梅雨の季節なので、ブログは明るく爽やかな色調でw
こまごまとカスタマイズしたので、何か表示上の不具合や見づらい点などありましたら、
ご一報いただけると幸いです。
本日のブログタイトルは、「いすずくれづき」と読むそうな。
旧暦六月の、異名です。
「日暮れになるといよいよ涼しい月」という意味なのでしょうか?(勝手な憶測)
逆にいえば、昼間は暑さが厳しく感じられるようになってきた、ってことかしら?(個人の推測)
6月の異名として最もポピュラーな「水無月」については、
2年前の日記に詳述したことがありました。
こういう昔ながらの「月の別の言い方」って、なんだか風情を感じて、好きです。
せっかくなので、この機会に「6月の別称」をググって集めてみましたよ。
■6月の別称
水無月(みなづき)
弥涼暮月(いすずくれづき)
涼暮月(すずくれづき)
風待月(かぜまちづき)…炎暑に涼風を待つ。
松風月(まつかぜづき)
蝉羽月(せみのはつき)
常夏月(とこなつづき)
田無月(たなしづき)
鳴雷月(なるかみつき、なるかみづき)
水張月(みづはりづき)…田んぼに水を張る月。
青水無月(あおみなづき)…山野が青々と茂ったさま。
建未月(けんびづき、けんびげつ)…「建」は北斗七星の柄を意味し、その柄が旧暦で未の方位を向くため。
水月(みなづき、すいげつ)
遯月(とんげつ)…易の卦で「遯」は6月に配されることから。
焦月(しょうげつ)
旦月(たんげつ)
未月(びげつ)
伏月(ふくげつ)
季月(きげつ)…3ヶ月毎に「孟・仲・季」で1セットとし、3番目の月。
晩月(ばんげつ)…3ヶ月毎に「初・盛・晩」で1セットとし、3番目の月。
季夏(きか)…3ヶ月毎に「孟・仲・季」で1セットとし、1~3月が春、4~6月が夏なので、「夏の3番目」。
晩夏(ばんか)…3ヶ月毎に「初・盛・晩」で1セットとし、1~3月が春、4~6月が夏なので、「夏の3番目」。
長夏(ちょうか)
常夏(じょうか)
積夏(せきか)
涸月(こげつ)
暑月(しょげつ)
炎陽(えんよう)
陽氷(ようひょう)
林鐘(りんしょう)
則旦(そくたん)
長列(ちょうれつ)
三伏の秋(さんぷくのあき)
参照したサイト様:Wikipedia「6月」、【室礼】しつらい様、NPO PTPL様、いちらん屋様
6月の異名は、もっと他にもあるかもしれませんし、
あるいは私の勘違いで含めちゃったものもあるかもしれませんが^^;、
思った以上にたくさんあるんですね~。
呼び名の由来について、全ては判りませんでしたが、
文字からなんとなくの雰囲気は掴めるというか、
6月の自然や人の営みが感じられますね。
旧暦の6月は、現在の新暦だと7月頃になるので、
梅雨明けから夏の頃、その暑さも伝わってくるようです。
単に「1年の6番目の月」というよりも、これらの異名には「風景」が見えるようです。
蒸し暑い季節になってきますが、「弥涼暮」な体感を愉しみつつ、
体調管理に気をつけて、ぼちぼちやってまいりましょう。
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