
※今日の日記は、個人的な辛気臭い内容ですので、ご覧にならないでください。
6月下旬、1年9ヶ月ぶりに乳がん検診を受ける。
超音波と触診では何も発見しなかったが、
マンモグラフィーで、右胸に微細石灰化を確認。
「カテゴリー3の石灰化」との診断。
ちなみに、カテゴリーは1~5まであり、
カテゴリー3:良性をまず考えるが、悪性を否定できず。
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悪性か良性か判断するために「マンモトーム生検」を勧められる。
「おっぱいに傷がつくのはイヤだなぁ」と一度は迷うが、
カテゴリー3が悪性の割合は約7%程らしいから、まぁ安心のためということで。
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7月中旬、1泊入院してマンモトーム生検。
痛い……けど頑張る。
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7月下旬、結果を聞きに病院へ。
病理診断結果は「悪性」。
今のところ「非浸潤性乳管がん」(初期がん)という判断。
が―――んorz
↓
がんの広がり具合や、全身のがん転移の可能性を調べるため、
CTスキャンやMRIなどの様々な検査。
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8月中旬、全身検査の結果を聞きに病院へ。
がんの広がりは、右胸の直径約2cmぐらいで、
がんのステージは、「0期:乳管内に留まるがん。非浸潤がん」
乳房を3cmぐらい切除する温存手術と、リンパ節に転移がないか調べる手術を受け、
退院後落ち着いたら、約6週間の放射線照射治療で通院することに。
(ここまでの経緯は、8月24日の日記に記載)
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8月下旬、1週間入院して、乳房温存手術とセンチネルリンパ節生検手術。
手術前夜は不安な夜。
術後はやっぱり痛い……けど頑張る!
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退院♪
傷痕はほとんど目立たない、と聞いていたけれど、
実際には乳首から右脇に向かって10cmぐらいの傷痕がorz
でも、私の体の中に生まれた、私の細胞の一部とお別れ、と前向きなさっぱり気分。
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退院1週間後、切除した部分の病理検査の結果を聞きに病院へ。
がんの取り残しの可能性がある(断端陽性)ため、
9月下旬に再入院し、追加切除手術を受けることに。
が―――――ん……orz
切除範囲は予定よりも大きく、5cmぐらい切除したらしい。
次回は、その外側をさらに1.5cmぐらい切除する予定。
前回と同じ箇所から切るので、傷痕は広がらず、乳房の見た目も変わらない見込みとのこと。
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9月下旬、再び1週間入院して、乳房温存の追加切除手術。
手術の一連の流れは大変だし、術後はやっぱり痛い……。
けど食事を楽しみ、読書を楽しみ、入院生活頑張る!
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退院♪
乳房(乳首)がちょっぴり凹んでいてショックorzだけど、
今度こそ、がんとは完全にサヨナラであってくれ~!
次の放射線治療、頑張るぞ!
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そして、今日。
切除した部分の病理検査の結果を聞きに病院へ。
またしてもがんの取り残しの可能性がある(断端陽性)、
予想以上に乳管の中を広がっていて(乳管内進展)、
術前の全身検査画像(CTスキャンやMRI)では、がんの広がりが判別できないとのこと。
2度の手術で、最長直径が9cmぐらい、右胸のおよそ1/4程を切除したらしい。
次は、再入院し、乳房切除手術=右胸全摘手術を勧められる。
ずず―――――ん……orz
という経緯で、繰り返し繰り返し、打ちのめされております。
けれど、これ(全摘)でも、超早期がん(ステージ0期)なんですよ……。
つらい山を乗り越えて、さあ前向きに頑張るぞ! と顔を上げる度に、
悪いほうへと裏切られて、地面にめり込む程ぶん殴られている気分です。
人の前向きな気持ちを挫いて絶望の淵に沈める上で、
これ以上効果的な方法はないなあ、な~んて客観的に思ったり。
誰が悪いわけでもないし、頭では理解し納得しているけれど、ね。
心(感情)が死んでしまいそう。
波打ち際で、砂のお城をつくるけれど、
徐々に高くなる波にさらわれて崩れ、また作り上げると波にさらわれて崩れ……。
そんな気分。



胸に沁みるなぁ~。
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