
好事(こうじ)魔(ま)多(おお)し
物事がうまく進んでいる時ほど、意外なところに落とし穴があるという事。
(ウィクショナリー日本語版より)
東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手(マー君)が、
車の運転をしていて人身事故を起こしたそうです。
◆マー君が人身事故…女性はね腰椎にひび(デイリースポーツ12月16日付)
14日午前11時50分頃、Kスタ宮城へ自主トレに向かうため自家用車を運転中、
Kスタの関係者出入り口から徒歩2分ほどの信号のない交差点で、
50代女性の運転する自転車と衝突。
女性は転倒し、腰椎にヒビが入るケガを負って入院、手術となりました。
マー君はその場ですぐに警察や球団に連絡。
マー君の車には少々の破損はあったものの、本人にケガはなし。
事故が起きた際、携帯電話の使用やよそ見といった不注意はなかったそうです。
自転車側に一時停止標識があったという一部報道もありますが、
双方に過失があったかもしれないですね。
楽天球団側は、田中投手に3ヶ月間の自家用車の運転禁止という処分を下しました。
球団を通じたマー君のコメント。
「今回の事故について、相手の方に大変申し訳なく思っており、反省しております。
1日も早いご回復をお祈りしております」
事故当日に被害者ご本人と家族に謝罪し、
翌日の今日は仙台市内の病院に入院中の女性を見舞ったとのこと。
このニュースを知って、真っ先に私の脳裏に浮かんだのは、
「好事魔多し」ということわざでした。
いや~……自転車に乗っていた女性も、マー君も、肝を冷やしたでしょうね。
私も車を運転していて事故を起こしたことは何度かありますが、
ほとんどが制止物に擦った自損事故で、人身事故は未だに経験したことがないです。
でも、自損事故でも心臓がバクバクして冷や汗をかいたことを思い出します。
相手方の車と接触した事故が1度だけありましたが、
相手方のおじさまに、10:0でお前が悪いと語気が荒く息巻かれたり、
交番に行って現場検証してもらって事故証明証を出してもらったり、
保険会社の担当者が家に来て、事故状況を聞き取り調査し、過失割合を調べられたりと、
自分では「冷静に、冷静に」と念じながら落ち着いて対応しているつもりでも、
「事故」という突然起こった非日常に、ものすごく緊張していたっけなぁ。
マー君は初めての自動車事故で、しかも相手方がケガをして、さぞや慌てたことでしょうね。
でも冷静・迅速に対応をしていて、まだ若いのにすごいな。
相手女性のケガが1日でも早く完治することをお祈りしております。
今シーズンは過去最高の成績で、オフになって数々の表彰と晴れの舞台が続きましたが、
「好事魔多し」ということわざを胸に、
マー君には改めて気を引き締めていただければと思います。
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