2011_10
02
(Sun)23:59

朝顔




なんと。
神無月初旬のこの季節に、我が家の朝顔が可憐な花を咲かせました!

諸事情により、今年は朝顔の種を蒔くのが非常に遅くなったため、
成長も遅く、9月になってようやく花が終わり、種をつけました。
なかでも、この鉢が一番伸び悩んで遅かったので、
すっかり朝晩寒くなったことだしと鉢を家の中に入れ、
ガラス越しに日光をたっぷり当てていたところ、
最後に可愛らしい花を見せてくれました。

まさかこの時期に朝顔の花が見られるとはなあ。
愛おしさもひとしおですな。

余談ながら、「朝顔」は夏ではなくて、実は秋の季語だそうですね。
最後に、朝顔の有名な句を。

朝顔に 釣瓶取られて もらひ水   (加賀千代女)
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C.O.M.M.E.N.T

10/13に拍手からコメントを下さったC様

C様のおうちの朝顔も、9月下旬まで咲いていたのですかi-189
なんだか夏の日差しの名残りのようで、愛おしさが増しますよね♪

千代女のこの句は、女性らしい心根の優しさと申しますか、
花を擬人化して慈しむ目線に、同じ女として共感しますよね。

でも、かの正岡子規は、この句を「趣向俗極まりて蛇足なり」とバッサリ言いきったそうですよ。
つまり、「朝顔を思いやるヤサシイワタシ」的な曖昧な情緒表現を排し、
俳句とは事物の実相を邪念のない心で「写生」すべき、と主張したとか。
http://www1.odn.ne.jp/~cas67510/haiku/shikihaikunoshinka.html
そのストイックな子規の考え方もまた、私は嫌いではないですね。

それでも、朝の忙しない井戸端で、朝顔にすら思いやりをもって接する、
そんな他者への優しさ・心の余裕をいつも持っていたいものだと憧れます。

2011/10/18 (Tue) 12:30 | 杏月 #- | URL | 編集 | 返信

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