


今は、暦の上では「立夏」を過ぎて、既に夏真っ盛り。
二十四節気では「小満」(今年は5月21日~6月4日)という時期に当たるそうです。
小満……万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る (暦便覧より)
森羅万象のあらゆるものが満ち、草木が青々と生い茂る時期、という意味でしょうか。
けれど、「夏」という語感の持つ、照りつける太陽のイメージと違い、
関東以南の日本列島は「すーまんぼーすー」真っ只中ですね。
「すーまんぼーすー」とは、沖縄の言葉で「梅雨」のこと。
小満芒種(しょうまんぼうしゅ)が転化して、「すーまんぼーすー」となったようです。
◆スーマンボースー(沖縄大百科)
立夏と夏至の間にある小満、芒種という二つの節気のことで、
沖縄ではこのころが梅雨の時期にあたる。
昔ながらの日本の暦で、夏といえば「立夏」や「夏至」をよく耳にしますが、
その間に挟まれた「小満」と「芒種」の時期が、
沖縄ではちょうど梅雨の時期なので、梅雨を「小満芒種」と呼ぶんですね。
今年の暦では、小満が5月21日から6月4日、今日まで。
そして、芒種が明日、6月5日から夏至の前日、6月20日まで。
蒸し暑くてジメジメして日照時間の少ない気鬱な時期かもしれませんが、
「梅雨」と言うよりも、「すーまんぼーすー」のほうが、なんか可愛くないですか^^?←
てなわけで、今年は梅雨を「すーまんぼーすー、まだ続くねぇ」と言いながら、
恵みの雨をまったり楽しむのはいかがでしょうか?vv
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