本日、甲子園球場で行われた夏の高校野球選手権大会決勝、
大阪桐蔭が3-0で、光星学院に勝利を収め、
史上7校目の春夏甲子園連覇を達成しました!
大阪桐蔭の皆さん、おめでとうございます!!



大阪桐蔭が春夏連覇/甲子園決勝戦詳細(日刊スポーツ8月23日付)
藤浪完封「3年間で1番のピッチング」(デイリースポーツ8月23日付)
大阪桐蔭、春以上の強さ! 慢心せず貪欲に勝利(産経新聞8月23日付)

春のセンバツ決勝戦では、両校とも二桁安打で激しい点の取り合いでしたが、
今日の藤浪投手は、すんばらしいナイスピッチングで、
光星学院の強力打線を封じ込めていたな~。
準決勝の明徳義塾(高知)戦に続き、決勝戦も僅か2安打に抑えて完封!
しかも14奪三振で、
9回には自己最速タイの153km/hを始め、150キロ台連発。
桐蔭の監督さんも藤浪くん本人も言うとおり、
「3年間の最後に、最高のピッチング」だったのでしょう。
藤浪くんは夏の大阪大会の前にグラウンドコートを着て汗だくで走り込んで、
暑さ対策とスタミナ強化をしたらしいですよ。
選手達は「連覇できなかったら大阪大会敗退と一緒」と自ら言い聞かせていたそうなので、
”絶対に優勝するんだ”という強い強い思いが、勝利を呼び込んだのかもしれないですね。

大阪桐蔭、春の“ヒーロー”は校旗支え続けた(産経新聞8月23日付)

センバツ初戦で死球骨折した4番に代わって出場し、
優勝の原動力の一人となった小池選手は、
今大会は、ケガの回復が遅れてスタメンを外れ、
自ら志願して、スタンド席で校旗を掲げ続けたそうです。
今日のテレビ中継でアップで映し出されていましたが、
優勝できて本当によかったねぇ! と彼にも心からお祝いを言いたい気持ちです。


一方の光星学院は、こちらも史上初、甲子園3大会連続の準優勝!
昨年夏今年春、そして今年夏と、
3大会連続で決勝戦に進むって、そうできることではないですよ。すんごい底力!
……けれど、半年前の雪辱を果たせなかったのは、
そして、3度続けて最後に勝てないのは、とても悔しいでしょうね……。

「やっぱり白河の関は…」光星学院健闘に被災地も拍手(スポニチ8月23日付)

東北のチームの甲子園決勝進出は、春夏合わせて今回が10度目。
「10度目の正直」で今度こそ東北勢の長年の悲願が達成されるか……!?
と密かに応援していましたが……残念です。
ここ3度ほど、甲子園で決勝戦が終わる度に、
甲子園のマモノ様が腕組みでふんぞり返り、
「よに白河の 関はゆるさじ!」
清少納言ばりに言っているイメージが、脳裏に浮かんじゃうんですよね……orz
ああ、真紅の大優勝旗はいつ白河の関を越えるのかしらん?
函谷関よりなお難所だよ……orzorz

だけど、光星学院のエース金沢投手は1回裏、3回裏、7回裏と
3度あった満塁のピンチを無失点に切り抜け、粘り強く頑張っていて感動しました!


決勝戦を戦った大阪桐蔭、光星学院を含め、
全ての代表校、そして全国の高校球児の皆さん、
熱い夏を見せていただき、どうもありがとうございました!
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