
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
◆立春に今シーズン最強クラスの寒波(日本気象協会 tenki.jp2月3日付)
立春だというのに、文字通り「春は名のみの」寒さですねぇ。
「暦の上では今日から春」だなんて聞かなければ、春を待ち侘びる心も急かされないのにねぇ。
立春については、1年前にもトリビアな日記を書きましたが、
そもそも立春とは旧暦では一年の始まりの日。
(但し、旧暦の1月1日=立春、ではない)
立春の早朝、禅寺では「立春大吉」と書いた紙を門に貼る習慣があるそうです。
家の鬼門にこの紙札を貼るご家庭もあるとのこと。
「立春大吉」の四文字を縦書きすると左右対称になるので縁起が良く、
一年間災難にあわない厄除けのおまじないだそうです。
◆立春(日本文化いろは事典)
◆立春(二十四節気・雑説)(日本の行事・暦)
おお~! いいですね♪
今日から新しい始まり!
私も「立春大吉」って書いた紙を玄関にでも貼って、
厄除け&福招きをしようかしらvv
昨年12月22日の冬至には、
一陽来復で、今日で全てが終わって運が上昇に転じる、全ての始まりの日だ! と言い、
今年1月1日の元日には、
元旦も拝めて霊験あらたかだし、新しい1年の始まりの日だ! と言い、
もちろん昨日2月3日の節分には、
豆を撒いて、ばくばく恵方巻き食べて、これでもかと厄除け福招きっ。
どんだけ今までの生活をリセットしたいんだと、セルフツッコミ^^;。
ま、イヤなことがあって、運が悪いなーとか、もうやだなーとか落ち込でも、
いつからだって「今日から良くなるさ」と仕切り直せばいいんですよね。
その点、日本は旧暦やら二十四節気やら、いろんな「節目」があるので、
気持ちも新たにやり直せるのが、いいなあと思います。
特定の節目の日じゃなくったって、
「思い立ったが吉日」という素敵な格言もあることですし。
ということで、いつものアレを高らかに宣言したいと存じます。
「あ、明日から本気出すっ!」
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