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2011_11
18
(Fri)23:59

更けゆく秋の夜





更け行く秋の夜(よ) 旅の空の
わびしき思いに 一人悩む
こいしや故郷(ふるさと) 懐かし父母(ちちはは)
夢路にたどるは 故郷(さと)の家路
            (訳:犬童球渓「旅愁」)

テレビでNHK教育をつけていたら、この曲が流れてきて、
思わず一緒に口ずさんでしまいました。
たしか小学校の音楽で習ったような。
何十年ぶりで歌ったのに、歌詞をそらで覚えていたので、
雀百まで踊り忘れずだなぁ、なんて思ってみたり。
こういった近代古文調とでも申しますか、
古めかしい歌詞の文部省唱歌が、当時から大好きでした。



この「旅愁」の原曲は、
アメリカの「Dreaming of Home and Mother」(家と母を夢見て)という曲で、
日本の詩人・犬童球渓が明治40年(1907年)に訳詞をした翻訳唱歌だそうです。
犬童球渓は、故郷の熊本県から遠く離れて、音楽教師として各地を転々とし、
自分の心情と重ね合わせながらこの訳詞を作ったそうです。
アメリカでは既に忘れ去られた曲らしいですが、
この哀愁漂うメロディラインと、郷愁溢れる歌詞が、
日本人の気質にあったのでしょうか。

「故郷に帰りたい」と歌う曲は、
昔から日本で親しまれた名曲に意外と多いな、とふと思いました。
徒然に今思いつくだけでも、
「椰子の実」


「流浪の民」(こちらはシューマン作曲の外国曲ですが)

この曲も、学生時代に友人有志7~8名と集まって練習して、
ちょっとした出し物で歌ったっけ。
「なれし故郷を放たれて 夢に楽土求めたり」
のソロが懐かしい。

そして、今年は様々な人が、万感の思いを込めて、度々歌ったであろう「故郷」。

少しでも早く、被災された方々が「懐かしの我が家」に安心して帰れる日が来てほしい、としみじみ思う秋の夜。
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C.O.M.M.E.N.T

歌の話には思わず乗ってしまいます(^^♪

「旅愁」・・・アメリカのメロディーなのにこんなにすんなりと私たちの心情へ入ってくる、不思議な歌ですね。
私も唱歌や文語調の日本歌曲などが大好きです。

「流浪の民」!!わたしのソロパートは「松明赤く照り渡る~」でした(笑)
曲の底には旅から旅への悲哀が流れているのに、訳詩の雰囲気はあくまでもドライに徹している感じがイイなぁ、と。(文語調だからそう感じるのかも、ですね)

私の中では「故郷を離るる歌」(ドイツ民謡・日本語訳は吉丸一昌)がじわーんときます。
やはり日本人にとって慣れ親しんだ山川の風景と離れるのはやはりとても寂しいものなんだなぁ、と改めて思えます。そして3回も出てくる「さらば故郷(3回目は「故郷さらば」)」に必死の思いで決別している様子が見えてまた涙が出てくるのです。

当地からは想像もできない北国の冬。
みなさんが少しでも暖かく心安らかに年越しできますことを祈らずにはいられません。

2011/12/09 (Fri) 11:36 | ちるちる #iedmesOg | URL | 編集 | 返信

いい曲ですよね

ちるちるさん、いらっしゃいませv

>わたしのソロパートは「松明赤く照り渡る~」でした(笑)
おお、アルトだったのですねvv

>訳詩の雰囲気はあくまでもドライに徹している感じがイイなぁ、と。
私はなぜか、文語調の歌詞からは、
情緒豊かな感受性というか、ウェットな雰囲気を感じるんですよねぇ。
感じ方は人それぞれなのかもしれないですねvv
それがまた日本語の奥深さで、大好きです♪

>「故郷を離るる歌」
実は、私はあまり聞き馴染みのない曲だったので、
さっそくググって聴いてきました。
「さらば故郷」のフレーズの繰り返しに、目頭が熱くなってしまいました……。
素敵な曲をお教えくださり、ありがとうございます。

2011/12/20 (Tue) 18:55 | 杏月 #- | URL | 編集 | 返信

12/21に拍手からコメントを下さった方

>ブログのタイトルを見ただけでメロディが浮かぶなんて
ホントに仰るとおり「雀百まで」ですよね~vv
小学生の頃なんて、文部省唱歌の小難しげな文語調の歌詞は、
半分ぐらいしか意味を理解できていなかったと思うんですが、
なぜか歳をとっても忘れることなく、折に触れ思い浮かびます。

>歳を重ねて読む歌詞は、童謡として唄った頃とはまったく違う
歌詞の意味やそこに描かれた情景を、
自分の実体験を重ね合わせて味わうことができるからでしょうか。
また10年後、20年後に口ずさんだ折りには、
さらにもっと深い感慨が込み上げるのかもしれませんね。

奥深いコメントをどうもありがとうございました!

2011/12/22 (Thu) 23:17 | 杏月 #- | URL | 編集 | 返信

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