アフタヌーン12年4月号 おお振り感想
今回は、第88回「秋季・地区大1回戦」。
前回の感想はこちら→アフタヌーン12年3月号 おお振り感想(1)
過去のおお振り感想はこちら→カテゴリー「おお振り感想」
※野球ファン歴5年(ニワカ)の腐女子によるネタバレ感想です。
セリフなど一部曖昧なところもあります。
腐女子の妄想・妄言がお嫌いな方、原作を純粋にお好きな方は、
ご不快になる恐れがありますので、ご覧にならないほうがよろしいです。
まずは順を追って試合の感想を。
●秋季地区大会1回戦、西浦vs武蔵野第一。
先月号の試合展開をおさらいすると、
1回表の武蔵野第一の攻撃は、1~3番が変化球5球で凡退。
1回裏の西浦の攻撃は、榛名の豪速球に三者連続三振で、
現在、スコアは0-0。
●2回表、武蔵野第一の攻撃。
マウンドに上った三橋くんは、そこに置かれたボールを拾い、
ふと榛名さんの足場(←踏み出した前の足が安定するように穴を掘る)に気づいて、
自分と足幅を比べてみたりwww
身長差(足の長さの差?・笑)があるから、地面スレスレまで足を開いてかなり辛そう(笑)。
ショートの巣山くんに「みはし体やらかいな」とか感心されてます。
審判に「3球!」(←イニング前の投球練習で許されている球数)と言われて、ハッと我に返り赤面w
阿部くんはホームベースから(比べんなよ!)と心中でツッコミ(笑)。
榛名さんを意識しすぎにも見えた三橋くんですが、
投球練習を捕球した阿部くん、(ブレなし!)と満足げ。
榛名さんは、バッターボックスに入る前にそのピッチングを見つめつつ、
桐青はホントにこの球を打てなかったのか?
強豪は遅い球にタイミング合わなくて打てないことあるけど、それにしても……。と首を傾げてます。
●バッター、4番榛名。
阿部「2回、しまってこー!!」の掛け声に、榛名(楽しそうじゃねェの)と思ってますw
バット構える姿を見て、三橋くんは(榛名、さん、かっこいい)とか考えてるし(苦笑)。
かたや阿部くんは、改めて見ると榛名の下半身はがっしりしている、
昔っから体作りだけはアホみてーにマジメだった、
打撃には熱心じゃないけれど、夏にHRを打っているしセンスはある、と冷静に観察。
三橋くんも(外野越えないように)=ツーベース以上を打たれないようにと、
初球、カーブを外角ギリギリにストライク。
これを見た榛名さん、カーブの曲がりに感心しつつ、
1打席目の1球目からストライクを入れてきたってことは、
こいつ(阿部)の性格からいって、ヒット覚悟で打たせるつもりだな、と読みます。
2球目、同じコースのスライダーを打って、センター前ヒット。
榛名さんは一塁上で、
遅いなりに緩急つけてるけど、速い方(2球目スライダー)が110そこそこだと対応できるんだよな、
てなこと思ってます。
この試合の初ヒットを打たれた西浦バッテリーは、
阿部(シングルなら想定内)
三橋(9回まで点取られないことが大事)
因縁の榛名さんとの初対決だから、阿部くんも三橋くんも、
何かしら気負うところがあったりするかなー? と思いきや、
意外と二人とも冷静で落ち着いていますね。
●無死一塁で、5番藤巻くん。左打ち。
武蔵野第一では最も恰幅の良い体型で、阿部くんによれば中学では4番でエースだったそう。
5番打者なのにバントの構えってことは、打撃はさほどでもない? と思いきや、
1球目のシュート(外へ逃げる球)を上手く三塁線方向へ転がして、
三橋くんが素早く駆け寄り、拾って一塁送球したものの、セーフ!
阿部くんもビックリ! 足が速いとは……見た目で油断しちゃったね。
●無死一、二塁。6番八木くん、右打ち。
モモカンは、相手の持ちゴマが分からないうちから手の内見せられないよ、と、
三橋くんの”まっすぐ”はまだ見せずに温存して、バントさせろのサイン。
無死一、二塁で三塁方向へのバントって意外と難しいんですが、
八木くんもソツなくバントをこなして、1死二、三塁。
●7番小池くんに、モモカンは敬遠四球の指示。
塁を全部埋めちゃった方が「フォースアウト」(走者が進むべき塁に守備側が触るだけでアウト)になるので、
西浦側は「タッチアウト」よりもアウトが楽に取れ、守りやすいですもんね。
武蔵野監督(テラダー)は、スクイズで1点、と狙っていたようですが、
仕方ない、次の吉沢に任せるか、と切り替え。
●1死満塁で、8番吉沢くん、左打ち。武蔵野監督は打てのサイン。
田島「タッチプレーなくなったから、3走投手でもスクイズあるぞ」
沖「グラブトスは方向注意…!」
沖くんは美丞大狭山戦で、スクイズ処理して阿部くんへグラブトスしたら、
その方向が少し逸れて、目の前で阿部くんが負傷退場しちゃったことあったもんね……。
やっぱり未だに気にしているんだなぁ。
1球目、右へ曲がる変化球(スライダー)。
吉沢くんはバントの構えだけ見せてバットを引き、ストライク。
2球目、左へ曲がる変化球(シュート)、ボール。
吉沢(右へ曲げて、左へ曲げて、よく変化球続けられるな)
3球目、カーブに思わず手が出て、一塁線へ切れるファール。
武蔵野監督は「フェアへ入れろ」とサイン。
吉沢くんは(内野安打でもいいよな。榛名さんの足なら……)と、
4球目のシュートを、まさかのセーフティスクイズ!
サード田島くんが「おっしゃ来い!」と反応よく飛び出して掴んだものの、
阿部くん(ホームは間に合わない)→二塁も間に合わない→「ひとつ…」と指示を出した瞬間「!?」
田島くんはその声と同時(むしろそれより早いタイミング?)で一塁に送球したけれど、
吉沢くん、なんと一塁セーフ!!
武蔵野第一、1点先取!
阿部くんも、三橋くんも唖然。
モモカンも、「バントも上手くて俊足、もしかしてこの1年生達、粒ぞろいってこと!?」と驚愕。
てゆーか、”モブ”だと思っていた武蔵野第一1年生達のスペックに、私もビックリ!
吉沢くん、この場面でセーフティスクイズって、バント技術にかなり自信あるみたいですね。
普通なら、スリーバント失敗(2ストライク後のバントはファールになると即アウト)を恐れて躊躇する場面だけど。
5番藤巻くんも、8番吉沢くんも、1年生とは思えぬほどバントが上手すぎ。
球の勢いを殺して、理想的な方向にきちんと転がしてるし。
三橋くんや田島くんも、バント警戒してて素早く前に飛び出してミスなくボールを一塁送球しているのに、
あのタイミングで堅実に守備していても、一塁セーフ!?
左打ちだから、ってのを差し引いても、二人ともめっちゃ足が速いよ……!
しかも、5番と8番だけでなく、
武蔵野監督がスクイズさせようとしていた7番小池くんもバントが上手いんだろうし、
上位打線の2番清水くんとかは、彼らよりもっとバント上手くて俊足な可能性大だし。
なんというスペックの高い1年生が揃ってるんだ、武蔵野第一……(呆然)。
こんなにレベルの高い子達ばかりなのに、夏大で一人も試合に出なかったのが大いなる謎^^;。
3年生達より野球上手い子もいそうな気がするんだけど。
テラダー(武蔵野第一監督)が熱心じゃなかったから、3年生の最後の思い出優先だったってこと??
●なおも1死満塁で、9番秋丸くん、
読者の期待を裏切らない予定調和のセカンドゴロ(苦笑)で、4-4-3のダブルプレー。チェンジ。
まだ試合は序盤の2回だけれど、榛名さんのヒット1本で西浦は1点失っちゃいましたね。
でも、ベンチへ引き上げる西浦ナインはみんな落ち着いた様子です。
●2回裏、西浦の攻撃。
先頭バッターは、待ってましたの4番田島様!
榛名さんは(出たな全国レベル。な?)と三塁の清水くん(控え捕手)に目配せ。
清水くんも(そっす。こいつだけは気をつけて)と目で応えます。
シュゴーッ!! と轟音を立ててストレート!
高めの外角ボールで見送り。
モモカン(エンジンかかってきたね)
ネクストバッターズサークルの花井くんは(足踏みこんだぞ。田島タイミングはかってる!)
相変わらず梓は、榛名の豪速球よりも田島の一挙手一投足に目が釘づけのようですwww
田島(スゲー伸びる。バッセンとは軌道が全然違う。それに……威圧感)
と榛名さんをあのおっきいな目でじっと見つめます。
田島くんの臆せぬ視線に気づいた榛名さん、(なにうきうきしてんだよ。空振れ、1年!!)
と再び豪速球!!
その球をしっかり捉えて打ち返し、センター前ヒット! さっすが~vvv
西浦ベンチでナイバッチー! って声援送ってる三橋くんや阿部くんがカワエエvv
一塁上で田島くんが右足のバッティングレガースを外すためにタイムを要求。
すると、武蔵野サードの清水くんがズカズカとマウンドにやって来て榛名さんに、
「一本調子じゃダメって言ったじゃないっすか! 田島のリトルのスコア見せたでしょ!
あいつの打率、半端じゃないんすから!」とお説教(苦笑)。
たじたじの榛名さんの元に、今度はファーストの藤巻くんがやってきて、
「次、花井ですよ! あいつはまず気合いで押しちゃってください。
西浦はベスト16と同じメンツなんですから、夏の5回戦のつもりじゃないと!」とこれまたお説教(苦笑)。
1年生二人からケンケン言われて、榛名さんは
(こいつら3年いる間は猫かぶってたんだな……)とちょっとビックリw
私もビックリですわー^^;。
とゆーか、つい半月前の新人戦から、3年生が引退して今の1、2年生チームになったはずだけど、
その頃はまだ1年生達はおとなしく猫かぶってたのかな?
同じ1年生だけの西浦が相手だから、新人戦よりも”負けたくない”って気持ちが強いから?
2年生が榛名さんと秋丸くんの二人だけで、しかも秋丸くんがのほほんなので(苦笑)、
1年生達も強気になってハッキリ言いたいこと言うようになってきてるってことかなー。
●モモカンがベンチからサイン。
田島&花井は「キュッ」とヘルメットを触って、了解の合図。
二人一緒に同じポーズしてるだけで萌えええええええええええvvvv
打席に入った花井くんを見て、榛名さんは
(これが”花井”か。確かに気合いで押せそうなカオしてるな)
こらああああああああ^^;!!
ちょっとぉ~悔しいじゃないの、花井キャプテン!
榛名さんはもとより、武蔵野第一の1年生にまで舐められてるよー、キミ。
ここはガツン! と出来る男を見せつけちゃってくださいYO!
と、ラストのコマでハナタジ萌えの爆弾が……!
一塁上の田島くん、ワクワクした眼差しでマウンドを見つめながら、
(花井ちょっと待ってろよ、
今オレが三塁まで行って、お前に打点つけてやっから)
うっきゃあああああああああvvvv
田島くんってば花井のために打点を……!
(いやただ単に自分が盗塁したくってワクワクしてるだけだろ、とゆーツッコミは全力で聞こえないフリで)
だって田島くんはいつだって花井くんに対して「打て!」って期待しているんですもの~♪
そこだけは、1巻からまったくブレてないんですよねーvv
三星戦では、花井くんの犠牲フライでホームを踏んで、スーパーマ○オみたいに飛び跳ねてたしw
桐青戦9回では、自分がシンカーを打った後で「花井ー、つづけよー!」って笑顔で声援送ってたし。
崎玉戦では、4番なのにスクイズで納得している花井に「満足してんなよ」と釘刺したり、
ヒット打ったら「2打点じゃん!」って上目遣いのキュート顔で花井くんを褒めてたしww
美丞大狭山戦でも「引っぱれよ! お前の力、見せてやれ!」とか言って花井をときめかせてたしww
9回最後の攻撃でも「花井打てよ!」って二塁上から念を送ってたし。
関西遠征の桃李戦では、トリックプレーで狭殺された花井をジトーンと凶悪顔で睨んでたっけ(笑)。
花井がヒット打ったらニコニコ喜び、打てなかったりミスしたらコワーイ不機嫌顔ww
どんだけ強力なアメとムチですか、田島様(笑)。
こーなったら花井くんも田島様にイイとこ見せないとね☆!
秋丸捕手が相手なら、田島くんは二盗、三盗と鮮やかに決めてくれるはず。
(いや、秋丸くんもガンバレ^^;! でもきっと間違いなく盗塁刺せないなーorz)
ここで花井くんが”オレのヒットで田島をホームに帰す!”ですYO♪
二人の共同作業で1点奪取! ああ、萌えるわ~vv
……勝負弱い花井くんが榛名さんの豪速球を打てずに空振りとかゴロとかに倒れて、
三塁上の田島様から鬼の形相でジトーンと睨まれるフラグじゃないことを、アタシ祈ってる><!←
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