増量中

本日、3回目の増量で、


ちょうどこのぐらいの量になりました。

※以下、血ィとか痛いのとかの話題がお嫌いな方はご覧にならないほうが賢明です。







なにがって、私の右胸の義体がです。

昨年12月10日の義体化当日は、
moblog_50ceb7bb.jpg
↑これと同量の200mlで、「コドモトコサイズ(ちっぱい)」とご報告しましたが、
その後3回、生理食塩水を追加注水したことにより、
今は冒頭の500mlペットボトルとほぼ同量が右胸に入っています。

実はここまでの間、紆余曲折もありました。
1回目の注水(手術1週間後、計300ml)の直後から、
右胸が日を追うごとに膨張してって赤くなって熱をもちまして。
徐々に徐々に赤く熱く大きく腫れあがっていく右胸に、
「やばいよやばいよ~風船割れるよ~」
みたいなバラエティ番組お約束のハラハラドキドキを味わってました(笑)。
人工物が体内に入ったことで拒絶反応のようになり、
患部の内部に浸出液が溜まっていって、炎症を起こしていたようです。
(まさに義体の一部コンフリクトw)
通常、浸出液は次第に体内に吸収されて減っていくんですが、
万が一膨れ続けると、胸に注射針を刺して浸出液を抜いたり、再手術の恐れも。
退院後すぐお医者様にお願いして、抗生物質を処方していただき、
朝晩、胸に「熱冷まシート」的な保冷剤を張っていた(笑)ところ、
幸いにして、徐々にしぼんで(笑)、どうやら熱も落ち着いてきました。

今日で計500ml入って、
これでようやく左側の生身の胸にだいぶ近づいてきたかなー。
あともう100mlぐらい追加したら、見た目の差もほとんどなくなるかしら?
それにしても、片方ずつにそれぞれ500mlペットボトル、
両側合わせて1L~1.2Lペットボトルと同じ重さをぶら下げてんだから、
そりゃ肩も凝るわな~(苦笑)。
そんでもって、注水する度に体重がちょっとずつ増えていくのがイヤw
(当たり前w でも体重増量はなぜか100gより多い……orz)

ちなみに私の右胸に入っている義体は、600立方cmサイズ。
ということは、あと100mlで満杯だから、
あと1~2回の通院で注入すれば、次の段階に行くのかな?

現在右胸に入っている義体(ティシュ・エキスパンダー)は、
あくまで「皮膚を伸ばすため」の仮のものなのです。
この後、充分に皮膚が伸びきったら、
人工物(シリコンインプラント)または自家組織(腹や背中の脂肪など)を入れるのが
現在の乳房再建術。
なので私は数ヶ月後にまた全身麻酔で外科手術をして約2週間入院の見込み……。
日本の由緒正しき伝統美・HARAKIRIの予定です(違)。

そこで今日、注水作業中の形成外科の先生に、
「注水はあと2回ぐらいで終わりですか?」と尋ねてみたところ、
「まだまだ! あと数百mlは入れるよ」
えっ!?
600mlがゴールじゃないんですか?

乳房再建の際、シリコンインプラントにせよ、お腹や背中の脂肪にせよ、
健側(病気ではない正常な方。私の場合は左胸)よりも意図的に大きめになるように、
ティッシュ・エキスパンダーで皮膚拡張するのが一般的なのです。
なぜなら、術後に皮膚が戻ろうとする力が働き、
健側より患側がやや小さくなってしまう、
あるいは患側のトップが低めになって(?)しまうから、らしい。
だとしても、600立方cmサイズの容量なのに、どこまで注水できちゃうの?

先生曰く「ティッシュ・エキスパンダーはだいたい1.5倍までは大丈夫」。
え"……とゆーことは、私の場合MAX900mlもありうると^^;?
う~ん……右側におよそ1Lペットボトル分の重りをぶら下げるのかぁ。
これは肩が凝りそうだぬぁ~(←そこ?)
てゆーか、体重がますます増量してしまうぬぬぬ(←だからそこ?)

第一形態:コドモトコ(右がちっぱいでイビツな見た目)

第二形態:素子様(見た目は左右ほぼ同量)←今ココ

最終形態:やばいよやばいよ~風船割れるギリギリだよ~(異様に膨張したイビツな右胸)
こうなる予定です^^;。
あなおもしろき人体の不思議(笑)。
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