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2012年04月08日 (日) | 野球 |
4月7日西武ドームで行われた西武vsソフトバンク戦で
昨年12月に現役引退した工藤公康氏が始球式の投手を務めました。

捕手は2歳年下の西武・渡辺監督が務め、
打席には1歳年上のソフトバンクの秋山監督が立ち、
”西武黄金期”を支えた3人がグラウンドに集結。
往年の西武ファンには感無量のシーンだったことでしょう!

4・7は“工藤デー”始球式は西武黄金期メンバー3人で(スポニチ3月27日付)
“男の友情”によって実現する工藤公康の花道(スポーツナビ4月2日付)
工藤氏が引退セレモニー 西武黄金時代の3人集結(サンスポ4月7日付)
工藤公康氏 引退式 秋山、渡辺監督もひと役「この2球団は大事な球団」(スポニチ4月7日付)


もう現役を引退された野球選手なので、「工藤氏」と表記すべきなんでしょうけれど、
どうしても「工藤投手」と言いたくなってしまいます。
野村克也氏を、今でも「野村監督」と呼びたくなるようにw
それだけ長い期間――実働29年間も、プロ野球選手として活躍した方ですから。

私は数年前まで大の野球嫌いだったため、
工藤投手の全盛期のご活躍もこの目で見たことはなく、よくは知りません。
そんな野球音痴な私でも、「工藤公康」という名前を聞けば、
ああ、あのすごいピッチャーの人、とわかったほど、
広く名の知れた、球史に残る選手だったと思います。

工藤投手は、プロ野球実働29年間の最長記録をはじめ、
様々な”最年長記録”を塗り替えた、通算224勝の大エースですが、
2010年に戦力外通告を受けた後、球団からのオファーがなく1年間の浪人期間を経て、
昨年12月9日に、ご自身のブログで引退を発表しました。
年齢的にも故障続きではありましたが、最終的に左肩の痛みがひかなかったそうです。
浪人期間中にブログでの引退発表だったため、引退会見もセレモニーもなく、
淋しがっていたファンも大勢いたのではないかと思います。

今回の工藤投手の始球式&引退セレモニーは、
西武・渡辺(ナベQ)監督の強い意向で実施されることになったそうですよ。
「工藤さんは西武に貢献してくださった人だし、そういうチャンスがあればいいなと思った。
ひとつのプロ野球界の歴史が終わったので、けじめとして、最後の勇姿という形でマウンドに立ってほしい。
心待ちにしているファンも多いと思う。
かける言葉? 俺は引退試合のセレモニーをやったことがないから、
『どんな感じでした?』って聞こうかな(笑)」


背番号47にちなんで4月7日の始球式、と決まり、
西武ドームでは、限定Tシャツや記念写真などの「工藤公康メモリアルグッズ」が販売され、
「工藤家の食卓」という限定弁当も復刻発売されたとか。

工藤投手が始球式で放ったゆるい大きなカーブはワンバウンドしたそうで、
「マウンドから届かなかったのは初めて」とご本人の弁。
左肩の故障はかなり重いのでしょうね……なんだか切ないです。

工藤投手は、若い頃は連日朝まで飲んで二日酔いでマウンドに上がるなど、
不摂生な生活で体を酷使した結果、プロ6年目頃に重度の肝機能障害に陥ったとか。
結婚を機に、体質改善、生活節制に励み、
体に無理のないピッチングフォームや、トレーニング、アフターケアなど、
人一倍熱心に勉強し、実践してきたようです。
でも、お酒も煙草もコーヒーもたくさん召しあがるそうなんですが(汗)。
「29年も現役でできたのは、すごくいろんな勉強をしていたからだろうね」
とナベQ監督が舌を巻いていたそうです。

【工藤公康のQ&Aコラム】田中将大投手が200勝するためには(工藤公康公式サイト2011年10月3日付)

このコラムの中で、工藤さんはマー君について、
心技体どの面でも足りないところは別にない、
勝てない苦労やケガの経験などから学び、前向きに長く野球を続けられる人だろう、
と評していますが、
若い野球選手全てに対する親身なアドバイスが、特に印象的でした。
要約すると、以下のような論旨です。
30歳、35歳、40歳になってもピッチャーを続けるためには?
怪我や故障をする前に、体のメカニズムを学んでほしい。
筋力によるピッチングよりも、
リズム、バランス、タイミング、体の軸を中心としたピッチングを身につけてほしい。
疲労を早く取り除き、ストレッチやマッサージでケアしてほしい。
最も大変なのは30歳を過ぎてから。
30歳を過ぎたから、それなりの球と配球で、ではなく、
若い頃と変わらない投手スタイルを維持していく、という
強い精神力と練習量を継続することが大切。
身近な目標でも、長いスパンでの目標でもいいから、
その時、自分自身がどうありたいか? を常にイメージして、
何をすべきか? を自分で考え、知らない事は学び、人に聞く!

ご自身の度重なる故障と、それを克服して29年間もプロ野球で活躍した、
その経験に裏打ちされた、強いメッセージだなぁと思います。
なにより、この方は野球がホントに大好きで、
若い選手達に「できるだけ長く野球を続けてほしい」と真摯に思ってるんだろうな、と感じました。


工藤投手の最後の花道を飾ろうとうする、
西武ナベQ監督&ソフトバンク秋山監督の男気に、じーんとしていたワケですが、
もう一つ、今シーズンは「スカパー!e2」のCMでも、
男の友情にきゅんきゅんさせられております(笑)。

清原和博と桑田真澄がCM初共演「照れくさかった」- スカパー! 新CM発表会(マイナビニュース3月27日付)

「KKコンビ」こと、元プロ野球選手の清原和博さんと桑田真澄さんが、
球場のダグアウトで並んで座り、野球について語り合う。
このTVCMをご覧になった方も多いことでしょう。
スカパー!e2のホームページでは、WEB限定ムービーを含むTVCM集が見られますよ♪

スカパー:動画ライブラリー

お二人が再会するのは、実に4年ぶり。
清原さんの現役最後の年、桑田さんが打撃練習投手を務めたあの日以来だそうです。
上記のWEB限定ムービーに「メイキング」もありますが、
ダグアウトにそれぞれ別の入り口から入ってきて握手を交わす、CMでも見られるあの瞬間まで、
CMスタッフはお二人が一度も顔を合わせないように演出して、
なんとカメラ前で4年ぶりの再会! だったそうですよ。
こちらのお二人も、出会ってから29年。
お互いの間には、酸いも甘いも紆余曲折あったと思いますが、
今は二人で並んで座って、穏やかに微笑みを浮かべながら、野球について語り合える。
なんて素敵なことでしょう!
4年前の日記にも書きましたが、
男の人って、いいなぁ~! いくつになっても野球少年って、いいなぁ~!
……つまり、一言で言い表わすならば、「萌えました!」(再びスミマセン・苦笑)
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