
4月1日から始まった、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」。
欠かさず見ています♪
NHK連続テレビ小説は、約1年前から毎朝視聴しているのです。
なぜなら、その直後の「あさイチ」(イノッチ)を毎朝必ず見るためvv
15分間の連続テレビ小説視聴→あさイチ冒頭でイノッチと有働さんの感想を見る、
これが日課であり楽しみ(笑)。
特に、新番組の「あまちゃん」は、
・脚本が宮藤官九郎さん
・作品舞台が東北の岩手県
ということで、より一層期待が募っていました。
最初の1週間分を見ましたが、期待以上におもしろいドラマになりそう♪
2008年夏。
長く家出していた娘(キョンキョン演じる春子)が
海女の老母(宮本信子さん演じる夏)の住む故郷・北三陸(岩手の沿岸にある架空の町)へ
孫娘(能年さん演じる主人公のアキちゃん)を連れて、
24年ぶりに帰ってきたところから始まる第1話。
……2008年。
ということは、2011年3月11日の東日本大震災が起きる3年前か……。
どうやら「あまちゃん」の中で、東日本大震災も描かれるらしい、と噂を目にしました。
視聴者はいわば”神の視点”でこれから劇中に起きる未来を知っているので、
煌めく北三陸の海や、のどかな東北の田舎町の風景を見るにつけ、
胸が締めつけられるような郷愁を感じました。
あと、海女のおばちゃん達の、マシンガンみたいな方言攻撃!www
あ~、コレあるあるあるwwwwwと思わず嬉しくなっちゃいました(笑)。
こってこての岩手弁が容赦なく飛び交っていて、
一部セリフにテロップが入ったりして(!)、
「これ、全国の視聴者の皆様は、ちゃんと聞き取れてついて来れるのかしらん……?」
と、大河ドラマの「八重の桜」を見た同様、東北人としてドキドキハラハラしました^^;。
でも、地元(に近い東北)の言葉が、全国ドラマで生き生きと飛び交っていると、
なんだか誇らしいような有り難いような、ほっこりと嬉しい気持ちになれるものですねvv
海女さんを演じる、渡辺えりさんや木野花さんは東北出身なので、訛りも安心して聞けますvv
それと、宮本信子さんの訛りがネイティブっぽくてお上手でビックリ!
「じぇじぇじぇ( ' jjj ' )」←この方言+顔文字には吹き出しましたwww
脚本を担当するクドカンさんは、実は宮城県出身。
人気劇団「大人計画」の所属で、脚本・役者・ミュージシャン・監督もするマルチな才能の人。
V6岡田准一くん主演の「木更津キャッツアイ」とか「タイガー&ドラゴン」の脚本も担当。
矢継ぎ早なテンポの会話の応酬とか、
何気ないセリフに「解る人だけ解る」ような小ネタを散りばめたりとか、
思わず吹き出したり、人情にしんみり涙したり、ドタバタに爆笑したり。
人間関係がさらっとしていてコメディタッチだけれど、
その奥底には、ウェットで温かくてさりげない愛情が垣間見える。
そんなクドカンさんの書くお話が、楽しくて優しくて好きですvv
◆宮藤官九郎 : 朝ドラ脚本に苦労「3回ぐらい飽きてます」 NHK「あまちゃん」を語る(まんたんWEB3月31日付)
◆岩手が舞台、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」脚本担当の宮藤官九郎さん語る(MSN産経ニュース4月1日付)
クドカンさんは、少年時代にNHK朝ドラを見て育ったそうで、
「自分が10代のとき、家族と一緒に見たという“朝ドラ”の感じは今も昔も変わらないものだと思う。
長い歴史のある朝の時間、どれだけ自分が違和感なく溶け込めるかが、自分の中で挑戦」
「当初は、フィクションの中に“震災”を入れるのに抵抗があった。
ただ、それを入れないのはうそだとも思った」
「震災を描くことによって何かのメッセージを送るということでなく、
それを含めて元気になってもらえるような楽しめる作品にしたい」
「避難所に行って一番思ったことは、『みんな元気だな』ということ。
別に震災前が楽しいことばかりだったわけじゃない。
ぎすぎすした人間関係があり、悪い奴もいた。
震災後が辛いことばかりじゃないのと一緒です」
東北の片田舎の閉塞的で家族的な人間模様を、そしてあの東日本大震災を、
クドカンさんがどう描くのか、とても興味があります。
恐らく、ただ絶望や悲観だけでなく、”困難に見舞われても、日常はなくならない”という、
どこか明るくて切なくて前向きな、そんな人々が描かれるんじゃないかな?
底抜けに明るいテーマソング(北三陸鉄道を走る汽車(と田舎では呼ぶんですw)の音みたいvv)や、
美しくて愛しくて堪らない三陸の海の映像や、
可愛らしい主演女優さんの笑顔を見ながら、
どこか胸が痛いような切なさと、これから楽しいドラマが始まりそうな予感を抱きつつ、
半年間、毎朝テレビを見るのが楽しみになりそうです♪
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