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※野球素人ファンの腐女子による個人的な感想です。
セリフなど一部省略しております。
原作を純粋にお好きな方、腐女子の妄想や筆者の文章がお嫌いな方は、
ご不快になる恐れがありますので、以下ご覧にならないでください。
野球に関する知識に間違いがありましたら、優しくご指摘いただけると勉強になります。よろしくお願いします!
●1回裏、花井のスクイズと田島のタイムリーで西浦が2点先制して、
現在スコアは、西浦2-0千朶。
2回表、千朶の攻撃は5番久保くんから。右打ち。
三塁側スタンド席では、大勢の千朶の控え選手達が、
メガホンで「パパーパ、パーパ」と口ラッパで声援を送ります。
久保くんはデカくて手足が長いので、内角さばけないだろうと阿部くんは踏んで、
初球、内角膝元にシュート。久保くんは少し腰が引けて、ストライク。
さすが三橋くん、イイとこに決まってますvv
内のコントロールが予想以上だったようで、久保くんはさりげなく少し下がって、
立ち位置をバッターボックス真ん中辺りに変えました。
阿部(驚くなよ。まだ内があるぞ)
2球目、ビュっと自分のほうに向かってくる球に久保くんは「!」と身を引いて避けるけれど、
膝元で左(外角)に曲がり、ストライクゾーンを絶妙に掠めるスライダーで、ストライク!
阿部(手足長いのは単純に考えりゃいいことっぽいんだが、
案外もてあまして不器用なヤツが多い)
3球目、ブンッと空振って(あるいはバットに掠めて?)阿部くんが地面スレスレで捕球し、
3球三振!
三橋くんの神コントロールに心酔しているというか、
胸中で亭主自慢(?)している阿部くんに萌えるっちゅーのvvv
●1死で、6番大迫くん。左打ち。
夏大スタメンで出たことあるのは、櫻井・宮森・岩崎と、
この大迫くんだそうです。
阿部(ストライクなら手ェ出してくる。枠ン中から外にはずれてくボールで)
初球をキンッと打ち返し、ライナー性で三塁線を超えるファウル。
……って、三塁を田島くんじゃなくて、千朶の江口くんが守ってる^^;。
阿部(いい振りしてる。振りたいヤツは振らせてやる)
2球目、ナックルカーブ! 大迫くんはブンッと空振って(この、落ちる球!)と驚き顔。
大迫(美丞戦では投げてなかった。夏大のあとに修得したのか? 振らなきゃボールだ)
3球目、阿部くんがパパとサインを出し、すぐに三橋くんがスと振りかぶる。
大迫(間が短えっ)と戸惑う間に投げ、またククッと曲がる球が。
大迫くんが見送ると、落ちずにストラーイク! 今度は普通のカーブでしたvv
2者連続の3球三振!
そうなのよぉ~vvv 阿部三橋バッテリーは、サインの
サインの交換が早いといえば、
春日部バッテリー(葵&涼)も「双児マリョク」の以心伝心で早かったし、
武蔵野第一バッテリー(榛名&秋丸)も超亭主関白(笑)で
榛名の投げたい球を幼馴染みの秋丸が解っててその通りサインを出すので、早かったですよねー。
アベミハバッテリーの場合は、
かつてはカカア天下(笑)で三橋くんが首を振ることは皆無だったからサイン交換が早かった。
でも今では、阿部くんの配球の意図を三橋くんもきちんと理解していて、時には首を振ることもある、
つまりお互いに協力し合い気持ちの通じ合った婦唱夫随のおしどりバッテリーですからね♪(萌)
●2死で、7番長谷川くん。左打ち。
今日の千朶スタメンでは、遠藤(ピッチャー)と長谷川(ショート)が1年生。
阿部(打順からして守備はいいけど打撃のほうはまだ、つうことだろ)
初球、内角低目シュート、見送りストライク!
2球目、内角低目カーブ、見送りで2ストライク!
3球目、外角ワンバウンドのナックルカーブ、空振り三振!
と3コマでサクサクと打ち取りました~!
(三者三振!)とマウンドの三橋くんが紅潮した顔で可愛くガッツポーズvv
なんと三者連続の3球三振! この2回表はたった9球でチェンジです!
阿部(やばい、よすぎる)
顔を真っ赤っ赤に染めて、微かに眉を寄せ、汗を浮かべながら、
三橋くんに対してな、なんちゅー意味深なセリフを……ッツ!!
なにが!? ナニがよすぎるっちゅーのTAKAYAさんっ!?
阿部くんたらもー、やばい、えろすぎる……!!(ダマレ)
でも実際、三橋くんのピッチングの具合はいいし、阿部くんのリードはズバズバはまってるし、
本人達も頬を赤らめるほど、ホントよすぎですね!!(なんかそこはかとなくえろい…)
ここまでのところ、あの夏大初戦の桐青戦を彷彿とさせる試合運びです。
あの時は、三橋くんが「変なスイッチ(by阿部)」入ってて、
試合の最初からハイテンションで飛ばしすぎて、桐青打線から三振を次々奪ってましたね。
あの時と違って、今の三橋くんに危ういハイテンションはなく、
埼玉No.2の格上チーム相手に余計な気負いも緊張もなく、平常心で投げられています。
これは三橋くん自身が、球威や球速が少し上がって、経験も積んで、夏より成長した証でしょうか。
攻撃面でも、1年生とはいえ強豪校の投手から、西浦打線は思ったより打てているし、
ラッキーも続いたし、奇襲のスクイズも面白いように決まったし、
予想以上に西浦の流れなもんで、モモカンや阿部くんが思わず戸惑うのもわかります。
●2回表が終わって、千朶ベンチでは。
須永監督(こりゃただのヒョロ球投手じゃねェな。
まァしかし、10人のチームに2人目がいるわきゃねェし。
あいつさえつかまえりゃいいんだからな)
おおう……冷静かつ的確な戦況分析だorz さすがは千朶の名将。
西浦をあなどったり見下してくれれば、逆に付け入る隙もありそうなのに。
手を抜く気もなければ、謎の投手を必要以上に警戒するでもなく、淡々としています。
ベンチ内の選手達も、落ち着いた様子。
2回で2点ビハインドでも、逆転できる自信が漲っていますねー。
須永監督の読み通り、三橋くんを攻略されて降板することが万が一あれば、
西浦の2番手・3番手投手では、千朶の超強力打線を抑えられないだろうしな……。
このラストの須永監督のモノローグが、不穏な予言でないことを祈ってます……!
てか、ラスト1つ前のコマ!
西浦ベンチに駆け戻る沖・阿部・三橋・田島の後ろ姿が小さく描かれていますが、
さりげなーく三橋くんの左肩におさわりしている阿w部wさんっ!
油断も隙もあったもんじゃないw さすがやでえ!(笑)
以上、今月号は30ページでした。
ラストページ欄外ハシラのアオリは、
「2回裏、西浦の攻撃は7番・ライス水谷から!」
……いえ。
1回裏2死一塁栄口の打席で、ランナー田島が盗塁死してチェンジになったので、
2回裏の攻撃は、再び栄口くんから、です……。
てことは、次号の攻撃でもしも栄口くんが出塁したら、
水谷くんには送る役目が回ってくるのかな?
水谷くんのバントは見たことないような気がするから、見てみた~いvv
もちろんクリーンヒットでも尚良いけれどw
そして最後のアオリは、
「さあ、敵将の顔色を変えてやれ!」
ホント、須永監督がちょっと慌てるくらいの善戦をしてほしいな~!
この調子で5回くらいまで西浦リードで進めば、
ひょっとして遠藤投手に替わって、噂の「好投手宮森」がリリーフ登板する可能性も!?
前評判では、断然優位の超強力打線・千朶と、創設1年目の西浦、って、
なんだか今年の日本シリーズの顔合わせを連想させて、ワクワクしちゃいますvv
さあ、西浦が強豪校相手にどんな戦い方をしていくのか? 展開が楽しみ~♪
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