善哉庵 ~杏月の萌え日記

腐女子の杏月が「善き哉」と感じたことを徒然に綴ります。I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes... or should I ?

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アフタヌーン13年2月号 おお振り感想(2)

月刊アフタヌーン2013年2月号掲載「おおきく振りかぶって」の感想、後編です。

今月の感想前編はこちら→アフタヌーン13年2月号 おお振り感想(1)
過去のおお振り感想はこちら→カテゴリー「おお振り感想」


※野球素人ファンの腐女子によるネタバレ感想です。
セリフなど一部省略しております。
原作を純粋にお好きな方、腐女子の妄想や筆者の文章がお嫌いな方は、
ご不快になる恐れがありますので、以下ご覧にならないでください。
野球に関する知識に間違いがありましたら、優しくご指摘いただけると勉強になります。よろしくお願いします!








●8回裏、西浦の攻撃中。
先頭バッター泉くんがチーム5本目のヒットを打ち、無死一塁。
これにより、ただ今の西浦バッティングヒエラルキーは、
花井>>水谷=田島=巣山=泉>>>||越えられない壁||>>>その他>>阿部
となっております。←
モモカンが泉くんに出したサインは、もちろん盗塁。
その時、マウンドに立つ榛名さんへ大きな声が。
秋丸「榛名! バッター勝負!」 バンッとミットを力強く叩いていますよ。
キャッチャーのこういう言動は、野球の試合でよく目にしますよね~vv
「ピッチャー! ランナーが走ったらオレが刺すから気にするな! 自分の投球に専念しろ!」
てな力強い援護であり、投手としては気持ちが落ち着くのがフツーですが。
榛名(それは、ランナーはオレがアウトにしてやっからってこと?)
榛名さんの顔が青褪めて見えるのは、私だけではあるまい(苦笑)。
秋丸くんは、1球目走ってくるからストライクをもらっとこう、
と外高目にミットを構えて、パクパク開いたり閉じたりしてます。
榛名(そこへ入れたらまたお前二塁へ暴投すんじゃねェのか?
  つっても、”刺せると思っても投げんな”とは言えねェか。
  カバー頼むぞ!)
←バックの1年生達に熱い期待を寄せてるwww
「投げんなとは言えねェ」だなんて、ハルナサン、オトナになったなァ~……!
ほんの1ヶ月半前の夏大準決勝(18巻)では、秋丸くんに面と向かって、
下手がバレるから「バット振んな」とか、もっとヒデェこと言ってたくせにww

榛名さんが投球モーションに入ったところで、サイン通りに泉くん二塁へダッシュ!
秋丸くんは捕球した直後、ミットを掲げてばっと立ち上がったものの、投げる構えのみ。
榛名(投げねェの)←ちょっと驚いた顔。
ここで投げなかったのはナイス判断。
俊足泉くんはもう二塁に滑り込もうとしていたので、
投げても間に合わないし、投げたらエラーしかねないし^^;。
そもそも、秋丸くんは最初から盗塁を刺殺する気はなく、
相手の盗塁を読んで、まずは1つストライクを取ることを意図していたので、計算通り。

●モモカン(同点じゃ勝てない。三橋君の”ごまかし”がきかなくなってるようだし、
  この回でどうしても決めたい!)
↑”まっすぐ”が見破られていると気づいていますね。
ヒット打ってるうしろ(3・4・5番)にかける! と、栄口くんにはバントのサイン。
栄口(1S(ストライク)からバントか。ストレートなら転がせる。カウント悪くしないように気をつけて…)
もしも栄口くんがここでバントを失敗すると、2ストライクになって追い込まれてしまい、
スリーバント失敗の恐れから、バントしづらい状況になってしまいます。
だから、できれば次の1球でしっかりバントを決めなくちゃ、ということですね。
秋丸(2番は今日は三振2つ。スライダーもストレートも空振りしてる)
榛名(8回1点差だ。こいつ打ってねェしバントあるだろ)
武蔵野バッテリーがバントを警戒する中、バントしにくい内角高目ストレートを、
栄口くんはしっかりサード側に転がして、ランナーを進めました。
(クッソ、うめーな)と榛名さんが舌を巻くほど。さすがはバント職人栄口♪♪

●1死三塁で打席に3番巣山くん。
西浦ベンチから「巣山おいしーぞ!」と熱い声援を背に受け、
巣山(あとは打つだけ! 1点じゃ足りねんだ。オレも出なきゃ!)
榛名(1死三塁か。スクイズされたら秋丸がどうにかできるとは思えない)
初球、外角高めに大きく外れてボール。
2球目、内角寄りに速球でバシィッとストライク。
3球目、初球よりさらに外へ外れてボール。

と、ここで急に秋丸捕手がマウンドへ駆け寄ってきました。
秋丸「あのさ、この場合、四球で逆転のランナー出すのが一番バカらしいよ。オレはそう思う!」
さくっとそれだけ言うと、たじろぐ榛名さんを残して秋丸くんはホームへ走り去っていきました。
な ん と い う 正 論!(笑)
榛名さんは「スクイズされたくない」という気負いが強すぎて、自らカウントを悪くしそうだったので、
「スクイズを気にしすぎて四球出すほうがピンチを広げるよ」と告げることで、
投手が一呼吸置いて冷静になり、打者に集中できるよう気持ちを切り替えてくれたワケですね。
これぞ捕手! ナイスタイミング&的確すぎる一言アドバイスvv
……それを秋丸くんから言われてるってのが、私もたじろいじゃいますがw

榛名さんは(なんなんだ!?)と驚きつつも、
(まあ確かにはずさなくても、バントさせねェつもりの球、高目に入れてりゃいいのかもしんねェ)
と4球目、内角高目にストレート。
……が、ノーコン榛名さんの手元が狂って、巣山くんの左太腿横にデッドボール!
巣山(てっ、ててて~っっ)
足をヒョコヒョコしながら一塁へ行く巣山くんの背中が~~(T_T)
こ、こ れ は 相 当 痛 い……(>_<)!!
肉体的にも、クッキリ青痣間違いなしだし、
出番的にも、千載一遇の活躍チャンスだったのに……(涙)。

(やっちまった~)と帽子をとって巣山くんにペコと頭を下げる榛名さんの元へ、
またまた秋丸くんが駆け寄ってきましたよ。
秋丸「転がしたらゲッツー! 上げてもタッチアップできるとこまでは飛ばないように。
  気合入れた球たのむよ!」

……!! またもさくっと 正 論!
それだけ言って、くるっと背を向け走り去ろうとする秋丸くんを、
榛名「おい!」と呼び止めて、「一・三塁だ。1走が飛び出しても投げんなよ!」
秋丸「あ、そか。はいはい」
いつも通りマイペースに返事をして、ホームへと帰っていく秋丸くんの後ろ姿を見つめながら、
榛名(ホンキか。なんでだ。そうカンタンに信じねェぞ。
  ………でも、うれしいじゃんかよ!)

そして、客席スタンドの武蔵野3年生達を見上げながら、
榛名(なんかよくわかんねーけど、きっとあんたらのおかげだ!)

私の文章力ではイマイチ説明しきれないこの高揚する空気感よ……!
秋丸くんの普段通りの様子、そして榛名さんの表情の変化、
これは是非ともアフタヌーン本誌を直截ご覧いただきたい!
秋丸くんは、榛名さんが怒ってよーが戸惑ってよーが通常運行(笑)で、
飄々と、淡々と、自分なりに「キャッチャーの仕事」をしているだけ、と思っているようです。
が、榛名さんは、初めて「ホンキ」で野球に取り組んでいるように見える秋丸くんに、
動揺と胸の高鳴りを抑えきれない様子www
なにしろ小学生の頃から足掛け10年(?)に渡って、
「もっと一生懸命やれ」「オメーもスタメンとれ」と口を酸っぱくして言い続け、DVし続け(笑)、
けれど変わらない秋丸の姿に「あいつには期待しない」「放置した」と自分に言い聞かせつつ、
それでいて変わってほしいと心の底では期待せずにはおれず……。
そんな長年の苦い経験から、「そうカンタンに信じねェぞ」←www
と戒しめながらも、「うれしいじゃんかよ!」と喜びを隠しきれないのねvvv
この西浦戦の開始前、大河先輩への悩み相談室(笑)で、
「秋丸が”自分は榛名の一部じゃない”と気づくのを、望み薄だけど待ってる」
と気弱に告白した時と同じく、ハルナサン、かーわいーなぁ~wwww
そして、これも3年の先輩達が、最後の試合(ARC戦)の後で
秋丸に掛けてくれた言葉のお陰、と思っているようですね。
秋丸くん本人は「お前といられんのも武蔵野第一(ここ)までだぞ」 という
試合中に言われた榛名さんの言葉が、きっかけの一つだったようですが。
三橋くんが関西遠征で感じたのと同じように、秋丸くんも、
「高校野球も、榛名とのバッテリーも、永遠には続かない」と気づいたのかもしれませんね。

●1死一・三塁で4番の田島くん、キタ――――――!! ワクワク♪♪
榛名(1死だ。ゲッツーが楽で最高。低目に1球)
秋丸(ストレート低目だ。ワンバンでも捕るよ。1球目から気合入れろ!)
意思の通じ合ったハルアキバッテリー、
グッと力強くミットを構える秋丸くん目がけ、ドシィッと内角膝元にサイコーのストレート!!
水谷(はっや…) 阿部(144? 150近いんじゃねェか?) 呆然と見つめる西浦ベンチ。
田島(なんっつー、いい球! あんなコース放れんじゃん。あそこ続いたらキビシーぞ)
そう考える田島くんの顔は、凛々しくどこか楽しそう。

2球目、再びズバァンッと気合の乗ったイイ球が外角低目に! ボール。
田島くんは2球とも手を出せず見送っています。
田島(この球速でも低目にきてる。夏大ン時よかぜってェ速い! さすが榛名。
  監督、打たしてくれて感謝! 集中――――!)

田島くんは、スと力みなく自然体で打席に立って、バットを構えています。
スゴイ投手と対戦した時にいつも見せる、あの静かな佇まいですよ。
うわーうわーvvv いいねいいね~……!
春日部4番高橋vs武蔵野エース榛名のガチンコ対決と同じく、
4番対エースの本気の勝負。私も燃えてきます~~!!

秋丸(1B(ボール)1S(ストライク)だ。まだ行ける)とサインを出す。
榛名(力づくリードだな)とすぐにコクと頷く。
投球モーションに入ろうと、グラブの中で硬球をクルと回したところで、
榛名(おあ。ボールが吸いつく。ツメまで血が通ってるみてェだ。
  秋丸しだいで上がっちゃうのかよ、オレ!)

と自嘲(?)しつつも顔が紅潮してて嬉しそうにも見えますよw
榛名(しっかり構えろよ。そこへ、投げっぞ!!)
力のこもったピッチング!!
田島(ストレートォ!) ガキィとバットに当てて打ち返す!!
が、「ショート正面!!!」
と思いきや、2バウンド目がショートの目前でイレギュラーバウンドしてボールを弾いた!
西広「ゴオッ」 三塁走者・泉がホームへ走る!
零れた球を武蔵野ショートが慌てて拾って二塁へトス、巣山アウト!
武蔵野セカンド、すかさず一塁へ向き直る。が、田島は一塁到達! 併殺は取れず。
その間に泉がホームイン、「同点!!」

西浦ベンチ「せーのおっ」「ナイバッチー!」
阿部と三橋が隣同士に並んで密着してて萌え萌え~vv
一塁を駆け抜け止まった田島(ナイバッチ?)(どこがだ!)
眉間に皺を寄せた厳しい顔つき。ヤベェ、田島様がカッコイ~~~vvvvv(目がハートvv)

確かに、同点に追いつく貴重なタイムリーにはなりましたが、
ハルアキバッテリーとのガチンコ勝負に、田島くんは負けました。
ボールが指に吸いつくと感じるほど、気持ちの乗ったサイコーの榛名さんの豪速球を、
田島くんは会心のヒットにできず、当て損ないでショートゴロ……のはずがラッキーでセーフ。
花井くんのクジ運で秋大の初戦相手が武蔵野に決まった日から、目をギラッギラさせて
榛名の球を打てることを誰よりも喜び、闘志を燃やしてワクワクしていた田島くん。
彼にとっては悔しさも人一倍でしょうね。

それにしても、改めて「キャッチャーの力」ってものに感じ入りました。
捕手にはいろいろなタイプがいて、長所も様々。
阿部くんのように優れたインサイドワーク(配球)で投手を導く捕手もいるし、
大地くんのようにバッティングでチームを助ける捕手もいる。
肩が強くて盗塁を刺せるとか、頼り甲斐があって投手が安心できるとか、
声がでかくて明るくてチームのムードメーカーとか、様々あると思います。
秋丸くんの場合は、キャッチングが安定していて、どんな豪速球も後逸しない。
そして、榛名の思考(スクイズ嫌がって制球が荒れるとか、今投げたい球とか)を理解していて、
躊躇も緊張も遠慮もなく(気心知れてて怒られても平気だからw)、声を掛けられる。
なにより、ちょっとした言動で榛名を気持ちよく乗せて、投げたい球を100%で投げさせることができる。
サインの交換とか、捕手からの返球の強さとか、捕手の構え方とか、ミットを叩く音とか、
捕手の些細なしぐさ一つやタイミングで、投手の調子を乗せることも、崩すこともあるんですよねー。
バッテリー二人の間でしか解らない、空気というか相性というか。
榛名さんみたいな荒れ球豪速球ピッチャーには、気持ちよく投げられるって、きっと一番の利点。
秋丸恭平……もしも彼がホンキになったら、榛名の最強の”良妻”になりそうやでぇ……。
(西浦ファンとして戦々恐々)

●さあ試合は4-4の同点! なおも西浦の攻撃は続く!
2死一塁(ランナーは俊足田島!)で、
打席には、先程ボールパークの空に鮮やかなホームランの花火を打ち上げた
Mr.スラッガー花井!!
これはドラマチックな逆転に向けて、サイッコーのお膳立てが整いましたよ~~!!!
初球、榛名が投球モーションに入った瞬間、すかさず田島が盗塁! さすが!
キタキタキタ―――(゚∀゚)―――!!!!
絶好の追加点チャンス到来……!!!1!!
ページ捲って、次のコマ。
花井、打ちあげてセカンドゴロ。田島、二塁残塁。
モモカン(同点……!)

===   糸冬  了   ===

なんとゆうすがすがしいまでの 予 定 調 和!!!!

「きりかえろ!」「守ろうぜ!」「おお!」と意気盛んに颯爽とベンチを飛び出す西浦ナインが、
まっったく意気消沈していないあたり、経験に裏打ちされた花井に対する期待度が伺い知れます(笑)。

●今月号のラスト、9回表の守備へと向かう西浦ナインの中、阿部くんが三橋くんを呼び止めます。
阿部「練習球、1球投げてみろよ。次の打者、サイン出すぞ。
  ナックルカーブ、試してみようぜ」


欄外アオリには「未完成な4つ目の変化球(ナックルカーブ)。
でも今は、なりふり構っていられない。イチかバチか、勝負だ武蔵野!!」


ということで、三橋くんの「4つめの変化球」はナックルカーブでした!!

ナックルカーブについて調べたことをココに書こうと思いましたが、
長くなりそうなので、後日、別立ての記事にします。

●ではここで、先月号感想のラストに書いた、
「私の独断と偏見に満ちた何の根拠もない今後の展開予想」の答え合わせと参りましょ~(苦笑)。
・8回表は、同点のまま終わる? →ハズレ
・阿部のサインに初めて三橋が首を振る? →アタリ
・8回裏、田島様のご活躍で西浦が得点する? →半分ハズレ。得点したけど田島は活躍せず。
・8回裏、花井の三振or凡退でスリーアウトになる? →予 定 調 和w
・この試合の最後の打者は秋丸? →ハズレ。同点なので9回裏西浦の攻撃で終わり。あるいは延長戦…?

う~む、この試合、どちらが勝つかな?
私は試合前から西浦が勝つと思っていたし、今もそう期待していますが……。
そして、三橋くんのナックルカーブはどんな球で、どの程度の完成度なのか?
三橋くんは未完成のナックルカーブにまだ自信なさそうですが、
阿部くんの言うとおり「出せるカード」として「使い道」はあると思います。
かなり意表を突かれる球筋だと思うので、打者の打ち気を逸らしたり、目付けをするのに使えそう。
但し、すっぽ抜けて暴投、後逸とか、曲がらずに狙い打たれたりすると、厳しい状況に。
残すは攻撃・守備1回ずつ。
西浦は9回表の武蔵野の攻撃を無失点で凌げるのか!?
9回裏に勝ち越し点を上げられるのか!?
西浦vs武蔵野第一戦、次号からいよいよクライマックスですよ~♪
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