善哉此汁!

本日1月11日は「鏡開き」の日なので、
鏡餅を下ろして、善哉を作りました~♪




今年は栗の甘露煮も入れて、栗善哉♪♪
嗚呼、美味……vv
いにしえの高僧・一休宗純和尚に倣い、この言葉をいざ叫ばん!
「善哉此汁~~!!」


ところで、昨年もほとんど同じような写真をアップして、
「鏡餅をお汁粉にしました♪」と書いたんですが、
……これって善哉なのかな? お汁粉なのかな? どっちだろ^^;?



「おしるこ」と「ぜんざい」の違いについては諸説あるようです。
ぜんざいとおしるこの違い?(食育大辞典)
ぜんざい(語源由来辞典)
「おしるこ」と「ぜんざい」の違いを教えて下さい。(Yahoo!知恵袋)

関東では、汁の有無で区別している。
汁粉=小豆餡の汁物全般。水分が多いこし餡・つぶし餡の小豆汁に餅を入れたもの。
(粒なしのもの:御前汁粉、粒あり:田舎汁粉)
善哉=汁気のない粒餡を餅や白玉に掛けたもの。餅などに餡を添えたもの。

関西では、粒の有無で区別している。
汁粉=粒のない(こし餡)もの。
善哉=粒がある(粒餡)もの。
関東の善哉に当たるものは、「亀山」や「小倉」と呼ぶ。

沖縄では、
黒糖で甘く煮た金時豆にかき氷をかけた氷菓を「冷やし善哉」と呼ぶ。

汁粉=おやつとして食べられていたもの。小豆餡をお湯で溶かしたもの。江戸時代に生まれた。
善哉=食事として食べられていたもの。祝い膳の一つ。室町時代に生まれた。

汁粉=汁だけ。(あるいは汁と小豆餡のみ)
善哉=餅や白玉入り。


…………。>(´ー`;)


結局のところ「おしるこ」と頼んだら何が出てくるのか? 「ぜんざい」と頼んだらどうなのか?
時と場所によって出たとこ勝負でよくわからんっちゅーことでよろしいか?←

「善哉」=仏教用語で「すばらしい」を意味するサンスクリット語「sadhu」の漢訳。

仏典では、仏が弟子の言葉に賛成・賞賛の意を表す時に、
「それで良い」「実に良い」という意味で用いる。

お汁粉を初めて食べた一休宗純が、あまりの美味しさに「善哉此汁」と賞賛した。
という由来の一説もあるそうですね。

いずれにせよ、以前も述べた通り、こし餡もつぶ餡も汁ありも汁なしも、
とにかく「あんこの入った甘味」であるならば何でも大好きな私としては、
こまけぇこたぁいーんだよ♪AA略

とゆーわけで、
「善き哉」=すばらしい、実に良い、と私が萌えるものへの賞賛、
プラス、おしるこやぜんざいなど「杏月…あずき」甘味への愛。
この二つが合わさった結果、
ブログのタイトルが「善哉庵」となったのでございます。←
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