1年の上半期が終わり、今日から下半期の始まりです。
おおう……光陰矢の如し……Time is money……orz
ところで本日、3年半ぶりに「うるう秒」が実施されていたって、ご存知でした!?
◆3年半ぶりに「うるう秒」、7月1日が1秒長く(YOMIURI ONLINE7月1日付)
◆7月1日は1秒長い一日(The Voice of Russia6月30日付)
◆7月1日は「うるう秒」実施、「午前8時59分60秒」を挿入して1秒長い1日に(InternetWatch6月29日付)
午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が入って、
1日が普段よりも1秒長かったんですって!!
どうして「うるう秒」なんてのが必要かというと、
原子時計に基づく時系「原子時」(標準時)と、
地球の運行(自転・公転)を観測した結果に基づく時系「天文時」との間に、
ズレが生じてしまうから、だそうです。
地球の自転はゲンミツに安定しておらず、月の引力の影響があって、
100年前よりも0.015秒、地球の自転は遅くなっているそうな。
他にも、地球の内部や大気などの別の変化も自転に影響を及ぼします。
一方、原子時計は数十万年に1秒ズレるだけ、と極めて高精度なため、
どうしても僅かな誤差が生じてしまいます。
その誤差を調整するために、1972年以降、数年に1回程度のペースで「うるう秒」が実施されており、
今回が25回目とのこと。
……って25回目!?
1日が1秒長い「うるう秒」の日が、これまで25回もあったなんて、ぜんっぜん知らなかった^^;。
電話の時報なんかも、ひかり電話だと今日の午前9時に、
「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン! ポーン!」と2度続けて鳴ってたらしいですよww
(私は実際に聞いていないので、あくまでWiki情報ですが)
ちなみに、
インターネットに繋がったコンピュータや電波時計などの多くは、自動調整されるそうです。
「情報通信研究機構」(日本の標準時を決めている独立行政法人)が、
うるう秒挿入後の正しい日本標準時を電波送信しているとか。
昨今、インフラやシステムが複雑化して、厳密な時刻管理が求められるようになったので、
1秒のズレは重大な影響を及ぼす恐れも。
なので、例えば時刻認証(タイムスタンプ)サービスでは、うるう秒の前後は一時的にサービスを停止する、
などして問題発生を回避する対応がとられるそうです。
この「うるう秒」の是非を巡っては、議論が続いているらしいですね。
日本・アメリカなどは、「うるう秒を挿入すると、コンピューターシステムや電子商取引などに悪影響を与える恐れがある」などと廃止を主張。
一方、イギリス・カナダ・中国などは、「天文観測システムへの悪影響がある」などと廃止に反対。
へぇ~、そうなのかー。
いろんな立場から、いろんな意見があるのも、当然でしょうね。
私なんかは、しがない一庶民なので、
「誤差が1分とかでかくなる前に、こまめに1秒挿入してったほうが、生活に支障を来さないんじゃない?」
なんて軽く考えてしまいますが(苦笑)。
「時計と実際の天体の動きがズレてくる」という話題で思い出しましたのは、
V6の岡田准一くんが主演する、9月15日公開の映画「天地明察」。
江戸時代の天文学者・安井算哲が、
800年前に導入された暦が今ではズレている、という問題を解決するため、
天体観測や実地計測や計算を駆使して、新しい暦を創り出す、って話でしたよね?
面白そう~興味あるな~vv
映画館に見に行けるといいけどなぁ~。
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原作本も、第31回(2010年)吉川英治文学新人賞と、第7回(2010年)本屋大賞を受賞していて、
本屋さんに行くと文庫本が大量陳列されていますが、私は未読です~^^;。
月刊アフタヌーンで連載中のコミカライズは、毎月楽しみに読んでいます♪
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「うるう秒」にまつわり、そんなことを連想したりしましたが、
せっかく普段より1秒長い今日。
その貴重な「棚ボタ」の1秒を、はて? 私はどう過ごしていたかしらん?
と思い返してみると……
ちょうど朝9時頃は、テレビでハリーさんが「喝~!」とか言ってるのを
ぼーーーっとながら見していた気がする……orz
少年老い易く、学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず……。
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