♪サーザエーさん、サザエさーんー
 サザエさーんは、ゆっかっいだっ、んなあ~~!!♪


日曜夜7時頃、愉快なメロディがテレビから聞こえてくると、
反比例するかのように気持ちが沈んでダルさを感じることって、ありますよねー?
そう、それが日本人の国民病とも言われる(?)「サザエさん症候群」。
>日曜日の夕方から深夜、特に18時30分からフジテレビ系列で放送される『サザエさん』を見た後、
>翌日からまた通学・仕事をしなければならないという現実に直面して憂鬱になり、
>体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。
Wikipediaより)

4月が始まって、ちょうど2週間。
新しいクラス・新しい職場・新しい人間関係で、
漠然とした不安や慣れないストレスや過剰な気疲れを感じて、
なんとなく気分が落ち込んでいる……。
そんな人が多い時期かもしれないですね。
腐らず悔やまず挫けずに、頑張りすぎずにぼちぼちと、やってまいりましょうよ。
(と、同じことを2年前の日記「落ち込んだときのリフレッシュ方法は?」にも書いていましたw)

そんなちょっと憂鬱な人間関係や、やりたくない仕事やノルマを、
楽しくゴキゲンな状態でこなすためのコツがあるらしいですよ。

意地悪な人がいても仕事がハードでも、職場でゴキゲンになれるコツとは?(OZMall3月20日付)



下記のようなことを心掛けて、今やっている仕事を好きになるように、
自分自身の意識を変えたり、工夫をしたりすると良いそうです。

1) 「自分に向いている仕事」「自分がやるべき仕事」と思う
仕事の中に、時間を忘れて夢中になれること「勉強になるな」と思えることがあるならば、
それは自分に向いている仕事
少々嫌なことがあっても、「これは私がやるべき仕事なのだから」と前向きに気持ちを立て直せる。

2) 3年後の成長した自分の姿をイメージする
今の仕事を続けていって、
3年後にできるようになりたいこと、手に入れたいポジション、実現させたいプロジェクトなど
具体的なビジュアルが思い浮かぶまで、しっかりとイメージしてみる。

3) ネガティブなものからは上手に距離を置く
煩わしい人間関係、理不尽な経営体制など、口出しをしても簡単には変わらない。
楽しい気分を削がれるだけ。
ネガティブな要素にはあまり意識を向けず、表面的にさらりと受け流してしまう。

4) 嫌なことがあってもユーモアのある言葉を使う
誰かに意地悪を言われたら、「ムカつく」→「おもしろい発想ね」と言う。
仕事が忙しくても、「大変」「疲れる」→「興奮する」「なんだか笑える~」と言う。
自分も周りも聞いていて楽しくなるようなユーモアのある言葉を使うと気分が盛り上がる。


なるほど~。
何事も「気の持ちよう」ってことなんですねー。

4)については、
「どうせ」→「ひょっとしたら」
「今さら」→「今からでも」
と言い換える(考え方を変える)と状況が好転する。
という説もかつて目にしたことがあります。

コップに入っている水を見て、
「もう~しかない」と思う(マイナス思考)か、「まだ~ある」と思う(プラス思考)か。
ネガティブ思考ではなく、ポジティブな角度から考えるようにすれば、
同じ状況にあっても、
「イヤだ」「つらい」「ダルい」が、「やりがいがある」「楽しい」に変わる、ということでしょう。

これは、心理学の「リフレーミング」という概念に近い……のかな?
「リフレーム」=フレームを変えること、
つまり、ある枠組み(フレーム)で捉えている(認知している)物事を、
枠組みをはずして、違う枠組みで見ることです。

例えば、自分の短所を長所に言い換えてみる(例:頑固→意志が強い)、
あらゆる出来事から、ポジティブな側面を探してみる、
どんな人でも、その人の良いところ・尊敬できるところを探してみる、など。


それから、3)については、
心理学的(脳科学的?)には、愚痴・悪口・失敗談を言う(書く)、
あるいは人から聞かされる(見る)ことを繰り返すのは、
自身の脳に罵詈雑言を浴びせているようなもの。
自ら発した負の言葉で「自分が攻撃された」と脳に刷り込まれてしまう。
脳の神経回線(?)が強化されて、感情と結びつき長期記憶になり、自身を傷つける。
という話も目にした覚えがあります。

過去日記の「ゴスペル」(「god-spell」=良い報せの意)でも、
「言霊」について述べたことがありましたが、
霊的でアヤシゲなナニかというより、学術的根拠のあることなのだなー、と膝を打ちました。

愚痴・悪口常習者との付き合い方って?(AllAbout2009年10月29日付)


ネガティブを遠避け、ポジティブに捉える、と聞くと思い出すのがこの本です。

少女ポリアンナ (岩波少年文庫)少女ポリアンナ (岩波少年文庫)
(2002/12/18)
エリナー ポーター

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テレビアニメにもなった物語ですが、私はアニメは見たことがありません。
私が小学生の頃、大伯母(祖父の姉)から、
この本(※ゲンミツには他出版社の別の文庫本)を贈られました。
孤児のポリアンナが、あらゆる出来事から「よかった探し」をすることで、
不幸な環境や周囲の陰鬱な人々を次第に変えてゆく、というストーリーです。
幼い頃から私に欠けている”ポジティブシンキング”のノウハウが書かれていて、
思ってもいなかった視座に気づかされた、
私にとっては思春期の宝物に値する、インパクト大な本でした。
(※但し、過剰な楽天主義には「ポリアンナ症候群」という批判もありますが)


関連してもう一つ。
先日TBS系で放送していた特番「英才教育TV」(すごいタイトルだな~w)。
イノッチことV6の井ノ原くんが司会をしていた、ただそれだけの理由で見ました(笑)。

その中で、天才子役と言われる鈴木福くんが登場していたんですが、
彼が、撮影現場でも楽屋でもいつも笑顔の理由は、
ご両親が仕事終わりに必ず掛ける言葉、
「楽しんでできた?」にあるそうです。
上手くできた? と演技の良し悪しを問うよりも、
仕事を楽しめたかどうかが重要。
いつも笑顔でいることで、疲れていても周囲の人も明るくなる。

うう~む、まさしく真理だ。
「まだ7歳の子どもだからこそ仕事を『楽しむ』ことができるんだろう」
という見方もできるかもしれませんが、
「7歳児にできる意識の持ちようを、大人ができないと言っていいものか?」
とも自戒を込めて感じます。


……ときおり、こーいった道徳の教科書的な日記を書く理由。
それはひとえに、私自身がなかなか体得できないことだから、なのです(苦笑)。
私が未熟なダメ人間で、聖人君子のようには生きられない。
「斯くありたい」、「悩みなく平穏に暮らしたい」と思っていても、なかなかそうはいかない。
今は職場環境も仕事内容もこのうえなく恵まれていて有り難いのですが、
それ以外にも人それぞれ悩みの種はイロイロ転がっているものですよねー。にんげんだもの。
だから、自分に言い聞かせるために、書いてます。自分のための忘備禄です(笑)。


最後に。
私にいっちばん効果的だったカンフル剤は、コレです!

♪バーリバディ バーリバディ はりきって~ ガッツー!♪
♪がんばるよりも 楽しんで~! ハッピ~♪

V6「バリバリBUDDY!」(笑)
先月の日記にも書きましたが、マジでこの歌イイですわー♪
通勤中に聞いては、気分爽快♪ 助けられてます!

とりあえず、早めの五月病(?)か、「サザエさん症候群」か?
なんとなくブルーな気分を、上記のいろんなコツを活用して、アゲていきまっしょい!
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