数日前も、こんな感じの画像を貼りましたが(笑)。
ついにこれと同容量(700ml)になりましたー。
何がって、私の右胸の義体に仕込まれた「鈍器のようなもの」が、です。
◆鈍器のようなもの(アンサイクロペディア)
>鈍器のようなものとは、
>もっぱら強盗や殺人などを行う際に人体攻撃用に使われるが、
>はっきりした形を誰も見た事のない、謎の物体である。
(中略)
>また日本の警察が犯罪の発生時に鈍器のようなものと
>わざわざ「ようなもの」と付け加えていることから、
>鈍器のようなものと鈍器は全く別の物と考えられている。
1月6日の日記に、500mlペットボトルの写真を載せましたが、
右胸の義体換装手術から3ヶ月間、7回の注水を経て、
現在、注入された生理食塩水の総量は700ml。
冒頭のウイスキー類のボトルと同じになりました。
右胸はまあるく固く張りつめていて、
さながらハンドボールのボールのよう(笑)。
「これで人を殴ったら殺せそうですよね♪」
と施術中の主治医に言ったら、苦笑いされましたw
ま、自分も激痛だろうし、傷口開いたら困るから、やんないけど。(当たり前だ)
“体内に700mlの人工物”と書くと、しんどそうに見えますが、
右胸の義体が痛くて困ったとか張りがつらいとかいうこともなく、
現在はすこぶる元気に日常生活を送れています。
巷のブログや書籍で体験談を拝見すると、
注水で大きくなるにつれ苦痛、圧迫感で食欲も減退、違和感強い、との声が多いですが、
私はあまり違和感や不都合も感じず……鈍感だから?(苦笑)
むしろ部分切除(温存手術)をした後のほうが、
歩いたり自転車や車に乗ったりした時の僅かな揺れでも痛みが走ったけれど、
今は多少小走りしても、右手で荷物を持ってもさほど痛くないですvv
痛み止めの飲み薬も、多少間隔をあけても平気になりました。
かえって、病気が発覚する1年前よりも健康な生活かも?
平日朝は6時に起きて、6時25分~35分にEテレで放送している「テレビ体操」をして。
夜は入浴後お手頃価格のスクワラン100%オイルを濡れた体に塗ってケアして。
「テレビ体操」は、昨年6月に体操している時に微かに感じた右胸の痛みが、
検査に行くきっかけとなったので今もやっています。
スクワランオイルは、拡張中の皮膚が少しでも順調に伸びるように塗っています。
これら朝晩の習慣のお陰で、朝から体にスイッチが入る感覚で、寝覚めも良いし、
この冬は暖房器具を1度もつけることなく(!)、しかし風邪やインフルエンザも無縁。
毎年冬になると肌の乾燥で、思わず痒きむしったりしていたのが、今年はまったくなし!
これもまたキャンサーズギフト、と言っていいのかな?(笑)
さて、以前の日記にも書いたとおり、
第一形態:コドモトコ(右がちっぱいでイビツな見た目)200ml
↓
手術1週間後:赤く大きくパンパンに腫れあがり「やばいよやばいよ~風船割れるよ~」
(患部内部に浸出液が溜まり炎症をおこしていたため)→1週間後に落ち着く。
↓
第二形態:素子様(見た目は左右ほぼ同量)500ml
ここまでは100mlずつ、4回目以降はほぼ50mlずつ注水。
↓
最終形態:最大容量の1.5倍=MAX900mlもありうる!?
やばいよやばいよ~風船割れるギリギリだよ~(異様に膨張したイビツな右胸)
という流れかと恐れ慄いていましたが、
最終的には700ml(健側の左胸よりちょっと大きい)で、ひとまず落ち着きました。
あとは、このままの状態で多分3ヶ月ほどキープし、皮膚がしっかり伸びた後で、
HARAKIRIの予定。
つまりもう一度大きな外科手術が夏頃に待っています。ドキドキ。
「あまり痩せないように」(お腹の脂肪が足りなくなると困る)と主治医に言われているけれど、
でも、今のうちに体幹鍛えたり足腰鍛えたりして、術後の体と生活に備えねば、
さらには、再発・転移予防のためにも食生活を改善せねば
……と思いつつ、
「水は低きに流れ、人の心もまた低きに流れる」by クゼヒデオ
の名言の如く、相も変わらずのぐーたら生活でーす^^;。
あ、明日から本気出(ry
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