今月の感想前編はこちら→アフタヌーン12年2月号 おお振り感想(1)
過去のおお振り感想はこちら→カテゴリー「おお振り感想」
※野球ファン歴5年(ニワカ)の腐女子によるネタバレ感想です。
原作を純粋にお好きな方はご不快になる恐れがありますので、ご覧にならないほうがよろしいです。
●場面変わって、三橋家。
ページをめくると、1コマで昼から夜に時間経過がw
武蔵野第一vs春日部市立の準々決勝戦の録画を見終えて、
三橋、阿部、田島、泉の4人で武蔵野第一の戦力分析。
……てことは、結果的に水谷くんは参加できず、かぁ^^;。
それと、田島くんは「午後当番」花井のユカタ&エプロン姿(嘘)を見るために、
1年7組に昼から張り込みはしなかったようですねー残念。(←タリメーだろーが)
阿部「ARC戦で出た2年捕手、どう思った?」
田島くんが選手名鑑で榛名と「同中なんだよな」と確認、
泉「やっぱりサイン出してねーように見えたぞ」 阿部「そう見えたな」
田島くんは「できなくはない、かもよ?」「球種は投げた瞬間わかるし」と言うけれど、
泉「おめーは特殊だっつんだよ」←まったくだwww
投げた瞬間に球種を見極める動体視力をもった田島くんらしい発言だけど^^;。
サインがどうあれ、「3年捕手ン時よか、球、速いように感じんだよ」と阿部くん、同意する田島くん。
2年捕手は、キャッチングに特化したヒトで、思いっきりの球投げやすくて、
「でもバッティング全然で、クロスプレー下手で、スローイング悪いから、3年捕手がスタメン」。
泉「つーと秋は、投手は球速増してて、捕手は捕球以外は悪くなってんだな」
さらに、阿部「ちょい動く変化球。アレも2年捕手ン時はよく投げてんだろ」
新人戦で、武蔵野第一は「大宮寿」に、四球絡みで点取られて負けた。
スタメンごっそり抜けたけれど、試合結果は「3対2、ヒット6本、ノーエラー」。
↑スゴイなぁ! 武蔵野第一の無名1年生達、鍛え上げられているようですねvv
てゆーか阿部くん、武蔵野の対戦校(大宮寿)の父兄会サイトの掲示板までチェックしてるのか……!
さすがは自称「シュミかな?」で細かい情報まで調べ上げる、野球オタクwww
ああ、阿部くんと野球談議で一晩明かしたいww
というわけで、榛名攻略法。
泉「四死球待つか」
阿部「それもありだ」
「プレッシャーかけて四死球でもエラーでも塁に出る。あの捕手なら走り回れるだろ」
田島「144キロが必殺じゃ、プレッシャーかけらんないな」
つまり、四死球を待ちたくても、榛名の速球にバットがかすりもしないんじゃ、
ファールで球数を増やすことも、榛名をイライラさせる(プレッシャーかける)こともできず、
榛名が気持ちよく速球をバンバン投げて、三振の山でおしまい、になっちゃうってことですね。
田島「久喜に150キロの打てるバッセンあんだ。
目、慣れてりゃ速球はバット当てられっから行こーぜ!」
電車30分ぐらいなので、部活のあと、コヅカイもらってみんなでゴー! と決定♪
三橋他「うし!」
……ちなみに5ページの作戦会議の間、三橋くんのセリフはこれのみ(苦笑)。
でも、熱心に頷いたり、身を乗り出したりしてましたw
こうやって見ると、西浦のブレイン(戦略立案担当)は、
阿部くんと田島くんなんだなー、と思いました。
二人とも敵の戦力をすごーくよく観察し、分析しています。
そして泉くんは、議論のまとめ発言をすることが多いな、とも気づきました。
15巻で西浦の目標決めをした時も、議論が膠着したところで、
「”目標”としてちゃんと考えっから、決めんの明日まで待ってくんねーか」
と花井くんに提案したのが泉くんだったっけ。
もちろん、この場に他の6名の西浦ナインが揃っていれば、
崎玉戦前の対策ミーティング(9巻)のように、
それぞれが気づいた点を積極的に発言するでしょうし、
花井くんが全体の議論の進行&まとめ役を務めるでしょうけれど。
”野球脳”が優れている阿部くんや田島くんが戦略の中枢で、
全体を客観的に見れる泉くんがまとめ的な発言をするのは、
キャラの性格特徴がすごく活きてるな~と思いました♪
●翌日、文化祭2日目。
野球部は、他校で練習試合。
午後4時、帰ってきて普通に練習。
休憩。ベンチ前に座っておにぎりタイム。
西広「今が文化祭中とは思えないねェ」←ホントにねェ^^;。
千代ちゃんもジャージを着て普通に野球部のお仕事してます。
>明後日=文化祭2日目の日曜日も、朝練するのかな?
なんて先月号を読んで疑問に思ってましたけど、
朝練どころか、他校行って練習試合もやって、午後も練習して、文化祭と無縁な1日。
えらいなぁ~、学校はお祭りモードなのに野球に専念してて。
沖「ファイヤーストームちょっと見たかったな」
巣山「スゲー木組んであったな」
水谷「クラスの打ち上げも行かないよね。みんなで久喜のバッセン行くんだ」
おおっと水谷くん! まるで熱血野球少年みたいww
クラスの打ち上げは「酒飲むやつとかいそうだもん。なんかあったら困る」から別に行きたくない、と。
花井「篠岡、打ち上げ行くのか?」と声をかけると、水谷くんが激しく動揺(笑)。
それにつられて三橋くんもちょっとビックリ?
篠岡「んー行かない」
お祭り気分でハメはずれちゃってお酒飲む人がいたら、自分が飲んでなくても言い訳難しいから。
花井「おう、周りから見たら、いっしょくただからな。行かねーのが安心だ」
水谷くんは俯いてこっそりガッツポーズww(ニヤニヤ)
泉くんはコップをあおりながら呆れ顔w 三橋くんは水谷くんの挙動に不思議顔?
いや~、水谷くんはどんどん分かりやすくなってってんなぁ~^^;。
こんなに「篠岡LOVE」フラグをこまめに沢山立てられちゃうと、華々しく玉砕しそうで心配だよorz
●お次は、ハナモモフラグ(苦笑)。
モモカン「花井君、ちょっといい?」
モモカンに呼ばれて、花井主将は一人ネット裏へ。
モモカン「後夜祭も出ないの?」
「花火やらダンスまでやってくと遅くなっちゃうけど、ヤグラに火がつくまでは見てったら?」
「毎年演出がんばってて見るの楽しかった覚えあるよ」
弓道部が火矢打つとか、ミスミスター西浦がカップルの真似して点火とか、毎年なかなか点かないとか、
高校時代を思い出し笑いしながら語るモモカンに、
花井「いやなんか、監督が学生だったの想像できないというか……」
「でも何年か前高校生で、野球部員だったんスよね」
「それで、選手の人が」
しばしの間。
花井「………。一人、だけだったって聞きました。それでも今みたいに、
甲子園、目指してたんですか」
おお~!
モモカンの元彼(?)のことが気になって気になって仕方なかったもんねぇ。
モモカン「いや。目指してなかったよ」
花井くん、きょとんw
モモカン「というか、目指すとこじゃなかったよね。軟式だったから」
そうですね。軟式の高校野球全国大会は、
明石公園第一野球場(2011年7月から「明石トーカロ球場」)で行われるので、
軟式の野球部員にとって合言葉は「目指せ甲子園!」ではなく「目指せ明石!」なのかな?
でもそれ以前に、モモカンが高校生の頃は、
県内の軟式野球部がどんどん減ってゆき、西浦も下の代の部員が一人も入らなかった。
モモカン3年の春、野球経験者のリストをもらって新入生勧誘に回る
→新入生はみんな「硬式なら入ります」と言う
→歴代の先輩と大ゲンカした末に、硬式に登録し直した
→結局、誰も入らなかったし、モモカン達は最後の公式戦出られなかった
という具体的な経緯がモモカンの口から語られました。
花井「そ、そーなんスか」
「はっやっ、そ、そうですか!」
モモカン「何? 変な言い直し」
明らかに挙動不審だからモモカンにツッコミ入れられちゃったww
モモカンの過去を知らない、ってフリしてるつもりなんだもんね、花井くんw
花井(きっかけは多分、そのこと だ。
動機も、その人かもしれない。
それでも)
花井「じゃあ監督も、今、はじめて、甲子園優勝目指してんスか?」
モモカン「そういうこと」
花井(これは、オレたちの目標だ!)
嬉しくなっちゃった花井くん、後ろを向いて、口元を手で隠し、咳払いで誤魔化して、クククとほくそ笑みw
(田島も栄口もてきとー言ーやがって。あいつらには話しちゃおっかなー)
モモカン「志賀先生に聞いた?」
花井くん、ザッと頭から水を被ったように顔面蒼白ww
バwレwバwレwwww まったく花井くんは嘘をつくのが下手だね(笑)。
モモカンは「気ィつかってくれてありがとう」「そのうち花井君からみんなに伝えておいて」
とさっぱりした笑顔、そして、締めるばかりじゃだめ、「ファイヤーストーム見ていきなさい」。
……えーっと、そもそも花井くんが甲子園優勝を目標にしたのって、
「自分の可能性、めいっぱいまで使ってみたいなら、目標はでかすぎないとだめだ!」
って決心したからじゃなかったっけ^^;?
先月号で、甲子園優勝はモモカンと元彼の共通の夢だったのかな? と疑念が湧いたら、
「なんか…ひっかかんだよ」とモヤモヤして、不満げで。
モモカンが甲子園優勝を目指すのは「はじめて」と知ったら、嬉しくなっちゃって、
「これはオレたちの目標だ!」とヤル気蘇って張り切っちゃってますが。
元の決心にいつの間にか、女(モモカン)絡みの動機も加わっちゃったのかな^^;?
まぁ、健全な男子高校生らしい思考回路とも言えますが。
それにしても、どうして男のヒトって「はじめて」に拘るんだろーなー(苦笑)。
「はじめて」だろうが「元彼との共通の夢」だろうが、
今、現役高校球児の、あなた達と一緒に、甲子園優勝を目指す!
というモモカンの意気込みに、なんら質的な違いはないだろうに。
花井くんの「甲子園優勝」という目標だって、変わらないはず。
でも、「フシメフシメでイロイロ思い出してたんかなァ」とか、
モモカンが元彼の影を追ってるんじゃないかと花井くんは気になってたのかな?
「田島と栄口には話しちゃおっかなー」と花井くんは浮かれてましたが、
もしホントに「おい、モモカンの”甲子園優勝”って目標、オレらが”はじめて”だってよ!
もう一人の部員との共通の夢じゃなかったんだよ、やっぱりな~♪」とか言ったら、
「ふ~ん」「でも、その人と特別な仲ってのは、否定も肯定もしてないんでしょ」「彼女だったって、ありえんじゃね?」
とか返されて、またズ――――ンと落ち込んだりしそう(苦笑)。
●後夜祭の第一の見せ場、ファイヤーストームの点火。
今年は、化学部が風力で点火ロボを動かす催し……だけど、
化学部員4~5名がうちわでハタハタ→扇風機を回す→点火ロボがヤグラまで動く
とゆー、風力つー以前に人力による動力(笑)。
なかなか点かないファイヤーストームを、野球部員11名は横一列で並んで見つめながら。
謎だった野球部員が亡くなっていたことがみんなに報告されました。
この後、久喜のバッティングセンターには行ったのかな?
もう結構夜だったけど。
久喜といえば、聖地「鷲宮神社」!
バッセン行ったついでに、鷲宮神社まで足を伸ばして、
絵馬に「らき☆すた」の絵を描き込んで「甲子園優勝!」って願掛けすればいいよ♪←
●秋大1回戦当日。浦和市営球場。
ここは、崎玉vs岩槻西戦の(9巻で西浦が試合観戦に来た)球場ですね。
西浦高校から南へ歩いて35分ぐらいの、近場の球場です。
西浦ナインは、自転車で球場到着。
駐輪しているところへ、武蔵野第一高校硬式野球部のロゴが入ったバンが到着。
榛名さんはバンを降りてすぐ、三橋くんに気づいて左手を小さく上げて「ヨ」と挨拶。
その後ろの秋丸くんは「?」と不思議顔。
三橋くんは真っ赤になって「はっ、あいさつ!!」と腰から90度の礼w
ゾロゾロ球場入りする榛名一行を見つめる西浦ナイン達。
紅潮した顔をぱっと上げた三橋くん(榛名さん、いい人!
今日はいい勝負して、オレ達が、勝つ!)
うおおお! 闘う男の顔してますよ~vvv カッチョイーな♪
今月号は以上!
●その見開き左側のページに、「日めくり名場面カレンダー」の広告。
過去にも度々お伝えしてきましたが、
予約締切は、2012年1月10日! あと17日!
「完全受注生産品! 予約しないと手に入りません!! 今すぐご予約ください!!!」
とアオリも入ってますw
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●さて、漫画本編最後のページ、一番下の一行予告には、
「西浦の秋季大会第1戦め、次号プレイボール!!」
いよいよ来月号から、待ちに待った西浦の公式戦が見られますよ~vvv
しかも、ひっさしぶり(それこそ、アフタ誌上では2007年夏以来の4年半ぶり!)に、
阿部くんが捕手で、三橋くんとバッテリーを組む試合が見られます!!
しかも対戦相手は、あの榛名率いる武蔵野第一高校。
いったいどんな試合展開になるのか、ワックワクします~♪♪
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