杏月は激怒した。
必ず、かの邪智暴虐の我が田舎町の書店に
本日発売の「月刊アフタヌーン2014年12月号」
を入荷させねばならぬと決意した。


……とつい8日前にも見たようなデジャヴュ感満載の書き出しで始まりました本日の日記。

毎月25日発売の「月刊アフタヌーン」ですが、
今月号は、付録の不具合のため回収→31日に付録なしで発売、
となったのは既報のとおりです。
てなわけで、仕事帰りに町の大きな書店に立ち寄って
V6新譜購入時の二の轍を踏まぬため)、
「おお振りの続き、どうなったかな~♪ ルンルン(死語)」と、
月刊アフタヌーンを探し求めたところ、

……我が町には11月3日に入荷だとぉおおおおおお(憤怒)

またしても格差社会の世知辛さを噛み締めた次第……ぐぬぬorz
せっかくアフタを買って帰って、「おお振り」をニヤニヤ読み耽ろうと思っていたのに。
とはいえ、私ごときが「激怒」して「入荷させねばならぬと決意した」ところで、
“僻地”とゆー地理的にどーしよーもない悪条件はいかんともしがたく……。
しょーがない。
私のおお振り感想速報は、11月に入るまでお預けですorz


今夜はアフタを読むのに忙しいだろうと思って、
>これといってハロウィンモードに浸る予定はありませんが
昨日の日記に書いて、1分フライングで「Happy Halloween!」と叫んだんですが、
急遽予定変更して、
>なにかしらハロウィンらしい写真を追加
することにします(苦笑)。

まずは、カラフルなハロウィンデコレーションに飾られた売り場。





買ってきたハロウィンスイーツでティータイム♪



そして、ハロウィンディナー♪


ジャック・オー・ランタンとオバケのハンバーグ、それとパンプキンリゾットを作りました。



日本では賑やかなコスプレイベントとして近年浸透している「ハロウィン」ですが、
ところで、「ハロウィン」ってそもそも何の行事? 起源は何?

>古代ケルト歴では(中略)1年の終りが10月31日とされていたそうです。
>この日には新年と冬を迎える行事が行われ、
>夜は死者の祭りを行いました。
>これは日本のお盆と同じように
>死者の霊が家族を訪ねたりすると考えられていました。

「ハロウィンの起源と由来!ハロウィーンって何の行事?」より引用)

>ケルト人の1年の終りは10月31日で、
>この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたが、
>時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために
>仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。

Wikipedia「ハロウィン」より引用)

上述のとおり、日本の「お盆」と同様に、
死者の霊を迎えるための行事がもともとの由来。
先祖の霊や悪霊や精霊など魑魅魍魎が跋扈する夜だから、
ハロウィンにはオバケやモンスターの仮装をするわけですね。
つまり、普段よりもちょっぴり「死」が近い夜、とも言えるかも。

ならばと、月刊アフタヌーン12月号を買えなかった代わりに、
ハロウィンの本来の意味に立ち返る意味も込めて、
私は今日、こんな本を買って帰ってきました。
(滅多に書籍を購入しない私としては非常に珍しいw)

あした死ぬかもよ?あした死ぬかもよ?
(2012/12/26)
ひすいこたろう

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この本の24ページに、こんな文章があります。
>戦争に勝った将軍が、喜びの絶頂にいるときに、
>(凱旋パレードで従者に)必ずささやかせた言葉。
>それは、「メメント・モリ」(memento mori)
「死を忘れるな」という意味です。
>自分がいつか死ぬ存在であることを忘れなければ、
>有頂天になることもなく、物事をいつも正しく判断できるからです。


東日本大震災の翌年の年頭、私は「今年の目標」を散々悩んだ挙句、
「今を生きる」としました。
>今したいことを、本気でする。
>今日できることを明日に延ばさない。
>まだ来もせぬ未来を悲観して悩まない。
>今年は「今を生きているか?」と自問自答しながら過ごしていきたいです。


これ以前から、あるいはこれ以降も、
時間を効率的に使えていない、時間管理がなってない、と反省しきりな私は、
このブログでも度々「今を生きなくちゃ」「人はいつ死ぬか分からないんだから」と書いてきました。

そして、日本人の死因第1位である「死に至る病」に罹った今。
相変わらずお題目のように同じことを唱えていますが、
どこか口先だけの綺麗事。理想論の域を出ないまま。

なので、この本に順に沿って、「あした死ぬかも?」と想定しながら、
具体的に「今をどう生きるのか?」、じっくり自分を見つめてみたいな、と思っています。

Happy Halloween!
今夜が皆様にとって素敵なハロウィンでありますように。
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