魔の6回

月刊アフタヌーンの今月号(2015年3月号)は、
通常より1日早く、24日に発売されましたー!

楽天kobo版はこちら↓

AmazonのKindle版はこちら↓



※以下、少々ネタバレがあります。単行本派の方はご覧にならないでください。







先月号に引き続き……
今月号で、阿部くんが三橋くんに顔を寄せてこう囁きました。
「オレ、なんか楽しーんだよ。お前も楽しめよ

あらいやん♥
でもねぇ、三橋くんのほうは今そんな気分じゃないみたいよ阿部くん?
パートナーのキモチも慮らず、コトの最中に、
自分の楽ばかりを独り善がりに求めてたら、愛想尽かされちゃうんだからネ!

……と今月もまた腐女子お得意のピンクな妄想で緊迫感を紛らわせてみましたー(苦笑)。

先月号のプチ感想に、
9月25日発売の11月号→12月号→1月号(休載)→今日発売の今月号
>と既に本誌4号分が経過しているものの、
>いまだに同じイニングの千朶の攻撃は継続中で、
>しかもまだ2死しか取れていない=まだまだ攻撃は続くよ
(中略)
>千朶の攻撃は何ヶ月後に終わって、裏の西浦の攻撃に移るのか?

と書きましたが、
足掛け5ヶ月、今月号で無事に千朶の6回の攻撃は終わりましたねー!
……でも、この回、怒涛の8失点orzorz

阿部くんが「なんか楽しー」のは解るんですよね。
配球オタクな彼にとって、
相手は「一瞬気ィ抜きゃコールドにされる打線」の千朶、
そのうえ、三橋の制球が乱れていて、いつもの9分割のピッチングができない、
とくれば、勝つも負けるもキャッチャーのリード次第。
責任重大だけど、やり甲斐も相当あるでしょう。
1球1球、どうやって配球するかに頭脳をフル回転させている分、
阿部くんはいわばアドレナリンが出ているハイ状態なのかも。
だから「なんか楽しー」感じなんでしょうね。

けれど三橋くんはといえば、
「こんなコントロールでなければ、オレももう少し楽しめたのかな。
せっかく千朶と試合なのに。ホントは、もっとやれたのに」

強敵に対して、普段の制球力で全力を尽くして立ち向かえない歯がゆさ。
しかも制球を乱した原因は、阿部くんにも百枝コーチにも止められていたのに、
自宅でこっそりやってしまったフォーム(踏み込み幅)改造のせい。
三橋くんが自分自身を責め、気持ちが動揺してしまうのも解ります。

ファーストフライで一塁カバーに入った三橋くんが、ランナーと交錯して転倒してしまったシーン。
どちらも故意ではないし、どちらも悪くはないと思いますが、
……敢えて言うなら、三橋くんが少し走路に入っちゃってるかもなぁ……。
たぶん普段だったら三橋くんももうちょっとイイ位置で送球をキャッチするだろうけど、
立て続けに失点してて、しかも制球難で、少しテンパッているんでしょう。

そんな状態で、頼みの阿部くんから、
「次は、最善の投球な」「お前も楽しめよ」
と励まされても、自分と阿部くんとの感情の落差に、
私だったら、なんだか置いていかれたような不安な気分になりそう^^;。
夏大の桐青戦の阿部くんは、ランナー三橋が転倒しただけで、
顔面蒼白になって怪我を過剰に心配していたのに、
今は三橋くんの体に気が回らないくらい、次打者への対応で頭がいっぱいなのかな?

こんなじゃ三橋くんも、千朶の最強打者・櫻井くんに対して、
「打たれない、気がしない!」と気持ちでもう負けちゃうよねーorz
「ゆるい球だ、打たれたとしても、外野のアタマは、越えられない!」
と思っていたナックルカーブを、「1、2の3!!」でカッキーンと三塁打だし。
阿部くんに小さく「ご、めん」と呟いてマウンドに走り去る三橋くんの背中が……(T_T)

そして、まさかまさかのボーク……!
「バッター集中」と念じていても、心が宙に浮いたようになっちゃうのも仕方ないよ……。
そこんところの精神的な揺れを、バッテリーの阿部くんに支えてもらいたいところだけれど、
……これはなかなか難しいのかなぁ。
ある意味、阿部くんも三橋くんもどちらもテンパッていて、
自分のすべきことで精一杯なのかもなー。

イケイケドンドンな千朶に8点取られて、最後も強烈なイイ当たり!?
……かと思いきや、田島様が横っ跳びのダイビングキャッチ!!
きゃあああ♪♪ 今日は厄日な田島くんだけど、やっぱここぞで魅せてくれますvv

そんでもって梓は今月号も出番ゼロ! で予告ページにのみ登場(苦笑)。

ようやく終わった、長い長~い6回表。
ただいまスコアは千朶11-4西浦。7点差。
7回終了時点で、このままの点差だったらコールド負けで試合終了です。

さあさあいよいよ正念場!!
西浦の攻撃はあと2回。
次の6回裏は、6番栄口、7番水谷、8番阿部と下位打線に向かいますが、
ここで何点返せるのか!?
……なにしろ6回裏から噂の千朶エース様が登板するみたいなんで、
戦々恐々ですが(ガクブル)。
そして、7回表の千朶の攻撃をなんとか無失点で凌いで、
7回裏までに点差をどこまで縮められるのか!?
戦況はひっじょーに厳しいですが、この壁にどう立ち向かうかで、
西浦チームのこれからの糧になることは間違いない!
この試合がどうなっていくのか?
そして、試合終了後に西浦ナインそれぞれがどう思い、どう行動するのか?
気になる気になる~~!!
ますます目が離せなくなってきましたね!
関連記事

4 comments

非公開コメント

0 trackbacks

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)