雪の降るまちを



雪の降るまちを



想い出だけが 通り過ぎてゆく……


今日は大晦日。
2012年の想い出が通り過ぎてゆきます。


ここ数日を振り返ってみれば、金曜の仕事納めまで年末進行でてんてこ舞い。
一昨日は忘年会で二日酔いギリセーフまで飲み、
昨日は所用で泊まり掛け。
早く書き上げたいアフタおお振り感想は一向に進まず、
ネットのお友達に書きたいメール返信も溜め込んだままで自己嫌悪。
いずみん誕生日にアップしたかったSSも書き終えず、あべたんにアップしたかったSSも間に合わず。
大掃除はまた今年も完遂せず、
年賀状は明日書く予定。←
時間管理能力を改善するために、10月から全く新しい手帳に変えてスケジュール管理をしているけれど、
まだまだ予定のやり残しが多く、反省点だらけ。
3ヶ月で2kgほど体重を減らしたけれど、年末行事の食べ過ぎでややリバウンド気味。

2012年の目標は「今を生きる」でしたが、
自分なりに有意義な生きた時間の使い方をした、主体的に充実した毎日を過ごした、とは言えませんでした。
例年通り、大晦日は反省しきりです。

今年一年、楽しいこともありました。
イヤなこともありました。
ひとまずは、概ね健康で、いつも何かしらの対象に「萌え」て心ときめかせていられたことは、
幸せな日々であったといえるでしょう。


今日の日記タイトルは、冬になると折に触れ、度々脳裏に流れる曲で、
私が生まれるよりずっと前に流行したらしい古い曲です。
今日の吹雪の中、写真を撮っている間も脳内ヘビロテ状態、これ以上なくしっくりくる曲でした。
出だしの短調が、冷たく吹き付ける雪と風の中を黙々と歩くような、
暗く淋しいイメージですが、
短い曲の中で劇的な転調をして、最後には長調で明るく伸びやかに、



あたたかき 幸福(しあわせ)の ほほえみ

と歌い上げるんですよね。
まるで分厚く重たい雲の隙間から光の筋が射して、
一面の雪原を白く輝かせるイメージで、胸のすくような思いがします。
雪国の長い冬の厳しい寒さと、一瞬の息を飲むような輝きが、
短い曲の中に凝縮されていて、好きです。

いつの年もそうであるように、よいもわるいも色々あった一年ですが、
年の締めくくりの大晦日は、この「雪の降るまちを」の曲の余韻のように、
清々しい前向きな明るさを胸に抱きながら終えたいものです。

皆様、今年もどうもありがとうございました。
どうぞよいお年を!
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