今日は、二十四節気の「穀雨」。
その名の通り、穀物を育てる雨、と言われ、
別名「百穀春雨」、「瑞雨(ずいう)」、「甘雨(かんう)」など。
まさに、百穀を潤し芽を出させる春の恵みの雨、ですねぇ。






穀雨の終わりには「八十八夜」があって、
そのすぐ後には「立夏」。
もう夏が来るんですってよ! ビックリ!

今日の我が町も「穀雨」の名に相応しく、しとしと雨が降っていたんですが、
「あ~、もう雪じゃなくって雨が降ってくる季節になったんだな~」
と今日しみじみ感じ入りました(苦笑)。

だけど、どうやら今年の「穀雨」は、恵みの雨♪
と手放しで喜んでもいられないようで。

若葉潤す湿った空気 「穀雨」今夜は大荒れ(河北新報4月20日)
西・東日本で日照不足 農作物など影響も(NHKニュース4月21日)


今月は西日本や東日本を中心に雨や曇りの日が多かったため、
4月1~20日の日照時間が平年の半分ぐらいしかなかったとか!
4月上旬としては統計を取り始めた昭和36年以来、最も少ない日照時間で、
また、降水量も日本各地で平年を上回っているらしいです。

その結果、日照不足で葉物野菜を中心に、出荷量が大幅に落ち込んで、
野菜の価格が高騰したり、
琵琶湖の漁業や、太陽光発電にも営業が出ているそうです。
野菜の価格は、今月下旬ぐらいまでは高いままかもしれないとか。
う~ん、それは困るなぁ。

「恵みの雨」も、大荒れの天気じゃちょっと難儀なので、
なんとかほどほどな塩梅でお願いします……m(_ _)m
と自分の都合で自然相手に物申したくなっちゃうのが人のサガ、ですかね。

でも、今月末からゴールデンウィークにかけては、お天気になるらしいですよ♪
【2015年GW】今年のゴールデンウィークの天気予報(全国)(明日のネタ帳4月20日)

……結構暑くなりそうな予報みたいですねー。
いきなり暑くなると、体がついていかなくて熱中症の恐れもあるし、
暑くなるのも、なんとかほどほどな塩梅で……^^;。←
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