マー君、佑ちゃん、マエケン、坂本くん、澤村くん、吉川くん(順不同)などなど、
各チームの主力として活躍している、23~24歳の若手選手達。
彼らが同期会「88年会」を結成するそうですよ。
◆マー君が坂本、マエケンと発起人!黄金「88年会」結成へ (スポニチ7月10日付)
◆復興世代だ!マー君呼び掛け「88年会」(日刊スポーツ7月10日付)
1年半前(2010年のオフ)に持ち上がった企画が、ついに実現するのですね!
当時の日記にも書きましたが、
「もうすぐ大卒同期もプロ入りするし、人気選手も多いし、88年会作ろうず!」
と素敵な企画が(主にマスコミで?・笑)持ち上がったものの、
人気実力共に兼ねた高卒3選手が、
マー君「マエケンが会長、坂本が副会長、僕はヒラで」
マエケン「会長はマー君、僕は副会長かヒラで」
坂本くん「田中会長、前田副会長で」
とダチョウ倶楽部の定番ネタ「どうぞどうぞ」のように
互いに謙遜し合って、一向に進まず(笑)。
今回の報道によれば、「88年会」に会長は置かず、
田中将大投手(楽天)、坂本勇人選手(巨人)、前田健太投手(広島)が発起人役、
と丸く収まったようで(笑)。
◆昭和63年会じゃなく88年会にしたワケ(スポニチ7月10日付)
プロ野球の「同期会」は、
「28(にっぱち)会」、「昭和40年会」、「昭和42年会」、「昭和48年会」、「昭和55年会」などなど有名どころが多数存在しますが、
1988年生まれ世代は「昭和63年会」ではなく、西暦で「88年会」とするようです。
その理由は、
・88年度の早生まれの選手は、平成元年生まれだから。
・「8」が末広がりの縁起のいい数字だから。
・「8」を横にすると「∞(無限大)」なので、無限に広がる可能性や、幅広い活動を目指す意味も込める。
だそうですよ。
1年半経ち、満を持して「88年会」結成が具体化された原動力の一つとしては、
「東日本大震災」復興への思いがあったそうです。
マー君は、被災地宮城県をホームとする楽天イーグルスのエースピッチャー。
昨年からシーズン中やオフにも何度も「被災地の皆さんを勇気づけたい」と口にしていました。
マー君曰く、
「昨年、何度か被災地に足を運ばせていただきましたが、
わずか1年余りしか経っていないのに、既に風化し始めているような気がします。
まだまだ復興には向こう何年という時間がかかると思います。
僕達の活動も単年に終わらず、できる限り続けていけるような形にしていきたいと思います」
今シーズンに入り、被災地復興支援の活動を長期的に継続したいという思いを
坂本くんとマエケンへ改めて語り、賛同を得たようです。
坂本くんのコメント
「高校時代を過ごした東北の復興に、自分たちができることを探しながら
長い時間をかけて貢献できればと思います」
マエケンのコメント
「今年が復興元年ということで、何かできないかと。
田中が宮城にいるので、何かしらためになることができたらと思います」
88年度に生まれた同世代の選手55名に働きかけて、正式発足させる運びとのこと。
そして今秋のオフから、被災地での子供たちを対象にした野球教室など、
東日本大震災の復興支援イベントを実施したい、という予定だそうです。
2006年夏の「甲子園決勝再試合」で大いに盛り上がり、
「ハンカチ王子フィーバー」が席捲して以降、
野球に興味のない世間の注目をも集め、
若くして活躍するプロ野球選手の多い「88年生まれ」世代。
世間から注目される・興味をもたれる、ということは、
本人達(特にマー君佑ちゃん)にとって不自由だったり不本意だったりも多々あるでしょう。
けれど、それを逆手にとって「二人でやることで、注目されて支援の輪が広がればいい」と
マー君と佑ちゃんがツーショットで募金箱を持つなど、積極的に復興支援をしてきた姿に、
東北の人間として、感謝&感動の念を強くしています。
「88年会」のオフの活動で、
被災地での子ども野球教室にたくさんの報道陣が集まってニュースになったり、
再び被災地への募金や支援活動が増えたりするといいなぁ、と期待しています。
この世代を応援している私としては、「萌え」も増えそうでさらに楽しみです♪
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