月刊アフタヌーン2012年5月号掲載「おおきく振りかぶって」の感想です。
今回は、第89回「秋季・地区大1回戦3」。

前回の感想はこちら→アフタヌーン12年4月号 おお振り感想
過去のおお振り感想はこちら→カテゴリー「おお振り感想」

※野球ファン歴5年(ニワカ)の腐女子によるネタバレ感想です。
腐女子の妄想・妄言がお嫌いな方、原作を純粋にお好きな方は、
ご不快になる恐れがありますので、ご覧にならないほうがよろしいです。








●本編1ページ目。
カグヤン、キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━!!!!
し、しかも髪が伸びてるぅううう*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
前々回を読んで、
>はうあッ!! てことは、永遠のマルコメ坊主(笑)カグヤンもオサレ短髪にッ!?
>ちょ、それは困る!(なぜゆえww) てゆーかカグヤンの近影が見たい!

とソワソワしていた私の願いが叶った――――――♪
めっっっちゃキュートっすね、カグヤン!!
原作15巻のロカさん回想シーンのベッピン滝井さん(当時18歳)と似た感じ。
でも滝井さんよりも、目が大きくて雰囲気が柔らかい。
なにせ、おお振り界No.1のお目々くりっくり&童顔ですからね!(※あくまで杏月の印象)
永遠のマルコメ坊主も非常に似合っていたけれど、
伸びかけの短髪も、見た目の幼さに拍車をかけててカワエエww
私、ショタコン趣味はないんですが(ホンマかいな)、
カグヤンのプリティっぷりには心拍数上がりますわw
U和だなッ!? U和市営球場の三塁側スタンド席に行けば、
あのカワイコちゃんが座ってんだなッ!!?
よっしゃ! 今すぐ虫取り網持って逝ってきm(もうダマレ)

てなわけで、試合前ノックの手伝いをしてくれた大河くんだけでなく、
武蔵野第一の3年生の皆さん(描かれているのは7名)も、応援に駆けつけています。
てことは、平日だけど学校に届け出でも出して、球場観戦に来ているのかな?
武蔵野第一は私立校(?)だから、部活関連は多めに見てくれる、とかなんでしょうかね?

田島くんが榛名さんからヒットを打った(先月号)のを見て、大河「ホラ打たれた!」
町田「そーいう言い方じゃ嬉しいみたく聞こえんだろ」という元捕手のツッコミに、
大河「微妙に嬉しいんだよ。あいつ一人じゃダメってことじゃん」
カグヤン「でもさ、どんなリードでもいいってわけじゃないよ」(←おい何故ピンク色w)
大河「当たり前だろ。役に立たなきゃリードの意味ないし」

秋大前に、後輩達の練習を見に行った町田さんから、
「(榛名には)首振んの疲れっから出すな、と言われた」「(榛名が)自分で組み立てする」
「出したってムダ」「あいつ(榛名)がオレ(秋丸)のサインどおりに投げるわけない」「ジャマすっとおこられる」
という秋丸くんの言葉も、3年生皆に伝わっているのかもしれないですね。
大河くんは、試合開始前に榛名さんから直接
「清水(控え捕手)が町田レベルになるより、『自分は榛名の一部じゃない』と秋丸が気づくことを待っている」
と胸の内を聞いたからこそ、”榛名一人じゃダメ。秋丸がリードできないと”と、
この試合を通じて榛名にも秋丸にも痛感してほしいんでしょうね。

●そんな武蔵野OB達が見守るグラウンドの状況は、
武蔵野1-0西浦。ただ今2回裏、西浦の攻撃中。
無死一塁で、ランナー田島、バッター花井。

福ちゃん先輩が「あいつ走るぞ」と言った通り、一塁ランナーの田島様は走る気満々♪
榛名さんも、こいつら準決見に来てたんだろーし、秋丸のダメさはバレてる、
リードはでかくないのに、ぜってー走ってくる雰囲気出してる、
こういうの塁にいっと、集中できなくてヤなんだよなァ、と一塁に1球牽制を挟みます。
榛名(こういう時は、バッター勝負!)とギロッと花井を睨んで、1球目ストレート。
投球動作に入った瞬間、田島くんはダッとスタートを切る!
秋丸くん、二塁へ素早く送球!
球は榛名さんの足元でワンバウンドして(だあっと慌てる榛名さん・苦笑)、
悠々、スチール成功!
狙った? 秋丸くん、もしかして榛名さんをドサクサ紛れに殺っちまおうと!?(笑)
田島(肩は悪くねーのになァ)

あ、そーなの^^;?
ARC戦を見る限り、秋丸くんの送球はタイミング遅すぎるし、
盗塁刺殺できない=弱肩の捕手、という先入観があったからか、
てっきり秋丸くんは肩が弱いんだと思っていたけれど。
でも田島様がARC戦や今の送球を見て「肩は悪くない」と言ってるなら間違いないか。
ということは、秋丸くんは送球動作が遅いのと、
(原作15巻P.155でモモカンもレクチャーしていましたね)
ノーコンなせいで、盗塁を刺せないのねー。
ノーコンとはいえ、マウンドの榛名さんに返球する時は毎度逸らさずにちゃんと投げてるんだから、
(じゃないとハルナサンがスッゲ怒るだろーなー^^;)
ランナーを刺そうと急いで慌てたり、力みが入ったりするとコントロールが狂うのかな?
要するに、送球動作もコントロールも、場数が足りないせいですなぁ。

田島くんのモノローグによれば、武蔵野第一のサード(控え捕手)は、
「三郷の清水」「あいつが正捕手のがチームしまんじゃねーの?」
ということは、中学時代(※訂正:小学生時代)の少年野球(シニア? ボーイズ? リトル?^^;)で面識があるんですね。
(「荒川シーブリームス」ってチーム名はボーイズっぽいけど)

※後日追記:
先月号の清水くんの台詞「リトルのスコア」のリトルは、リトルリーグ(=小学生)ですね。
ブログ拍手から優しくご指摘くださった方、どうもありがとうございます!
ちなみに、少年野球で「リトル」と名称に付くのは、
リトルリーグ=小学生対象の硬式野球
リトルシニア=中学生対象の硬式野球
がありますが、「全国レベル」「打率がハンパない」という清水くんの説明から、
3年以上も昔の小学生ではなくて、中学生の頃の話だろう、と思い込みました。
1巻で「シニア」(@花井のセリフ)→15巻で「ボーイズ」(@栄口のセリフ)と変わったので、
ひぐち先生、誤植かな? それともまた荒シーの設定変えちゃったかな?(嘘w)
と冗談ツッコミのつもりで書きました。
野球知識に疎く、申し訳ありません。「萎えた」方にお詫びして訂正致します。


●モモカンは、三盗は確率がさすがに低い、進塁打なら走ってよし、
ということで、田島くんの盗塁を待たずに、花井くんに「打て」のサイン。

花井(援護の空振りスゲおくれた)
1球目にモモカンから「盗塁」のサインが出たので、
バッターはランナーが走りやすいように(相手捕手の送球タイミングが少しでも遅れるように)、
空振りするのが定石ですね。
でも、わざとの空振りとはいえ、榛名のストレートに振り遅れていた、と。
花井(パワーで榛名(この人)に対抗できんのは西浦(うち)でオレだけだろ。
 中途な振りだけはしない。思いっ切りひっぱたく!)

おおお~、いいよいいよー!
その通り、西浦で一番パワーヒッターなのは花井くん、キミなんだから!
先月号のラストで、田島くんが
「花井ちょっと待ってろよ」「お前に打点つけてやっから」
とキミへの…期待溢れる熱い想いを吐露していたワケですし、
ここでガツン! と西浦初のホームランを打っちゃってくれちゃってもイイのよvvv
そしてそして、高々と拳を上げたガッツポーズでゆっくりとダイアモンドを一周した後、
ホームベースで待ち構えるランナー田島くんと熱い抱擁…熱烈ハイタッチを交わしても良くってよ♪

2球目、榛名さんが投球モーションに入る!
その瞬間、(行けるときゃ行く!!)と二塁ランナー田島が走る!
驚くモモカン以下、西浦ベンチ!(三橋&阿部の並びに萌え~vv)
花井がブンッと豪快に空振り、捕球した秋丸がビッと三塁へ送球!
お も い っ き り 逸 れ た~\(^o^)/
サード清水くんはキャッチできず、ファールグラウンドを転がるボール、追うレフト。
その隙に、ランコー西広「ゴオッ」
田島くんは三塁を蹴ってホーム突入!
花井「内! 内! スライ!」(←内側へスライディングでホームインしろ)
梓が必死に田島くんに指示してる姿に萌え~vv(バッターのお役目だけどw)
西浦、1点奪取!!

西浦ベンチ「ナ・ナ・ナイラーン!!」(阿部&三橋の並びに萌え萌え~vvv)←
その奥には、紅潮した顔でブルブル震えるモモカン(笑)。

田島「入っちった。はは!」
花井「ナイラン!」
ホームにいる花井くんと軽くパンと手を叩いてタッチvv
やっぱハナタジのハイタッチは萌えるわあああああvvvvv
(当初の妄想”HR打った花井をホームで待つ田島”と逆になったけど^^;)
それに田島様のセリフがなんちゅーかえろi…いや、なんでもない。
「ぃえいっ」と元気にガッツポーズをする田島くんの後ろで、
青褪めた顔の花井(オレは追い込まれてしまった)
あwずwさwwwwwww またいつものパターンかYOwww
だめだこいつはやくなんとかしないと……(笑)。

●一方、ホームベースでは、背後から忍び寄るオドロオドロシイ瘴気を感じて、
ぞくぞくっと身を震わせる秋丸くん。
ゆらあっと生霊榛名さんが怒気のオーラをまとって秋丸くんを睨みつけてるwww
「ヒー」と冷や汗を掻いている秋丸くん(後ろを見ずとも殺気を察知w)に、
サードから清水くんが「ドンマイ!! 少しスロー慎重にいこう!! 次は捕りますよ!!」
エエ子や~、清水くん!
試合開始直後は、秋丸くん、1年生に侮られてる^^;? と心配だったけれど、
清水くん、ナイスフォローしてくれてますよーvv
こういう姿を見ると尚のこと、清水くんが正捕手の方が良さげだけれど(苦笑)。

●西浦ベンチから阿部くんがバッターに大声を掛けます。
「スライダー来るぞ!! クサイ球カット!!」
それを隣で聞いた三橋くん、尊敬の眼差し。
「す、ごい、阿部君、わかるんだね!」
阿部「アホ、こー言っときゃスライダーは投げにくいだろ。
 あとぁストレートだ。まだ全力の球はほってこねーから、そこたたけっつってんだよ」

さすがは策士タカヤ!(褒めてますw)
相手ベンチから「次はスライダーだ!」とか叫ばれたら、その球種は投げづらいですもんね。
となると、バッター側は球種の狙いを絞りやすくなりますし。
ま、こーゆー手はリアル野球でもよく使われますよね。
三橋「ス、ス、スゴイナー」じゃっかんボーヨミ←www
阿部「イミ理解しねーでスゴイとか言うんじゃねーよっっ」
ギーリギリギリと三橋くんにウメボシwwww
三橋「イーッ、ゴッ、ゴッ」←ゴメンと言いたいらしい(笑)
あーもーアベミハ可愛すぎるっつーんだよ!!!!
阿部くんが三橋くんにウメボシをギリギリ食らわしている図を見ると、
心がほっこりしますわーvvv
え? だってコレ彼らの最上級の愛情表現でしょ?←

アベミハの隣で、泉(つか今の花井に伝わったかァ?)
西浦バッテリーの夫婦漫才をスルーするスキルは、さすが「オレは慣れてるぜ」の泉様v
それは良いとして、花井くん、そこまで侮られてるのー?(苦笑)
花井くんには、一応(?)伝わった模様。
ランナーもいなくなったし、投手としちゃプレッシャーなく放れるはずだからと、
狙いをストレートに絞る!
榛名、振りかぶって~、豪快なフォームからぁ~、ドシュッと豪速球!!
花井(やっぱストレートだろお!!) ブンッと全力で空振り三振!
あ、あずさェ……orz
やはり危惧したとおり、先月号ラストの「お前に打点付けてやる」は、
花井3球三振のフラグだったか~^^;;。
美丞大狭山戦では、鹿島くんの速球を打てていたのが、
花井くんと田島くんだけだったから、花井くんは速球に強いタイプかと期待していたのになー。
秋丸くんの暴投→失点といい、花井くんの3球三振といい、期待を裏切らない男達めww

●6番沖くん。
(こ…怖がるなよ)(バッセンでは打てた。当てられるはず…っ)と奮い立つものの、
最後は直球で内角を抉られ、3球三振。う~ん、残念。

●7番阿部くん。
沖くんとすれ違いざま「左対左たって、ンなよけなくていーだろ」
「ごめん……」
阿部くん、なかなか毒舌だねぇ^^;。
でもあの豪速球が体に近いとこ目がけて飛んできたら怖いってw

阿部(まーしかし、左の内角入れるコントロールつけたってことだよな。
 つっても、1年受けてた球だぞ。打てねェわけねェだろ!)

バットを構えるその阿部くんの姿に、
榛名(こいつ、あらためて見っと目付きわりィなァ)
え? 今頃気づいたの^^?
つーか、アンタにだけは言われたくねーwwww

榛名(ヘンサチ高くて、いくらかコムズカシーこと考えられっとしても、
 8割投球で抑えてやる!!)

初球は、ドシィッとストレート。
阿部(確かに迫力あっけどな。ストレートしか投げねェなら、当てっことはできる!)
と2球目を振りに出たところ、なんとスライダー! 驚く阿部くん。
榛名(ホント、コイツ オレンコトアホだと思ってんのな)←うん、そう^^。

西浦ベンチで身を乗り出し見守る花井・田島・三橋。
花井「今日はじめて変化球投げた!」
田島「おお!」(今度は花井&田島の並びに萌え萌え~vvv)

阿部(変化球だって来んのが読めりゃ当てられる。
 こいつが本気ンなる前に、1点でも多く取っとかなきゃ)

3球目、ストレート! と読む阿部くんに対し、榛名さんはククンッと曲がる変化球。
ストライク! 見逃し三振!
榛名(クケケッ)とニヤリ顔ww

この回、西浦は1点返しましたが、
ヒットを打てたのは田島くんだけで、相手のエラーで儲けた1点。
その後の打者3人は、3球三振でしたね~……。

モモカン(力まかせで投げ込んでくるなら、まだやりようがあるのに……。
 いい投手になっちゃったなァ)
と榛名投手を評価。
三橋くんは(同点だっ。オレたち、負けないぞ!)と前向き。
阿部くんは西広くんに捕手防具の装着を手伝ってもらいながら、
(全力投球ナシでやられた。捕手(オレ)が投手(ハルナ)に読み負けるとか…クソ!)
とイラついた様子ww(ニヤニヤ)

さあ、1-1の同点で3回表へ。
この続きの感想は、また後日!

続きの感想はこちらです→アフタヌーン12年5月号 おお振り感想(2)
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