2013_02
10
(Sun)23:59

八重の桜

1月6日から始まったNHK大河ドラマ「八重の桜」、毎週見ています!

2009年の某コスプレ時代劇で、脚本に大いに期待を裏切られ、
「もう大河ドラマなんて見るもんかうわああああん!!つД`)・゚・。」
と泣きながら裸足で走り去った私でしたが、
昨年の大河ドラマ「平清盛」は、すごく人間ドラマが奥深く、知的好奇心を満たされて、
「大河ドラマ、捨てたもんじゃないジャン!」
と見直しました。(←今ココ)

今年の大河ドラマは、福島県の会津が舞台。
昨年の「平清盛」最終回の記事のコメント欄にも書きましたが、
私は若い頃から、幕末の会津藩の「会津っぽ(頑固者)」な精神が大好きだったんですvv
十代の頃には、鶴ヶ城(会津若松城)や飯盛山(白虎隊自刃の地)や、
足を伸ばして、野口英世記念館(生家跡)にも観光で訪れた記憶があります。
我が同郷であるの東北の、不器用で実直で頑固な人達がどう描かれるのか?
そして、蹂躙され打ちのめされた「賊軍」の会津藩がどう立ちあがっていくのか?
今年の大河ドラマも、興味津々です。

ということで、第1回「ならぬことはならぬ」の感想を箇条書きで書いてみます。


●第1回の冒頭、いきなりテレビに映し出されたのは、アメリカの南北戦争の様子。
( ゚д゚)ポカーン ←リアルにこんな顔になっちゃいましたw
「あれ? 今年の大河ドラマって『八重の桜』、でいいんだよね……?」
と思わずテレビ番組表を確認したり(苦笑)。
2分ほどアメリカ南北戦争を映してから、会津の鶴ヶ城での戊辰戦争へ。
なるほど、自由を求め戦った南北戦争で使われた銃が、やがて日本へ流れ、
主人公の山本八重が会津で使うに至る、という世界的な歴史の流れを映したわけか。

実は私、日本史は受験科目として猛勉強したんですが、世界史にはとんと疎くて^^;。
これまで「大河ドラマ」というと基本的に、
”日本の偉人などの生涯について、日本国内での出来事を中心に追っていく”
という固定観念があったので、”世界と当時の日本国内との繋がり”という視点を、
1年間のドラマの冒頭で知らしめてもらえて、目から鱗でした。これはいい展開だ。
実際のところ、幕末の日本は「世界」に揺さぶられて大きく変革した時代だったし、
山本八重さんは先進的な「ハンサムウーマン」ですし、このドラマ視点は大事ですよね。

●鶴ヶ城での壮絶な銃撃戦。
八重を演じる綾瀬はるかさんが美しい~……!
銃を構えながら「ならぬことはならぬのです」。カッケー!

●そして、17年前の5歳の頃へ。
5歳の八重ちゃんを演じる鈴木梨央ちゃん、
お目々がきらっきらしてて、嬉しそうな笑顔も、泣き顔も、目が離せない愛らしさですねvv

●晴れ着姿なのに木登りして、案の定、鉤裂きを作って帰ってきた八重に、
母「さすけねが?」
八重「ん。さすけね」
そして、下に字幕「さすけねえ=大丈夫」
ガ━━(゚ロ゚ノ)ノ ━━ン!!
…………え?
もしかして「さすけねえ」って……
字幕がないと、意味が通じない言葉、なんですか!?
ショック……orz

実は、私の故郷でも「さすけねえ」、使います^^。
私は福島県会津出身ではありませんが、今年の大河ドラマで使われている会津弁は、
テレビを見ながら聞いていると、おおよそ9割方理解できます。
ちなみに「さすけねえ」は、「差し支えない」が訛ってできた言葉じゃないかな? と思います。
ニュアンス的には、差し支えない、大丈夫、平気だ、といった感じです。

●さらに、会津弁に関していえば、
ネイティブ(会津出身)ではない東北人の私の耳で聞くと、
やはり西田敏行さんの発音が、抜群にネイティブっぽくて素晴らしい!
(福島ご出身なんだから当たり前かw)
でも西田さんご本人曰く、郡山市(中通り)出身なので、会津地方の言葉は少し違うそうです。
そういや、東北の別の県出身者と話した際、
「八重の桜の言葉、分からないところが結構ある」と言ってたっけ。
東北弁と十把一絡げに言っても、山一つ越えるとホントに別の国の言葉なんですよー。

西田さん以外の俳優さん方は、会津弁のお上手な方もいるし、ちょっと…な方もいるし、様々。
劇中でガンガン会津弁が飛び交っていて、
東北人の私としては、愛着が湧くし、めっちゃ嬉しいんですが、
……コレ、全国の視聴者の皆様は聞きとれているのかしら? と心配になったりw
なにせ「さすけねえ」に字幕が出たぐらいだしなぁ(笑)。
東北人って、「東北弁=訛り=恥ずべきもの」という劣等感がある人が多いと思うんですが、
全国ネットのドラマでこんなにフィーチャーされちゃうと、
「あの…ちゃんと理解できますか? 皆様さすけねがし……?」とオドオドしちゃいます^^;。

●軍事操練「追鳥狩(おいとりがり)」。いいねぇいいねぇ~♪
やっぱりNHK大河ドラマといえば、大掛かりな合戦模様。
2009年ゴールデンウィークの日記にも書きましたが、
「米沢上杉まつり」の川中島合戦(甲冑姿の約800人の市民が合戦を再現)とか、
生で目にすると血沸き肉躍ります~vv

●「追鳥狩」のメインイベント中に、木の上から見ていたとして、
ご家老様に怒られ、八重ちゃん以外の男の子3人は「逃げんべ……」。
しかし、ちゃんと3人とも逃げずに戻ってきて、正直にお詫びする。
「卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ」という「什の掟」が、
こんな小さな子ども達の中にもしっかりと根づいているんだな、と見ていて涙目になりました。

●父上に怒られ食事抜きで反省中の八重ちゃん、
こっそり握り飯を持ってきてくれた覚馬あんつぁまに、
「真の武士だって言われだ。殿様のお役に立ちてぇ。おらも鉄砲撃ちてぇ」と泣いて訴えます。
ネット上の感想で「こんな幼い娘が鉄砲を撃ちたがるなんて物騒」みたいな批判がありましたが、
当時は、身分階級の厳格な江戸時代末期。
山本家の家業は、砲術師範。
殿様のお役に立ちたい=家業である砲術でお仕えしたい、と考えるのは、
当時ならば当たり前だし、唯一の選択肢。
むしろ、鉄砲が物騒というより、「女がそんな大それたことを」という時代ならではの非難はあったかも。
それほど八重ちゃんは、殿のお言葉に感激し、尊敬し、
身を尽くしてお役に立ちたい、と切に願った、という表れだな、と思います。

●ところで、覚馬あんつぁま役の西島秀俊さん、カッコイイイイイ!!
もともと大好きな俳優さんでしたが、役柄にピッタリvv
特に、走り方が大好きです!
腰を落とし背筋を伸ばし、脇に差した刀に手を添えて、ザザザザーッと疾走する姿が凛々しい!
あさイチに西島さんがゲスト出演した際、
「時代劇史上、最も速く走ることを目指している(笑)」
「覚馬は、後の人生で2つのものを失う。
自分はそれを知っているから、今そこを意識して演じている」というようなことを仰っていました。

●あと、殿(容保様・綾野さん)と尚之助さん(長谷川さん)と吉田虎次郎さん(小栗さん)、かっけえw
江戸の佐久間象山先生の塾では、塾生達がそれぞれお国言葉で会話していて、
会津弁や長州弁や江戸弁が入り混じってカオスになっているところが好きですvv
異文化交流というか、時代の最先端を行く独特な活気溢れる場所だったんだなあ、と感じて。
……ところで、但馬出石(兵庫県)出身の尚之助さんは、なんで関西弁しゃべんないの?w
江戸に出てきて長いから、江戸言葉になったってことかな?


だらだらと感想を書き連ねましたが、今年の大河ドラマも面白そうvv
もともと会津藩に共感を寄せているということもありますが、
歴史好き(といっても歴女のお姐様には遠く及ばぬ、高校の教養レベルですが)としては、
今年の脚本には期待が持てそう。
過去の大河ドラマで何度か「歴史の重要ポイントで何でもかんでも首を突っ込んで大活躍する主人公様」
というとんでもファンタジーが描かれてきたことに比べれば……!
京都で起こっている政権中枢の駆け引きとか、
そこに巻き込まれる愚直な会津藩とか、
会津の国もとで無事を祈る八重をはじめ女達とか、
それぞれの立場や考えが丁寧に描かれていて、好感が持てます。

「八重の桜」、これからも視聴していきたいと思いますvv
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