2020_04
11
(Sat)23:59

3月のライオン

March comes in like a lion and goes out like lamb.
3月は獅子のように入り来て子羊のように出で行く。

これはイギリスの諺で、
「3月はライオンのように荒々しい天気で始まり、子羊のように穏やかな天気で終わる」
と春の天候を表しているそうです。

like、lion、lambの3つの頭韻、
comes inとgoes outの対比、
march(行進する)のスピード感
といった技巧が、弾むように軽やかで春らしくてイイなと、私は思ったりしていて、
3月になるとよく思い出す英文です。
(4月に入った今になって、なんでこんなタイトルなんだ、と呆れられそうですが^^;)


「3月のライオン」と言えば、
タンポポもライオンと関係があるそうで。

2008-05-18dandelion.jpg




タンポポの英語名「dandelion(ダンデライオン)」。
その語源はフランス語の「dent-de-lion(ダン・ド・リオン)」。
これは、「ライオンの歯」の意味とのこと。
タンポポのギザギザの葉をライオンの歯に例えているらしいですが、
葉っぱよりも、タンポポの黄色い花のほうが、
色や形が雄ライオンの顔の周りの鬣に似ているような気がするなぁ。

ところで。
「『3月のライオン』って言ったら、コレ↓でしょ」
という声が多そうですね。


言わずもがな、アニメ化も実写映画化もされている人気漫画で、
Wikipedia「3月のライオン」には、下記のように書かれています。

コミックス表紙などには英題「March comes in like a lion」が書かれている。
(中略)
監修の先崎(註:先崎学九段)は、
6月に始まる順位戦は昇級、降級を賭けた最終局が3月に行われるため、
棋士が3月にライオンとなる旨をコメントしている。


なるほど~。
3月には棋士が獅子と化す。
将棋好きな私としてはワクワクするような名文!

……ですが、実は私、
漫画および実写映画「3月のライオン」、恥ずかしながら未見なのです。
アニメだけは、むか~し途中の数話だけ? 偶然流し見したことあるような。
名作なのにね……将棋好きなくせに(汗)。


さて、今年の3月は、
ライオンのように荒々しくやってきて、
キマイラのように凶悪進化(ライオンの頭+山羊の胴体+毒蛇の尻尾)して口から火炎を吐きながら
人間社会を蹂躙し暴れまわっている、
といった感じですかねぇ。

新型コロナウイルス感染症を予防するために、
人との接触を今までの8割減らし
不要不急の外出を控えて、引き続き自宅警備員の任務を続けます (`・ω・´)ゞ
(とはいえ仕事へ出勤時の電車内が…ガクブル)
「接触7割減」では収束まで長期化 北大教授が警鐘(日本経済新聞4月11日)

そして手洗いをこまめに丁寧に!



くわえて、この凶悪なキマイラの脅威に対抗するには、
やはり「アマビエ」様の御力に縋るしかないかな……。

2020-03-31amabie.jpg

アマビエ、ついに厚労省に「採用」 若者向け啓発アイコンに(J-CASTニュース4月9日)
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