

本日、第96回全国高校野球選手権大会が開幕しました~!
本来は8月9日に行われる予定だった開会式が、
台風11号の影響で2日間順延され、今日11日開幕となりました。
開幕日が順延になるのは、54年ぶり、
2日も遅れるのは、1915年に始まった大会史上初の、異例の事態だそうですよ!
「今年の夏の甲子園は8月9日からかぁ。待ち遠しいな~vv」
と指折り数えていた身としては、
開幕が2日も遅れるのは、焦らしプレイな感じでしたw
でも、四国や兵庫に上陸した台風11号の脅威を考えたら、
そんなのんきなこと言ってらんないですね!(ガクブル)
大会日程が2日間順延になったことで、
球児達の体調管理や調整面を心配する声もあったようですが、
安全面を考慮して、大会史上初の2日間順延を決めたのは、英断だったと思います。
そしてようやく今日、お待ちかねの夏の甲子園、
ハジマタ――――o(^∇^o)(o^∇^)o♪
昨夏は開会式中継を見ている間、
選手宣誓をする球児くんの緊張と挙動不審に、
花井主将の面影を重ねながら目が釘付けでした(笑)。
今年もまた、選手宣誓の作新学院・中村主将を、
開会式の間中、何度もカメラが抜いていて、
彼の緊張感溢れる強張った表情と、ブツブツ暗唱を繰り返す口元、目の泳いだソワソワっぷりに、
「花井くん……頑張ってっ!」(←違)
と見ているこちらも手に汗握りながらハラハラ見守っていました。
なにしろホントは中村くんは「緊張するから、立候補するつもりがなかった」んですって!
けれど、抽選会場に向かうエスカレーターで監督に「何事も経験だ」と勧められ、手を挙げちゃったら、
1/23校の確率をズバッと引き当てちゃったそうで……!
◆選手宣誓の作新・中村主将「大きい舞台に感謝」高校野球(朝日新聞デジタル8月6日付)
このシチュエーションをおお振りで妄想するなら、
「ホントは緊張するから立候補するつもりはなかった」花井が、
抽選会場に向かう途中で、田島に「何事も経験じゃん! ビビってんなよ」と煽られ、
思わず気の迷いで手を上げたところ、まんまと当たりくじを引き当てる、という。
な ん と い う 予 定 調 和!!!
妄想はいい加減にして、リアルの甲子園球場。
高野連のお偉いさん方の長いご挨拶がつつがなく終わり、
いよいよ次は選手宣誓……!
式次第と自分の名前が読み上げられるのを待つ束の間の空白時間、
とうとう緊張が極限MAXに達したのでしょう。
ついに彼は、ヘラッと微かな笑顔を浮かべてから、
前方へ颯爽と駆けてゆきました。
◆作新・中村主将、堂々と選手宣誓 栃木(MSN産経ニュース8月12日付)
一言一句、噛み締めるようにハキハキとした、とても良い選手宣誓でした。
「可能性がある限り、最後まで挑戦し続け」という部分は、
高校球児だけでなく、私も身につまされる言葉だったなぁ。
そして開会式直後の、第1試合。
史上8校目の春夏甲子園連覇を目指す京都・龍谷大平安高校を、
9年ぶり5回目の出場の埼玉・春日部共栄高校が、なんとジャイアントキリング!
すごい試合になりましたね~!
◆春日部共栄が選抜優勝校・龍谷大平安を倒せたワケ(Full-Count 8月12日付)
上記記事の分析によれば、
春日部共栄が龍谷大平安を倒せたワケ、
その一つは、左腕投手対策が十分にできていたこと。
なんといっても勝敗を分けたのは、1回表の春日部共栄の先制攻撃。
「来た球はどんどん積極的に振っていこう」と先頭バッターが出塁してから、
怒涛の連打で5安打。1回から一挙に5得点!
その「速攻」にやられて、龍谷大平安が追いつけなかった、という結果になりましたね。
龍谷大平安の先発は2年生左腕で、
チーム4投手のうち3人が左ピッチャーなんですが、
春日部共栄はもともと埼玉県大会から「左腕対策」に重点を置いてやってきたそうです。
なぜなら、埼玉には「埼玉左腕3羽ガラス」と呼ばれるプロのスカウト注目の好投手がいるから。
昨春の選抜で優勝した浦和学院の小島くん、
夏の県準優勝・市川越の上條くん、
そして、春日部共栄の金子くん。
「小島や上條を倒さなければ、甲子園出場はない」と、
夏の大会に向けてずっと左ピッチャー対策を続けていた、とのこと。
初戦が左腕の多い龍谷大平安との対戦と決まってから、
台風で開幕がずれこんだ間も、
できるだけ左ピッチャーに投げてもらって打撃練習をしていたそうです。
勝利の理由、もう一つは、春から夏にかけてエース金子が成長したこと、だそうです。
もう一つ、元プロ野球左ピッチャー(西武や横浜でプレー)の土肥義弘氏が、
資格回復のOBとして練習を見に来て、投手陣の底上げを図ったから、だとか。
優勝候補の龍谷大平安のプレーをもっと見ていたかった気持ちもあるけれど、
おお振りファンの私としては、春日部共栄の初戦突破は、
なんだか地元の勝利みたいでちょっと嬉しいですvv
ところで、
◆センバツVの平安撃破!春日部共栄の“ヒミツの儀式”とは(東スポWeb 8月12日付)
さすがは東スポさん! 目の付けどころが非凡(笑)。
今後の大会日程ですが、台風で2日順延になったので、下記のように変わります。
8月22日(金) 準々決勝
8月23日(土) 休養日
8月24日(日) 準決勝
8月25日(月) 決勝
準々決勝の翌日は休養日(投手の投球過多の負担を考えて導入)なので、
本来は決勝戦の予定だった23日(土)は、休養日になりますね。
但し、あと1日順延になれば、休養日は消滅してしまうとのこと。
球児達の負担を考えると、なんとか大会期間中は雨で中止の日がないことを祈りたいな。
とにかく、球児の皆さんには「可能性がある限り、最後まで挑戦し続け」て、
甲子園という夢の舞台で悔いなく思う存分楽しんでほしいです!
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