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「日本一を東北に」……悲願がついに成就しました。
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東北楽天ゴールデンイーグルス 日本一特設サイト
Infoseek ニュース特集 東北楽天ゴールデンイーグルス応援サイト



東北楽天日本一 創設9年目の快挙 MVPは美馬(河北新報11月4日付)
星野監督に聞いた 楽天日本一の理由(THE PAGE11月4日付)
東北楽天、日本一/東北再生の弾みにしよう(河北新報11月4日付社説)

東北楽天ゴールデンイーグルスが日本一になったことも嬉しいですが、
何が嬉しいって、日本全国の皆さんに「楽天野球」を見ていただけたこと。
マー君で1勝はできるけど、あとはジャイアンツの横綱相撲でワンサイドゲームか?
大量点差の締まらない試合が続いたら、パ・リーグ代表として申し訳ないな……
なーんて密かに不安も抱いていたんですが、
手に汗握る接戦続きで、第7戦目までもつれこむ見応えある日本シリーズに!
しかも楽天らしいプレーが随所に見られました。

0-26大敗から初の日本一/楽天球団歩み(日刊スポーツ11月3日付)

2004年、球界再編騒動のごたごたの末、近鉄とオリックスが合併して、
分配ドラフトで、両チームの主力選手のほとんどはオリックスへ入団。
残った若手選手や反発した一部選手、そして他球団をクビになった選手が、
楽天イーグルスの創設メンバーとなりました。
球団創設初年度は、38勝97敗1分で、首位から51.5ゲームも差が開くぶっちぎりの最下位。
「球界のお荷物球団」「寄せ集め集団」
「高校野球の優勝校と対戦したら負けるかも」と揶揄される最弱チームでした。
私が楽天イーグルスファンになったのは、7年前のマー君入団からですが、
野球素人の私から見ても、唖然とするような凡エラーや拙攻やミスがいっぱいあり、
一つ勝つのも必死で困難な日々でした。
それでも泥臭く、粘り強く頑張るおじさん達や無名の若手選手達に、
愛着を感じて、勝敗や順位に一喜一憂する毎日でした。

そして球団創設から9年経った今。
創設メンバーで今も球団に在籍している現役選手は、
高須選手、牧田選手、中島選手、小山投手の、わずか4人。
そのうち、2代目楽天選手会長で「必殺仕事人」とノムさんに絶賛された高須さんは、
つい先日戦力外通告を受けました……。

【楽天】戦力外の高須「トライアウト受ける」(スポーツ報知11月1日付)

牧田選手はシリーズ前から、
「近鉄らしく思い切りのいい、『いてまえ打線』のような感じを出せたら。
創設1年目からいるので何とか日本一になりたい」
と言っていたそうです。
最終戦でホームランを打ち、
「(スタンドの)声援が本当に後押ししてくれた。
日本一に貢献できたのがうれしい。数少ない創設メンバーですから。
最後にいいことがあって、本当に良かった」

日本シリーズ:今季はたった4人 楽天創設メンバーの誇り(毎日jp11月4日付)
“最後の猛牛戦士” 牧田が本塁打「最後に打ててうれしい」(MSN産経ニュース11月4日付)

たった9年間の歴史しかない球団ですが、
監督、コーチ、選手、スタッフとたくさんの人々が楽天イーグルスに関わり、
ともに戦い、そしてトレードされたり、クビになったり、引退したりして去っていきました。
私も寂しい別れに度々号泣しました。

山崎武司が語る「楽天初優勝と野村野球の遺産」(Sportiva9月30日付)
著者インタビュー 創設メンバー山村宏樹さんに聞く優勝への軌跡(楽天ブックス)
チーム全員が学んだマー君の克服力(東スポWeb 11月4日付)※元楽天投手・朝井秀樹氏の手記
僕は楽天イーグルスの「初代応援団員」だった。(Number Web9月26日付)
魂のエール、王手後押し 元近鉄ファンも感慨深く(河北新報11月1日付)
「亡き友よ、優勝したよ」(読売新聞9月27日付)
難病と戦う“Kスタの父”も万感…「生きてますね、この球場は」(スポニチ9月27日付)



経験も組織も乏しい中、楽天応援団を立ち上げて弱いチームを応援し続けた元近鉄ファンは、
「チームがなくなる経験に比べれば応援できること自体が幸せだった」と語りました。
東日本大震災直後は、Kスタ宮城の運営責任者のもとに、
「身元不明の遺体のポケットに、楽天の年間シートが入っていたのですが」
という警察からの問い合わせが何件もあったそうです。
2011年、球団初の本拠地開幕を楽しみに待ち侘びて、見ることの叶わなかった震災犠牲者の方々は、
この日本一を天国からどのような思いで見守ってくれているのかな?

パ・リーグ優勝直後のビール掛けもそうでしたが、
日本一のビール掛けを微笑ましく見ながら、
これまで楽天イーグルスに関わった全ての関係者、そして全てのファンと一緒に、
ビール掛けをしたいと、いや、しているんだなと、
そんな思いが込み上げて、万感胸に迫るものがありました。

楽天イーグルスは、被災地東北に本拠地を置く地元球団であり、
ぶっちぎり最下位のお荷物集団から、
王者ジャイアンツに競り勝つというドラマチックなストーリーを見せてくれました。
「東北」を冠したチームが日本一になったという喜びは大きく、
どん底から復興しようとしている東北の象徴のような、希望のような存在になれた気がします。
けれど、忘れてはいけないのは、被災地復興のために尽力してきたのは、
なにも楽天イーグルスだけではない、ということ。
12球団が選手個人・団体、様々な形で、被災地の復興援助をしてきています。
これら全てを含めて、私達に感動と元気と希望を与えてくれる
野球の底力、スポーツの底力なんだな、と改めて思いました。

東北楽天ゴールデンイーグルスの皆さん、ほんとうにおめでとうございます!
そして、感動と勇気をありがとうございました!!
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