
準決勝はハットトリックを超える4得点を上げてたし。
最終的には、大会通算7ゴールで得点王。
本年度の全国高校総体、全日本ユース選手権に続き、3大会連続の得点王です!
すごい!!
身長166cm56kgという小柄な体ながら、当たり負けしていないし、
ゴール前でDF3人に囲まれても、巧みな足技でボールキープしてチャンスを作るし、
ヒールパスとか、しびれたわ~。
2点目のボレーシュートなんて、まさしく「針の穴を通すような」ファンタジスタな軌道。
すげぇええええ!!!
とにかく落ちついている、というか、ゴール前で一瞬の間に、
周りが冷静によく見えているなぁ、と感じました。
Jリーグの清水エスパルスに入団するそうですが、これからの活躍も期待ですね。
一方の藤枝東はショートパスを繋ぐサッカーが持ち味らしいんですが、
流通経大柏のディフェンスが良くて、自分達の攻撃の形を作れなかったようですね。
自分達らしいサッカーが思い通りにできず、きっとすごく悔しかっただろうなぁ。
サッカー王国・静岡の復活を見たかったような気もするなぁ……ちょっと残念。
むしろ、流通経大柏の守りを褒め称えるべきでしょうか。
ディフェンスの堅守だけでなく、とにかくボール回しが速い速い。
ワンタッチでどんどんパスを繋いで、藤枝東を翻弄してる印象でした。
いずれにせよ、憧れの国立に立てただけでも、両校イレブンは本当に本当に羨ましいし、
胸を張って誇りにして欲しいです。
決勝を戦った両校イレブン、そして、4119校の全てのサッカー部員達にも、
お疲れ様でした。と言いたい気持ちです。
これで、一昨年、昨年に続き、3大会連続で初優勝校が誕生だそうな。
かつては顕著に見られた地域によるレベル格差が徐々になくなってきたのか、
群雄割拠のつば競り合いになってきたんでしょうかねぇ。
日本の少年サッカー全体のレベルが上がってきた結果だとしたら、望ましい兆候ですよね。
来年はどこの都道府県代表の、どの高校が頂点に立つのか、
なんだか今からワクワク楽しみです。
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